UEFAネーションズリーグ2024/2025 第5節(ドイツvsボスニア・ヘルツェゴビナ)
Guten Tag!!!
我が親愛なるドイツ代表
UEFAネーションズリーグ第5節でバイエルンOBのブラッツォこと
ハサン・サリハミジッチの母国ボスニア・ヘルツェゴビナ(BIH)を
ホームに迎えて対戦、ドイツが大量7得点で大勝しました。
※試合は現地時間11/16(土)に開催されました。
さて試合の方ですが、
BIHのキックオフで始まったものの、開始かわ僅か40秒ほどでボールを奪い
返したドイツがボールをキープして、一度はBIH陣内で相手にボールを奪い
返されるも巧みなハイプレスでムシアラがインターセプトに成功すると、
右サイドで巧みにタッチ数の少ないパス交換で前線へ運ぶと後半2分、
ハヴァーツとクラインディーンストとのワンツーで右サイド深くを
オーヴァーラップしてきたキミヒにパスが渡り、キミヒからゴール前へ
クロスが送られると、クラインディーンストの頭上を超えてその裏を
フリーで上がってきたムシアラがヘディングシュートを決めて
ホームのドイツが1-0と先制します。
立ち上がりの先制劇で試合を優位に進められるドイツは、
(仮に相手に先制されたとしても戦い方は同じだったでしょうが…)
ビルドアップ時は相手のプレスを回避するのに巧みなパス&ムーヴで
ボール支配率を高めつつ、全体のラインを上げながら相手を自陣に
追いやって守備の綻びを探しながら崩しどころを見つける戦いを
進めるスタイルであり、前線で両ワイドに位置取っているように見える
左のムシアラと右のヴィルツは実際サイドにとらわれることなく
縦横無尽に動くことで相手のマークのズレを巧みに生み出しています。
逆にボスニア・ヘルツェゴビナはドイツより多くの時間ボールを
保持するのは難しいと思われる為、タッチ数を少なく、かつ前に
ボールを運ぶ戦い方を考えなければなりませんが、
仮にBIHがボールを保持してもドイツは素早いプレス
バックですぐに奪い返しにくる為、冷静に見てもドイツが押し気味に
試合を進めているのは明白です。
ドイツが立ち上がりに先制して以降、中盤に入ってからはなかなか
ドイツ陣内まで攻め込むことができないボスニア・ヘルツェゴビナですが、
前半19分には思いっきり枠外ではあったものの、PA外ながらラストパスを
受けたデミロヴィッチが最終的にシュートまで漕ぎ着けています。
また、逆にドイツの攻撃に対してはしっかり引いてブロックを作ることで
ドイツにスペースを与えず、決定的なシーンを作らせることはあり
ませんでしたが前半23分、ドイツが自陣からのビルドアップで左サイドの
ミッテルシュテットがボールを持ち上がると、一旦中央のアンドリッヒに
渡して再びハーフスペースでパスを受けると、大外で待っていたヴィルツが
パスを受けるとドリブルでPA内へ侵入、エンドライン際からマイナスの
クロスを上げると、これは混戦から一旦弾き返されますが、
こぼれ球を拾ったアンドリッヒがPA外ながら左足でシュートを放つと
これをクラインディーンストが軽く?右足で触れてシュートの軌道を
変えるとボールはゴール右下隅へ収まり、ドイツが2-0と
ボスニア・ヘルツェゴビナを引き離します。
終盤になるとドイツはムシアラのスルーパスに反応して裏へ飛び出した
ハヴァーツのシュートやPA外からでしたがムシアラが左HSから強烈な
シュートを放つ等ボスニア・ヘルツェゴビナゴールを目指しますが、
これらは残念ながら枠外となってしまい、更にボスニア・ヘルツェゴビナも
巧みなパス&ムーヴを駆使してドイツ陣内へ侵攻すると前半34分、
最終的にGKバウマンの正面ではありましたがオメロヴィッチがシュートを
放って反攻姿勢を見せます。
しかし前半37分、ボスニア・ヘルツェゴビナはゴールキックでGKヴァシリが
ミスキック?となったのか、低いボールが左サイドのハーフウェー付近へ
飛ぶとこれをアンドリッヒが跳ね返し、裏のスペースへ飛び出した
ハヴァーツがパスを受けてドリブルでBIH陣内を持ち上がると、
大外を上がってきたヴィルツに一旦渡してPA内に侵入したところで
ヴィルツからのクロスを受けるとハヴァーツが右足でゴールへ流し込んで
ドイツが3-0と更にボスニア・ヘルツェゴビナを引き離します。
ドイツは前半41分にもPA内でスルーパスを受けたハヴァーツがフリーで
シュートを放つ場面があるも、ここはGKヴァシリが飛び出してシュート
ブロックに成功し、更なる追加点はありませんでしたが、
逆に前半A/T、ドイツ陣内でキミヒのバックパスを巧みに奪い返した
デミロヴィッチがドイツDF陣の追走を受けながら左HSをフリーで
ドイツ陣内を持ち上がると、ゴール前へ上がってきてラストパスを受けた
ギゴヴィッチがGKバウマンと1vs1になり、シュートを放ちますが、
これはバウマンがナイスセーヴを見せてドイツのピンチを救ったところで
前半はドイツが3点リードで終了します。後半へ続く…。
さて後半ですが、ここでもドイツが立ち上がりのチャンスをGETします。
後半5分、BIH陣内左サイドで相手のパスをカットしたアンドリッヒからの
パスを受けたヴィルツがドリブルでバイタルエリアを持ち上がると、
PA手前でブルニッチのファウルを受けFKを得ると、
これを自ら直接、ブレ球シュートでGKヴァシリのブロックもかわして
ゴールへ収めて4-0とドイツが相手の出鼻を挫く追加点をGETします。
後半になってもボール支配率で上回るボスニア・ヘルツェゴビナを
自陣に押し込み、インターセプトされても高い位置からのプレスバックに
よって相手に反撃の機会を与えないドイツは後半12分、
またも相手陣内でパスカットに成功し高い位置から速攻を発動すると
左サイドPA手前でパスを受けたムシアラが彼を追い越してPA内に侵入した
ハヴァーツへのスルーパスを送り、これをハヴァーツがエンドライン際
ながら相手DFのブロックに遭うもすぐに体勢を立て直し、角度のない位置
からシュートを放つもこれはGKヴァシリがブロックしてコースを変えますが、
こぼれ球がファーサイドに流れたところにフリーで待っていたヴィルツが
ゴールへ押し込み、5-0とドイツが更にリード広げます。
そして中盤に差し掛かる頃、ドイツはムシアラに代えてザネ、
ミッテルシュテットに代えてヘンリヒス、ヴィルツに代えてニャブリ、
アンドリッヒに代えてヌメチャを投入します。
一方のボスニア・ヘルツェゴビナも一気に3枚交代にて
タヒロヴィッチに代えてバシッチ、クレノヴィッチに代えてバジュダル、
ギゴヴィッチに代えてバイラクタレビッチを投入します。
ドイツは後半19分にその交代で入ったニャブリからのスルーパスを右サイドで
受けたザネがトップスピードでいきなりシュートを放ちますが、
ここはGKヴァシリのブロックに遭い、ゴールとはなりませんでしたが
その僅か数分後の後半22分、相手のゴールキックを奪い返したドイツは
中盤中央でクラインディーンスト、そして右サイドでハヴァーツが
ボスニア守備陣の頭上を超えるパスで相手のプレスを無効化すると、
中央部をフリーで飛び出したザネへスルーパスを送ってこれを受けたザネが
バリシッチのマークを巧みなステップでかわすと左足でGKヴァシリの
ブロックを弾くシュートを放つとこれがゴールに収まり、
6-0とドイツが更に更にリードを広げます。
しかし、後半27分になるとドイツの攻撃の際にPA内で(ファウルじゃあないが?)
倒されたキミヒが足を負傷したことでコッホとの交代を余儀なくされます。
この後、ボスニア・ヘルツェゴビナもシュニッチに代えて
フセインバシッチを投入します。
そして試合は終盤へ突入し後半34分、相手のハイプレスをかわしながらジワジワを
ラインを上げつつ相手守備陣を左右に揺さぶりながらボールをつなぐと、
バイタルエリアの右サイドでパスを受けたリュディガーが最終ラインとGKの
間にクロスを送ると、ここに飛び込んできたクラインディーンストが
放ったヘディングシュートがゴールに収まり、ドイツが7-0と更に更に、
更にリードを広げます。
ドイツは後半37分にも左サイドでPA内に侵入したザネがゴール前にクロスを
送るもファーサイドに飛び込んできたフリーのニャブリの足には当たらず、
更に遠くからきたグロスが右足でとらえますが、何とニャブリに当たって
ゴールに収まらないていふことがありました。
それでも内容と結果両方でボスニア・ヘルツェゴビナを圧倒したドイツが
快勝でリーグAグループ3首位を快走する結果となりました。
★リーグAグループA3順位
1位:ドイツ(勝ち点:13/4勝1分/得失:14)
2位:オランダ(勝ち点:8/2勝2分1敗/得失:6)
3位:ハンガリー(勝ち点:4/1勝1分2敗/得失:-7)
4位:ボスニア・ヘルツェゴビナ(勝ち点:1/1分4敗/得失:-13)
ゴール
▼ドイツ
前半2分:ムシアラ
前半23分:クラインディーンスト
前半37分:ハヴァーツ
後半5分:ヴィルツ(FK)
後半12分:ヴィルツ
後半21分:ザネ
後半34分:クラインディーンスト
▼ボスニア・ヘルツェゴビナ
ゴールなし
■出場メンバー
◯ドイツ
GK:バウマン
DF:キミヒ、リュディガー、ター、ミッテルシュテット
CMF:アンドリッヒ、グロス
OMF:ヴィルツ、ハヴァーツ、ムシアラ
FW:クラインディーンスト
▽交代
ムシアラ→ザネ、ミッテルシュテット→ヘンリヒス、ヴィルツ→ニャブリ、アンドリッヒ→ヌメチャ、キミヒ→コッホ、
イエローカード:ター(累積2枚目)
監督:ユリアン・ナーゲルスマン
○ボスニア・ヘルツェゴビナ
GK:ヴァシリ
DF:オメロヴィッチ、バリシッチ、ビチャクチッチ、ムハレモヴィッチ、ブルニッチ
MF:ギゴヴィッチ、シュニッチ、タヒロヴィッチ
FW:クレノヴィッチ、デミロヴィッチ
▽交代
タヒロヴィッチ→バシッチ、ギゴヴィッチ→バイラクタレビッチ、クレノヴィッチ→バジュダル、シュニッチ→フセインバシッチ、デミロヴィッチ→ハイラディノヴィッチ
監督:セルゲイ・バルバレス
では、Tschuess!!!(V)o\o(V)