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キャロルさんの奇跡講座レッスン #73

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖

キャロルさんの奇跡講座レッスン73
元の講義はこちら→ https://youtu.be/2YP1Vp_CPvE

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いやはや、今回はキャロルさん独特の言い回しに手こずる箇所いくつもあり、苦労しました。話し言葉を訳するのは、その言葉を発する人のバイブレーションを書き言葉よりも近く受け取ることが出来て楽しいのですが、個性が強いと、たまに疲れますw
何はともあれ、今日も素敵なレッスンをどうぞ。Enjoy!


ハーイ皆さん♪
あなた達とこうしてレッスンが出来ることが、とっても楽しいわ!素晴らしいレッスンが、私たち皆の助けになっていますね。さあ、今日は、

レッスン73
「私は光が現れることを意志する」

さて、これは「私の意志力を使うぞ!」とか、「意図してやろう」という意味ではありません。
「意志する」とは、これが自分のやりたい事、私の選択、私の望んでいることだということ。

「これが私がこれからなりたいものです」なんて言ったら、ちょっとぎこちない感じでしょ?フフフ。だから、コースではよく語調を整えるためにこんなふうな言葉遣いを用いるんですね、「私は光が現れることを意志する」の方が優雅でしょ。
でも、この意味をはっきり理解しましょう。
これは「私は世界に愛と光が現れることを選択する」という意味です。

そしてそれは実際、あなたが神と共有している意志です。そしてこの意志は、エゴの無為な願望とはまったく異なります。レッスン曰く「エゴの無為な願望からは、闇と虚無が生じる」のです。

前にお話した通り、無為な願望とは、「もしかしたら私は神の役割を演じられるかもしれない」「私が『在りて在るもの』に代わって意味付け出来るかもしれない」という願望。全くおかしな考えですね(笑)でも私たちは皆、それを追い求めていたのです。

「エゴの無為の願望が何の力もないのは、それが共有されていないからだ」とレッスンにあります。それは全部「自分だけのこと」なんですから。
神の意志、つまり私たちの意志は、その力の内にある世界のすべての力を有します。世界の中で力を持つだけでなく、その力すべてを持っているのです。なぜならそれは私たち全員が加わるからです。それが共有ということ。
無為の願望は共有できません。だってそれは常に「私だけの物語」ですからね!

さてレッスンはこの点を強調しています。
「日常的に私たちの経験の中で占めている思考は、それがこの世界として現れているという点では、無為ではない」と。
これまで何度も、私たちの心の中にある思考は、私たちの、この三次元世界として現れるとお話してきました。これは暗い世界です。これは苦しみの世界です。

なぜなら、この世界として反映されている私たちの思考は、無意味だから。
エゴの思考は本質的に無意味です。
それらに実体はありません。
実体を持つものは、愛と愛から派生するものです。それだけが創造を可能にします。

そしてレッスンはこう述べています。
「宇宙の中心でありたいと願い、分離を望む不満ばかりの、無為な願望の集合体であるエゴは、私たちの共同制作者だ。私たちは共に今目に見えるこの世界を作り上げている」

神に取って代わり、私自身の小さな王国をどこかに築きたいという願望が、この世界という可能性を生み出し、不満がそれを維持します。

エゴはその食べ物として対立を必要とすると言いましたね。

そして、この物理的世界を構成するあらゆる形態と人物の姿が、「仲買人」「ブローカー」となっています。それらは仲介者であり、私たちの攻撃と罪悪感を取引きします。それがトレーダーのする事ですよね、彼らは一方から買い、もう一方に売り払います。

ですから、不満は罪悪感と交換に取引きされ、私たちはどんどん最悪の気分になり、世界はますます暗くなっていくのです。

そしてこの酷い取引きの中で、私たちの愛と慈しみは失われたように見えます。

しかし、失われてはいません。
私たちは再び見る必要があります。
私たちが作り出したものは、父と子、創造主と被造物の共同制作物ではないし、破滅的で惨めなものを作って人々が殺し合う事態を招くような何かを作るなんて、愛そのものの意志であるはずがありません。

それが神の意志でもなければ私たちの意志でもない事は、はっきりしています。

だから私たちは再び見るために試みようと思います。愛と幸福、そして慈愛が私たちの意志なのだということを。そして、この意志と調和した世界を体験しようと試みます。その世界には光があります。

光と愛、そして理解、慈愛はぜんぶ同じものだと言いましたよね。

光に満ちている世界は、今私たちが作り出している世界よりも遥かに良いものでしょう。そこには神の意志との対立は無いんですから。

そこはまだ形の関わる世界なので、天国とは言えないけれど、闇と罪悪感は消え去ります。

私たちの無為な願望が無くなれば、光が私たちの意志を映し出してくれます。私たちの中にある光を。

世界は常に、私たちの中にあるものを映し出します。ですからもし、私たちが闇に覆われた、惨めな苦しみの世界を見ているとしたら、それは私たちの内にある不満や罪悪感や苦痛の現れであり、それが世界に映し出されているのです。

私が他の人たちを愛し、彼らが安心して大事にされていると感じ、価値があるのだと感じる助けになるなら、それが私の心の中にある光を強め、私の世界に日々、反映されることになります。

私が不満、恨みつらみに執着すればするほど、世界はますます闇を深め、私が手放せば手放すほど、光は私の内から輝き出します。

さあ、私たちは自分の抱える不満が私たちを踏みとどまらせておくことは出来ないと、はっきり知らなければなりません。なぜなら私たちは本当はそんなもの欲しくないんです。ただ、他の選択肢がある事を知らなかっただけなんです。

あなたは苦しみたくないですね。惨めでいたくないですね。飢えていたくないし、拷問されたくも、したくもありませんね。

レッスンはこう言っているんです。
「馬鹿げたエゴの主張など、無視してしまいなさい。それは、これが「結構クール」だと感じているけれど、そんなものは全然、クールじゃない。ある時点で君は知るだろう、悩み苦しみは、幸福になり得ないと。そして、幸福こそ自分が望んでいるものだ、と。」

私たちの意志は、愛し、優しくすることです。救済はその方向の先にあります。
だから、私たちは実際に自分が本当に手に入れたいものがある方向に向かっていきましょう。それが私たちが進んでいきたい旅路です。私たちが今日、行うことにこそ、祝福がもたらされます。私たちが望んでいるのは、家に帰ることだと常に覚えているなら、絶対に成功します。

私のため、皆のためにこの計画を受け入れたい。なぜなら私たちは共有しているから。私たちの意志、そして神の意志は、同じもの。

そして何よりも私は自分が本当は何者なのかを思い出す自由が欲しい。そして本当に私が何を望んでいるのかを思い出す自由が欲しい。

エゴはあなたの道を邪魔することはできません。あなたの意志とは自由になることだと気づき、真実の自己に目覚め、愛を正当な場所に据えるなら、何もそれに対抗出来るものはありません。

これを決意すれば、あなたの邪魔になるものなどありません。だから今、私たちは自信を持って自分たちが望むものを見つけようとしています。それが私たちの意志ですから、自分の意志であり、望むものと望む生き方とが一致するなら、私たちは自由に家に帰れるのです。

さて今日の長い方の練習では、絶対的な確信を持ってこのように始めます。

「神/愛が、私が愛されていると感じるために計画したことは、私が望むものと、ぴったり一致します。邪魔をするものは何もありません。」

これは何かをあなたに押し付けるものでも、異質な考えを押し付けているわけでもありません。あなたはすでに、愛されていると感じ、大切にされることが良いことだと考えていますね。ですから、ここにあるのは創造主と被造物の間にある唯一の目的です。だから、成功しないわけがないのです。

これは素晴らしいニュースです。
ですから、このことを自分に言い聞かせた後、とても注意しながら、自分にこう言ってください。

「光があるようにと、私は意志する」
「私の体験の中に光と愛をもたらしたい。だから、神の意志と私の意志を反映した光と愛と平和と慈愛を、私に見せてください」

そしてこの愛への衝動、この意志を発露させたら、それとの一体感を感じるでしょう。

残りの練習時間ですが、これをじっくり聞いてください。

“put the rest of the practice under Their guidance. Join with Them ad They lead the way.”

〈残りの練習時間は、神と大いなる自己の導きに任せてください。神と大いなるじこに道を先導してもらいながら、彼らとひとつに結ばれてください〉
[訳注:「奇跡講座」の中で、この文章の「大いなる自己」と訳出されている箇所は、英語原文ではThey, Themと表記されている。これは、この引用の前文の”your Self”の代名詞となっている]

この3つの代名詞、TheyとTheyは大文字のTで、圧倒的な愛の存在を表しています。


そして、短い練習時間では、再び、自分が本当に欲しいものを宣言するのです。

「私は光が欲しいと宣言します」
「私は光の方を好む」
「私は光を選びます」
「光がここにあることを望むと宣言します。闇、対立、憎しみ、分離、不幸は私の意志ではありません」

これを一日中、特に何らかの不平不満を抱こうとしたら、繰り返し続けるように。これは、あなたが問題となる不平不満を手放すのを助けてくれるでしょう、それらは邪魔なんですから、隠したり、良い考えだと思ったりしたくおりません。ただそれらを手放したいのです。

今日も練習して、すべてがうまくいくと知りながら、素敵な一日を過ごしてくださいね!

ではまた次回♪



#奇跡講座 #ACIM #奇跡講座ワークブック #奇跡のコース

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