'23-'24シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第26節(ダルムシュタットvsバイエルン)
Guten Tag!!!
我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。
今節はダルムシュタット(SVD)のホーム、
メルク・シュタディオン・アム・ベーレンファルターに乗り込んで対戦。
試合はバイエルンがアウェイながら5-2でダルムシュタットを破り、
何とか首位レバークーゼンとの勝ち点差を維持することができました
※試合は現地時間3/16(土)に開催されました。
バイエルンの欠場者は以下の通りです。
■ブナ・サール(ケガ)
■キングスレー・コマン(ケガ)
■ヌサイル・マズラウィ(ケガ)
さて試合の方ですが、
引き続き、逆転優勝の為にはもはや1点も勝ち点を落とすことは許されない
バイエルンが立ち上がりからボール支配率を高め巧みなパス&ムーヴにより
ダルムシュタット陣内へ侵攻し守備の綻びを探りつつ相手を自陣内に
追いやっての攻撃を試みます。
前半7分には右サイドに相手守備陣を引きつけると左サイドに大きく展開、
ゲレイロからケイン、ケインからムシアラへパスが渡ると中央部でPA内に
侵入したムシアラが密集地帯を巧みなダブルタッチでの脱出を試み、
右サイドにフリーのキミヒがいるのを見つけるとパスを送り、
キミヒがやや角度の厳しいところからシュートを放ちますが、
GKシューエンがブロックしてバイエルンは先制のチャンスを逃します。
バイエルンは更に前半11分、後方でゴレツカがボールを持つとそこで
ミュラーが中央部で相手DFライン裏へ飛び出し、そこにゴレツカからの
ロングパスが飛んでくるとPA内に侵入したミュラーをホラントが
プッシングして姿勢を崩したミュラーとGKシューエンが接触したことで
シューエンがボールを落としたところにミュラーが後方から上がってきた
ケインへラストパスを送ってケインのシュートはゴールへ収まりますが、
ここは何故かミュラーがファウルを取られたことでここでもバイエルンの
先制とはなりませんでした。
一方序盤は押されがちだったホームのダルムシュタットは前半16分、
バイエルンのプレスを巧みにかわすワンタッチパスで効率良くボールを
前に運ぶと右サイド深くを侵攻したヴィーレムソンがダイアーと対峙するも
何とか中央部へクロスを送ると、ケンペを経由してPA外ながらフリーの
ホンサクへパスが渡り、左足で強烈なシュートを放ちますが、ここは守護神
ノイアーが左手だけでボールを弾き出し、相手のチャンスは潰えます。
一瞬のスキを突かれたバイエルン守備陣ではありましたが、
その後ダルムシュタットのクラーラーが負傷して治療に幾らか時間を
費やして若干中断状態から復帰した直後の前半28分、ダルムシュタットは
GKシューエンからのロングボールを一度はヴィーレムソンと競り合いながら
ダイアーが頭で返しますが、こぼれ球を拾ったホンサクが中央部を巧みな
ステップでバイエルン守備陣をかわしながらドリブルでPA内へ侵入すると
左HSでフリーのシュカルケへラストパス。
そしてシュカルケがパスに合わせながら右足で放ったシュートは
バイエルンゴールへ収まり、押し気味のバイエルンを尻目にホームの
ダルムシュタットが0-1と先制。
下位クラブ相手にまさかの先制を許しちゃったバイエルンですが前半36分、
自陣左HSでゴレツカからのパスを受けたパヴロヴィッチが前にスペースが
あった為、ドリブルを開始するとユストヴァン、更にはマークの受け渡しで
今度はヴィーレムソンからの追撃を受けるもチャージに怯まずそのまま
PA内まで侵入しエンドライン際からマイナスのクロスをゴール前へ送ります。
これをケインが叩いたところにフリーで待っていたムシアラが左足で
ダイレクトに沈めて1-1とバイエルンが早いタイミングで同点に追いつきます。
バイエルンは更に前半A/T、ダルムシュタット陣内右サイドでの組み立てから、
タッチライン際でフリーだったキミヒがパスを受けボールを持ち上がると、
対峙したホンサクを切り返してかわすもボールがエンドラインを割りそうな
ところをギリギリで拾ってゴール前へクロスを送ると、これをケインが
巧みなポジショニングでマーカーのクラーラーの前に出てくると
ヘディングシュートで沈めて2-1とバイエルンが前半だけで逆転します。
そんなこんなで前半はバイエルンリードで終了します。
後半へ続く…。
さて後半。
立ち上がりからバイエルンが前半からの試合の主導権を握ったまま展開
されるていう流れではありましたが、開始から5分も経たずに前半にも
負傷して治療を受けたクラーラーがやはりプレー続行不可ていうことになり、
ツィマーマンと交代を余儀なくされます。
選手の負傷ていう意味では後半9分、ダルムシュタットの自陣からのロング
ボールに対してヴィーレムソンとジャンプして競り合ったパヴロヴィッチが
そのまま地面に倒れ…どぅやらジャンプしてヴィーレムソンと競り合った
際に左目の瞼を負傷してしまったようで治療に入った後、
ライマーがパヴロヴィッチと交代で出場します。
両チームともに負傷者を出してしまい、やや気分の下がる展開では
ありましたが後半19分、バイエルンが自陣右サイドからキミヒの縦パスで
ダルムシュタット陣内へ侵攻すると、相手守備陣のプレスにより一旦は
スローインとなりますが、ミュラーが入れたスローインに対してムシアラが
PA内に侵入してこれを受けると、独力でドリブル突破を試みると巧みな
ステップで相手守備陣のチャージをかわし、ゴール前まで達したところで
左足のシュートを放ち、GKシューエンが一旦は身体に当てるもボールは
ゴールに収まり、3-1とバイエルンがリードを広げます。
ムシアラはこれで本日ドッペルパックとなります。
ダルムシュタットもこの数分後にバイエルン陣内のPA外ながらもパスを
受けたヴィーレムソンがドリブルから左足で危険なシュートを放つも
これは枠外となりますが、この日のダルムシュタットの攻撃なかなかに
鋭いところがあり、バイエルン守備陣としても油断できないところであります。
そんな折にバイエルンはザネに代えてマティス・テル、ミュラーに代えて
ニャブリ、更にゲレイロに代えてデイヴィスを投入します。
これに併せてダルムシュタットもホンサクに代えてザイデル、ホラントに
代えてザイデルを投入します。
そしてその交代で入ったばかりのバイエルンのニャブリが大きな仕事を
やってのけます。
後半29分、自陣左サイドでゴレツカがボールを持つと、相手の中盤と
DFライン間のギャップでゴレツカからの縦パスを受けたムシアラが
ダイアゴナルにドリブルを仕掛けて相手のラインを下げさせると、
イシャウッドとカリッチの間を通すスルーパスを出し、このスペースに
大外からフリーで上がってきたニャブリが飛び出してきたところで
左足でシュートを放ち、これがゴールとなり4-1とほぼほぼバイエルンの
勝利は決定的と考えてイイほどに更にリードを広げます。
終盤に入ってバイエルンにアクシデントが発生。
後半33分にムシアラが左サイドからPA内に侵入しループシュートを
放つもこれはクロスバーの上を外れていきますが、こぼれ球に?詰めに
入っていたケインが体勢を崩して?ポストに左足が激突して治療の為に
一旦退場します。
その間にダルムシュタットはフラニッチに代えてギャスラ、
更にシュカルケに代えてポルターを投入します。
その後、ケインも結局退場してチュポ=モティングと交代となります。
この日は選手の治療等でだいぶロスした時間が長く、A/Tが8分も設け
られるもバイエルンが下位クラブのダルムシュタットに対して容赦なく
攻撃を仕掛けると、左サイド、タッチライン際でHSのムシアラにパスを
出したテルがそのままフリーランからPA内へ侵入、そしてムシアラは
ループパスでテルへの供給を試みるとエンドライン際でパスを受けた
テルがゴール前にクロスを送ると、これをチュポ=モティングが
胸トラップしたボールにテルが飛び込んでシュートを放ち、
5-1とバイエルンが更にリードを広げましたが、
諦めないダルムシュタットはその2分後、バイエルン陣内へ侵攻すると
左サイドでスローインからパスを受けたポルターがザイデルとの
ワンツーでスペースへ抜け出るとゴール前へクロスを送り、
これにヴィーレムソンが左足で合わせてゴールを決め、
5-2と一矢報いるかたちで得点しますがやはり点差はそれ以上に大きく、
バイエルンが勝って代表ウィーク前に納得のいく結果を
出すことができました。
戦績:19勝3分4敗(勝ち点:60)
得点:78/失点:31
順位:2位
ゴール
▼バイエルン
前半36分:ムシアラ
前半45(+1)分:ケイン
後半19分:ムシアラ
後半29分:ニャブリ
後半45(+3)分:マティス・テル
▼ダルムシュタット
前半28分:シュカルケ
後半45(+5)分:ヴィーレムソン
■出場メンバー
◯バイエルン
GK:ノイアー
DF:キミヒ、デ・リフト、ダイアー、ラファエル・ゲレイロ
CMF:パヴロヴィッチ、ゴレツカ
OMF:ザネ、ミュラー、ムシアラ
FW:ケイン
▽交代
パヴロヴィッチ→ライマー、ザネ→マティス・テル、ミュラー→ニャブリ、ゲレイロ→デイヴィス、ケイン→チュポ=モティング
イエローカード:
監督:トーマス・トゥヘル
○ダルムシュタット
GK:シューエン
DF:J・ミュラー、クラーラー、イシャウッド、ホラント
MF:ユストヴァン、ケンペ、フラニッチ、ホンサク
FW:ヴィーレムソン、シュカルケ
▽交代
クラーラー→ツィマーマン、ホンサク→ザイデル、ホラント→カリッチ、フラニッチ→ギャスラ、シュカルケ→ポルター
監督:トルステン・リーバークネヒト
では、Tschuess!!!(V)o\o(V)
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