キャロルさんの奇跡講座レッスン #19
奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖
キャロルさんの奇跡講座レッスン19 元の講義はこちら→ https://youtu.be/ZHHn-UkCW2s
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ハロー皆さん、レッスン19に来ましたよ。
「私の思考の影響/結果を経験するのは、私だけではない」
さて昨日は私が見るという行為のもたらす影響/結果についてお話しました。今回、レッスンではこう言っています。
「みんな!もう気づいた?レッスンでは考えが先に来て、その後に見るという経験があると言う時もあれば、見るのが先で、その後に思考が来ると言う時もあるよね。
どちらが先かは大して問題じゃない。その理由は、実際そのふたつは同時に起こっているからなんだ。原因と結果はいつも、瞬時に同時にぴったり一緒に起こっているんだ」
さてテキストのどこかで「あなたの癒やされていない知覚からすると(つまり基本的に私達全員の知覚のことですが)、思考が先に来るように思えるだろう。私達はそう教わってきた。しかし実際は、それらは同時に起こるのだ」とあります。
テキストでは続けてこの点を強調します。
「この仕事は単独事業ではない。」
きっとあなたはこの概念が気に入らないわね!(笑)だってここには責任が含まれているんだもの。
「私に責任があるんですって?私が自分で自分の面倒も見られないようなあの人たちの責任を取れっていうの?依存症の人だとか、本も読まないような人たちとか(笑)の責任を取らなきゃいけないわけ?私がせっせと重荷を運んでいる間、あいつらはただの給料泥棒じゃないの!」(笑)
これはエゴ中心の考え方ですね。実際はそういうことでは無いのだけど、エゴはそう解釈しますね。
またエゴは、これはプライバシーの侵害だと感じるかもしれないわね。「この人やあの出来事、国がどう仕事を行うべきか等についてどう考えるかは私個人の権利であって、どうこう言われる筋合いは無い」って。
そう、それもエゴの知覚、つまり狂った知覚から生じる考え方ね。
私達の知覚が基本的に狂っていると言うわけは、これからだんだんわかってきますが、基本的にエゴ自体が狂っているので、それが抱く知覚も当然狂っているというわけです。
またこれを考えてみてください、日々の生活の中であなたは自分の発する言葉や顔の表情、声のトーン、身振りなどなら「ある程度」管理できるでしょう。「ある程度」と言ったでしょう? だけどあなたのエネルギー・フィールドは操作することは出来ていないからです(笑)!
あなたがどんな意識の状態にいるとしても、学習と学習棄却の過程のどの位置にいるとしても、人々が感知するのはあなたのエネルギー・フィールドの中にあるものなのです。エネルギーを胡麻化すことはできません。
このように私達は常に共有しあっていて、自分たちが思っているほど何かを個人的に秘密にしておくことは出来ないのです(笑)
よくも悪くもそういうこと!
今日も1日数回、各1分程度、このように繰り返します。
「私が( )について思ったことの影響/結果を体験するのは、私ひとりではない」
目を閉じて行います。そして思考の流れを追っていきます。
「洗濯しないと」と思ったあとに、政治情勢についての考えが浮かぶかもしれません。それから自分の子供について考えだしたり、あらゆる考えが浮かぶでしょう。
その中にはあなたが重要だと思うものもあれば、重要ではないと感じるものもあるかもしれません。
しかし、それらの「序列」は、あなたのエゴが作り出したものです。従ってその考え方は全く的外れです。
浮かんでくる思いに区別をつけずに、重大性のある無しに関係なく、それらに意識を向け、こう繰り返します。
「( )について私が思っていることの影響/結果を被るのは、私ひとりじゃない」
いつかあなたは、この考え方が気にいるようになります。「私だけが( )について考えたことの影響/結果を体験するのではない」という概念に序列がないということは、また同時に「私はひとりで奇跡を体験するのではない」ことに繋がるからです。
あなたはいずれ理解できるようになります。
昨日お話したように、私たちは今はまだパズルのピースを埋めていっている最中ですからね。
だから、何よりもまず練習です!
私たちは皆一心同体であり、究極的にはお互いを助け合っていることに気づくまでの一歩を踏み出していきましょう。
バーイ!