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60からのハイキング:河津桜の三浦海岸へ

03.02.2025 
神奈川県三浦市
京急三浦海岸からスタート

2週間前に三浦海岸に河津桜見がてらのハイキングをしたのだけれど、
河津桜は1分咲き程度だった。そろそろ満開!という話を聞き、
リベンジハイク。
朝9:40品川発の急行に乗って三浦海岸へ。
車内は激混み。一向に人が減らない。
まさか……と思ったら、9割以上が三浦海岸で下車。
駅前の河津桜祭りは、とにかくすごい人で歩けないほど。
やっと駅を抜けて、線路沿いの並木道へ向かう。
ここもすごい人でほぼすし詰め状態。
ところどころで、立ち止まって写真を撮りながら歩く。

駅から1kmほど先の小松が池公園までは、この人混み。そして、狭い入り口から公園に入ろうとする人と出てくる人で歩道は大渋滞。
でもまぁ、ここを抜ければ、あとは人混みはハタとなくなる。
沓形公園を公園の脇を通って三崎口へ。
ここからがハイキングの始まり。

国道沿いをのんびり下りながら、まずは圓徳寺を目指す。
途中はキャベツ畑。そして所々に、三浦大根の集荷場などがある。
圓徳寺の河津桜も見頃。お寺さんからのちょっと先からは海が見える。

三浦海岸といえば、城ヶ島の奇岩が有名だけれど、
圓徳寺を抜けた矢作海岸から和田海水浴場界隈の岩もそれなりに面白い。

苔や波に表れたところは滑りやすい。
水に使って進めないところもあるので、
結局砂浜を歩くことになるのだけれど、この砂浜が湿気ていて重く
地味に足に来る。

あまり人気のないところで、岩にこしかけて、お昼ごはん。
上をとんびが飛び回っている。
鎌倉もそうだけれど、ここはとんびの数が多く、ものを食べていると
上空に集まってくるので要注意。おにぎりなど、持っていると
サッときてとっていってしまったりするらしい。

ここから海岸沿いをさらにいくとソレイユの丘の砂浜に出る。
標識通りに階段を上がっていくと、ソレイユの丘という横須賀市の大きな
公園に出る。キャンピンググラウンドなどもある大型施設。
でも、今回は丘にあがらず、岩場を歩き続けてみた。
目指すは暮浜港。
途中で港方向から来た人に聞いたところでは、
わかりにくいけれど道はあるから、荒崎公園まで行けますよ、とのこと。
崖に近い急斜面も出てくるので、足場を確保しながら岩場を歩く。

港のすぐそばにある細い山道を登り、目の前に表れた急な階段をおりると、

それまでとはちがった白砂の海岸が。
岩の間には大きな洞窟みたいな
穴が所々にあいている。

足場みながら岩伝いに……。後で、軍手すればもっと安心だったと後悔。

岩場もゆっくり見回せば、途中であったハイカーさんのいうとおり、
道はちゃんとあって、ゆっくり歩けるようになっている。
とはいえ、手を使い、足を使い、場合によってはお尻でちょっと滑りおり。
文字通りの全身運動。
荒崎公園について、展望台から海を望み、水のきれいな長井荒井漁港の脇を
抜けて、ソレイユの丘へ。
ここは、遊具施設やキャンプグラウンドの他に、温泉(800円)がある。
ので、一風呂浴びて、ここからバスで三崎口へ戻ることにする。
ソレイユの丘に到着したのは3時15分ごろ。
11時から歩き始めて、お昼休憩、水遊び(?)含めて約4時間の岩場歩き。

ちなみに、ソレイユの丘の温泉は、故障して使えない施設が多かった。
露天の他に、寝湯や腰湯があったけれど、どちらも使えず。
洗い場の蛇口も2つは工事中。
内湯とサウナ、小さな露天。ただ、露天は、熱すぎて、長く入れる状況では
なく、みんなちょっと浸かってあきらめる……かんじ。
お風呂としては、三浦海岸のまほろばの方がいいかな、値段は倍でも。
ただ、まほろばは、3時までに入らないとならないので、ハイキングの後
すべりこむのはなかなか難しい。

温泉入ったら、最後、キャンピンググラウンドまで行って、夕日をみながらビールを飲み、絶景を堪能してハイキング終了。



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佐光紀子
得意技は家事の手抜きと手抜きのためのへりくつ。重曹や酢を使った掃除やエコな生活術のブログやコラムを書いたり、翻訳をしたりの日々です。近刊は長年愛用している椿油の本「椿油のすごい力」(PHP)、「家事のしすぎが日本を滅ぼす」(光文社新書)