'24-'25 チャンピオンズリーグ リーグフェーズ第6節(シャフタルvsバイエルン)


Guten Tag!!!

我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

'24-'25シーズン新フォーマットによるUEFAチャンピオンズリーグ。
先だって8/29に行われた組み合わせ抽選により、リーグフェーズではPSG、
バルセロナ、ベンフィカ、シャフタル・ドネツク、ディナモ・ザグレブ、
フェイエノールト、ブラティスラヴァ、アストンビラとの対戦が
決まったバイエルンは第6節でウクライナのシャフタル・ドネツク(FCSD)と
ゲルゼンキルヘンはアレーナ・アウフ・シャルケにて対戦、試合は相手に
先制されながらも最終的にはバイエルンが5得点して逆転勝ちしました。
※試合は現地時間12/10(火)に開催されました。

バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■スヴェン・ウルライヒ(???)
■伊藤洋輝(ケガ)
■ヨシップ・スタニシッチ(ケガ)
■ジョアン・パリーニャ(ケガ)
■マヌエル・ノイアー(ケガ)
■セルジュ・ニャブリ(ケガ)
■ハリー・ケイン(ケガ)
■アルフォンソ・デイヴィス(ケガ)
■キングスレー・コマン(ケガ)

さて試合の方ですが、
今節はシャフタルのホームゲームとなりますが、ご存知の通り
現在ウクライナでは戦争中の為試合が開催できず、代替開催地として
シャルケ04のホームスタジアムであるヴェルティンス・アレーナにて
開催されることになりました。
その為バイエルンにとってアウェイ感はあまりないかもしれませんが、
シャフタルとはある程度の実力差もある為か、立ち上がりから
シャフタルがボールをキープするもバイエルンが相変わらず
アグレッシヴにハイプレスを仕掛けてパスを繋いでの組み立てを試みる
シャフタル陣内を急襲します。

しかし前半5分、シャフタルは自陣ゴール前からのビルドアップにて
リズニクからパスを受けた右のボンダルから前線にロングボールが
送られると、これをシカン?がムシアラと競り合いながらも足元に収め、
右サイドのズブコフに渡すと、これをズブコフがウパメカノのチャージを
受けながらも巧みにボールキープに成功してバイエルン陣内へ侵入すると、
左サイドをフリーで上がってきたケビンへスルーパスを送ります。
これを受けたケビンがドリブルでPA内へ侵入すると、マークに入った
キム・ミンジェを巧みにかわして右足で巻いたシュートを放ちます。
これがGKペレッツのブロックをかわしてゴールに収まり、
ホームチームのシャフタルが0-1と先制します。

アウェイとはいへ格下相手に先制を許したバイエルンですが、
時間が経つにつれ徐々に落ち着きを取り戻し、マイボールとする時間帯が
比較的長くなり最終ラインのウパメカノやキム・ミンジェがシャフタル
陣内まで侵入して試合を組み立てると前半11分、
シャフタル陣内右サイドで相手にボールを奪われたものの、ゴレツカ?の
タックルで奪い返すとこぼれ球を拾ったゲレイロからミュラーへ縦パスが
入り、これをミュラーが右ハーフスペースでPA内へ飛び出したオリーセへ
スルーパスを送るもグラムのタックルを受けてパスを受け取れず…
しかし、サポートに上がってきていたライマーがこぼれ球を拾って
フリーで右足で放ったシュートがシャフタルゴールに突き刺さり、
バイエルンが早い時間帯で1-1の同点に追いつきます。

ハリー・ケインと守護神ノイアーていふ…後ろと前の要を含め、
主力に負傷離脱者続出のバイエルンですが、中盤以降はバイエルンが
暖機運転が終わったのか、通常運転が始まった感じで巧みなパス&ムーヴを
駆使して相手をボール支配率で上回り、時折シャフタルにインターセプトされ
自陣まで攻め込まれるシーンはあるものの、危険なシュートを打たれること
なくほぼほぼハーフコートゲームを展開してシャフタルを自陣に押し込みます。
ただ、シャフタルも一時6人を最終ラインに配して自陣ゴール前をガッツリ
固め、更には左右のスペースも埋めてバイエルンに決定機を作らせる
スペースを与えません。
そして完全に押され気味ながら反撃の機会を伺っていたシャフタルは
前半44分、自陣右サイドでキム・ミンジェにインターセプトされるも、
その後ゲレイロのパスをカットすると一気に逆サイドでフリーのケビンに
向けて展開します。
この時バイエルンの最終ラインもシャフタル陣内に入っていた為、
オフサイドは関係なくスルーパスを受けたケビンがバイエルン陣内を
ドリブルで持ち上がります。バイエルンも追走したライマーとミンジェが
PA内に入ってようやく追いつきますが、ケビンはライマーのチャージを
かわして中央部をフリーで上がってきたスダコフに向けてラストパスを
送りますが、これをダイレクトに右足で合わせたスダコフのシュートは
残念ながらファーポストを更に右に外れてしまい、
決定機を逃してしまいます。

逆に大ピンチで救われた側のバイエルンは前半45分、
シャフタルの自陣ゴール前からのビルドアップでゴメスの持ち上がりに
ミュラーがプレスを仕掛け、仕方なくパスで逃れるしかなかったところを
ザネが巧みにカットすると、こぼれ球を拾ったムシアラがブロックの
整っていないシャフタルを尻目にドリブルでPAへ侵入して相手守備陣を
引きつけると、右ハーフスペースをフリーで上がってきたミュラーに
ラストパスを送り、これをミュラーが左足でランニングシュートを放って
ゴールを決め、前半終了間際にバイエルンが2-1と勝ち越しに成功します。
そんなこんなで前半はバイエルンリードで終了。
後半へ続く…。

さて後半。
シャフタルはシカンに代えてトラオレ、そしてゴメスに代えてクリスキウを
投入し、バイエルンに対して攻勢を仕掛けると後半3分にはCKを得て、
こぼれ球を拾ったトラオレがシュートを放ちますが、これはゴレツカが
ゴール前で頭でボールを枠外へ逸らし、また連続で得た2回目のCKは
ミュラーがシュートブロックに成功し、バイエルンがシャフタルの
得点機を阻みます。

前半同様、立ち上がりのシャフタルの急襲を今度は失点ゼロで守り切った
バイエルン。シャフタルもボール保持が得意なチームではありますが、
パスワークスキルではやはり相手を上回るバイエルンが自分達の
ペースでボールをキープしてシャフタル陣内へ侵攻する時間帯が比較的
増えているようです。
追加点が欲しいバイエルンは中盤を過ぎてCKを得たところで
プレーが切れるとゲレイロに代えてボエ、そしてザネに代えて
マティス・テルを投入します。
そして後半21分、CKからキミヒがゴール前に上げたボールを
ファーサイドでどフリーだったムシアラがダイレクトに右足で
放ったシュートがブロックを試みたGKリズニクの手を弾いて
ゴールに収まり、バイエルンが3-1としたと思ったら、実はこの時
テルがリズニクにチャージをかけていたとしてファウルを取られた為、
バイエルンの追加点とはなりませんでした。

しかしこの2分後の後半23分、バイエルンがセンターサークル内で
シャフタルからインターセプトに成功して相手の守備陣形が整う前に
速攻を仕掛けるも、追いつかれたシャフタル守備陣に度々シュートを
ブロックされてしまいますが、最後に右ハーフスペースでPA外から
ボエがシュートを放った後にグラムがPA内にもかかわらずアフターで
ファウルを犯したとしてバイエルンにPKが与えられます。
これをオリーセがGKリズニクに読まれながらもゴール左隅に決めて、
今度は文句なくバイエルンが3-1とする追加点をGETします。

諦めないシャフタルは終盤に入ってボンダレンコに代えてエギナウド、
そして先制点のケビンに代えてペドリーニョを投入し、
更にズブコフに代えてネヴェルトンを投入します。
これでおそらく攻撃的な布陣でバイエルンゴールを目指し、
PA外からながらペドリーニョが強烈な左足のシュートを放つもここは
バイエルンGKペレッツが枠外へ弾き出し、CKをボンダルが放つもこれは
枠外へそれてシャフタルの得点にはなりませんが、
2点リードしているバイエルンとしても油断ならない時間帯が続きます。

しかしバイエルンは後半42分、シャフタルに対して再び攻勢に出ると
ボールを持ってPA内に侵入したムシアラが倒されるもこれはファウルと
ならず、しばらくピッチに座り込んでいましたが味方が高い位置でボールを
奪い返すとオリーセがPAで待つライマーへパスを送り、ゴール前のムシアラへ
ライマーからのラストパスが送られるも一時はグラムにブロックされるも
ボールを受けたムシアラがシュート体勢に入るとこれにGKリズニクが備え、
さらにグラムがブロックを試みますが、ここでムシアラが冷静にフェイクして
リズニクとグラムの体勢を崩した後で冷静にゴールの空いた左方向へ
確実に決めて4-1とバイエルンがリードを決定的なものにします。
この後バイエルンはミュラーに代えてイブラヒモビッチ、
ライマーに代えて若手のアズヌ、そしてキム・ミンジェに代えて
ダイアーを投入します。

そして後半A/T、この日のバイエルンのゴールラッシュの締めとして
シャフタル陣内でのボールの奪い合いから、最後はトラオレが蹴った
こぼれ球を拾った右ハーフスペースのオリーセがスピード重視でないながら
巧みなリズムでタッチを刻んでドリブルを敢行するとスルスルと
シャフタル守備陣のブロックをかわして気づけばPA内へ侵入しても
なおフリーで持ち込んだところで左足でゴールへ流し込み、
5-1としてシャフタルを粉砕しました。

戦績:4勝2敗(勝ち点:12)
得点:17/失点:8
順位:10位

★ゴール

▼バイエルン

前半11分:ライマー
前半45分:ミュラー
後半25分:オリーセ(PK)
後半42分:ムシアラ
後半45(+3)分:オリーセ

▼シャフタル・ドネツク

前半5分:ケビン

■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ペレッツ
DF:ライマー、ウパメカノ、キム・ミンジェ、ラファエル・ゲレイロ
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:オリーセ、ムシアラ、ザネ
FW:ミュラー

▽交代
ラファエル・ゲレイロ→ボエ、ザネ→マティス・テル、ミュラー→イブラヒモビッチ、ライマー→アズヌ、キム・ミンジェ→ダイアー

イエローカード:ザネ(累積1枚目)、ゴレツカ(累積1枚目)、

監督:ヴァンサン・コンパニ

〇シャフタル・ドネツク

GK:リズニク
DF:コノプリャ、ボンダル、グラム、マトヴィエンコ
CMF:ゴメス
OMF:ズブコフ、ボンダレンコ、スダコフ、ケビン
FW:シカン

▽交代
シカン→トラオレ、ゴメス→クリスキウ、ボンダレンコ→エギナウド、ケビン→ペドリーニョ

監督:マリーノ・プシッチ

では、Tschuess!!!(V)o\o(V)

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