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キャロルさんの奇跡講座レッスン #68

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖

キャロルさんの奇跡講座レッスン68
元の講義はこちら→ https://youtu.be/WC2-Ue3_7dU

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皆さん、こんにちは、そして、こんばんは♪

レッスン68まで来ましたね。
ホント、どのレッスンも前のレッスンよりさらに重要で、どんどん良くなっていきますね(笑)!

「愛は不満を抱かない」

さて、不平不満とは何かについて少し復習しておきましょう。

それは、不当な扱いを受けたという感情からくる憤りや恨みのことです。
レッスンには、愛はそのようなことはしない、
愛には、憤りや恨み、あるいは何か悪いことが起きていると認識する可能性はないということを述べています。

だから、愛によって愛のほとばしりとして創造された私たちは、不当な扱いを受けたという考えにしがみつく事は出来ないし、昨日のレッスンのように、誤った自己イメージを経験することはできない、と言っているんですね。

自分が不当な扱いを受けたという不平不満を抱くことは、自分が何者であるかを完全に忘れてしまうことなのだ、と書かれています。そして、それは特に、自分自身を身体として見ることなのです。

そう、この惑星にいる私たちの誰もが、不満を抱いているに違いありません。そもそも、そうやってここにやって来たんですからね。ここにいる誰もが、自分とは主に身体であるかのように振る舞っているわけです。ですから、みんな不満を持っています。


レッスンには、「不満を持つということは、エゴ、つまり、他の何からも誰からも完全に切り離された自分という感覚によって、肉体を死に至らしめることになる」とあります。

おやおや!
私はただ怒って憤慨し、色んな人から被害を受けていると考えることが自分の不利益になるとは思っていなかったわ!

それが(実相の自己ではなく)この世界での自分自身の体験に、心の平穏に、それほどのダメージを与えていたとは思いもよらなかった!

私たちはただ、これがどれほど強力に私たちを阻んでいるのか、全くわかっていなかったんです。

「それはまるで私たちがもはや愛のほとばしりでないかのようだ、自己の源からあなたを切り離すようだ」と書かれていますね。

昨日のレッスンで話したような形容詞が当てはまらないような自分だと思い込んでしまうんですね、そして、そんな良い形容詞のどれもが自分に当てはまらないと考えたら、どんなに悲しく、どんなに恐ろしく、どんなに惨めなことでしょう。

だからレッスンは、
「今、創造主と深く密接に繋がっている自分自身から遮断されているこの自己は、眠り込んでいるか、どこかへ行ってしまったように見え、一方でエゴが目覚めているように見える。」
「あなたは不平不満を抱くだけで、こんな、逆転した思考と混乱に巻き込まれるとことが可能だと考えますか?」と尋ねます。
そして、その答えは「YES」なんです。

今や、私たちを創った愛の創造主は、私たちにとって恐怖の存在となりました。なぜなら、私たちは自分たちが小さな過ちを犯した人間であると考え、神や創造主が同じものであるというストーリーを作り上げることはできないからです。

昔から、神は人を地獄に落とすとか、非常に厳しい裁きをするとか、いろいろなふうに思われてきました。私たちはエゴのイメージに合わせて神を作ったのです。

だからその次に、不満を抱く者は確実に、自分の持つイメージに合わせて神を再定義する、と言っているんですね。

従って、不満を抱えたままでは、平和で静かで美しい人生を送ることはできません。そんな事は、全く不可能です。

そして、「これまでの最初の数段落のすべてを信じるなら、あなたは不満を捨てられると思うか」と問いかけているのです。
もしかするとあなたは、出来ないと思うかもしれません。

しかし、これはモチベーションの問題です!

いくらかずつ不満を手放していき、少しずつ、段々と気分が良くなっていけば、問題なく意欲が湧いてくるでしょう。

というのも、その方が良い生き方だということを、誰もあなたに説得する必要がないほど、すべてが良くなっていくからです。


さて、長いほうの練習では、心の中を探って、あなたが大きな不満を抱いている人たちを見つけます。あなたが本当に我慢ならない相手です。

その人たちは、あなたを裏切り、あなたを非難し、約束を守らなかったり、何らかの理由であなたを解雇しました。

それから、あなたが些細な不満を抱いている人たちがいます。

時間通りに来なかったり、誕生日を覚えていなかったり、何やかやと、あなたが気が狂いそうになる事をします。

こうしてあなたの、いわば「連絡帳」(笑)の中から相手を見つけていきます。

たとえそれが大きなものでなくても、あなたはおそらく、この人達に、何か小さな不満を抱いているはずです。「この人は私からすると、ここがちょっと間違っている」みたいな、小さいポイントで突かれるような人。剣で心臓を貫かれるようなことはないけれど、「あ〜あ、こんなことやめてくれたら」と思うような相手。

そして、自分が恨みを抱いていない人がひとりもいないことに気づけば、このことが自分を完全に孤独にしていることに気づきます。

私が初期の頃、「そう、何かが私を創ったけれど、今は放って置かれて一人なんだ」といつも感じていたように。

「ひとりでやって行かねばならない」、そのような孤独感をどうにかしたいと思い、さまざまな方法を試してきました。そして、いろいろなことを試してみるのですが、何もうまくいきません。
実はこの、不平不満を解消することこそが鍵だったんです。

さて今度は、「自分を不当に扱ったとあなたが思っている人たちを、友人として見る決意をしなさい」と言います。

あなたのエゴが爆発します!

「でも、あの人たちはあんな事をしたのよ!こんな事をしたんだ!私を見捨てた!私の両親は、やるべきことをやらなかった!夫、妻、子供、隣人、国、政治家、あらゆる人達に失望させられた」
と言うでしょう。

そう、あなたは、ほとんどすべての人の悪いところを見ようと固く決意していたのです!

今度はそれと同じくらい、この人たちを私の友人として見ることを決意し、心の中で一人一人のことを思いながら、こう言ってあげてください。

「私はあなたを友人として見たいのです」
「私たちの間に傷けられるようなことはなかった」
「私は、あなたが私のためにここにいるのを見たいのです」
「私は、あなたが私の一部であることを思い出すことができるように、あなたの幸せとあなたに関心を持ちたい」など。

そうすれば、孤独感や断絶感が消えていくはずです。

この練習期間の残りの時間は、完璧な平和と、完璧な安心を感じてください。
あなたを守り、あなたを愛し、あなたを支えてくれる世界の中で、安全があなたを囲み、あなたの上に漂い、持ち上げてくれる、と考えてみてください。

私たちが何よりも望んでいるのは最終的に平安を感じることですね。安全だと感じない限り、平和を感じることはできません。
自分を傷つけるものは何もないと、一瞬でも信じてみようとしましょう。

練習の最後に、このように言います。

「愛は不満を抱かない、そして私は不当な事をされたという間違った考えを捨て去る。なぜなら、それこそが不平不満だからだ。そうすれば、私は、頭だけでなく、経験としてわかるようになる、自分が完全に安全なんだと」

短い練習時間の中では、一日中このことを忘れないようにするのです。
誰かが自分を不当に扱ったとか、自分が相手を不当に扱ったという考えが浮かんだら、ただ「愛は恨みを抱ない」
「エゴに従って、すべての人を敵に回して、自分を裏切りたくはない」
と自分に言い聞かせてください。

エゴは、あなたに敵がいることを望んでいることを忘れないでください。
エゴは対立を好み、勝者対敗者の構図を好むのです。

そして、何度かこう繰り返します。

愛に不満はない。私たちのために定義された美しい自己の真実に目を覚ましたい。
もし私がこの不平を脇に置けば、私はこれを行うことができる、私自身の真実に目覚めることができる。
私たちは、自分自身や他の誰かから不当な扱いを受けたことに固執することが、自分をどれほど狂わせ、悲しみに打ちのめすのか、わかっていなかった。このすべてが本当に無意味なものだったんだ。

この無意味さを見ることで、私はそれをやめて、私が生きるために創られた美しい人生を生きることができるのです。

どうかこれを真剣に受け止めてください。
また明日、ここでお会いしましょう。

バ〜イ♪


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