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キャロルさんの奇跡講座レッスン #10

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖

キャロルさんの奇跡講座レッスン10 元の講義はこちら→ A Course In Miracles- Lesson 10 - YouTube

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皆さん!また来てくださってありがとう♡
レッスン10は、「私が考えていることは、何も意味しない」ですね。

これを一つ一つの考え、またはあなたが抱いていると思っている自分の思いに適用します。

なぜあなたの考えていることが何も意味しないのかというと、レッスンによれば、それらはあなたの「真の」思考ではないからです。

後で「真の」思考とは何なのか詳しく見ていきますが、それは常に、愛する気持ちに関係しているんですよ。しかし私たちの思考のほとんどがそうでは無いんですね。

さて、ともかく、それらは真の思考ではなく、あなたには比較のための基準が備わっていないので、自分の考えが本物の思考ではないと判断する手立てがありません(笑)

ここではっきりと区別したいのは、前にこの概念を扱った時は「これらの考え」と言っていたのを、今回は「私の」考えていること、としている点です。前のレッスンではただ浮かんでは過ぎていくランダムな思考を扱いました。今回は私たちはそうした考えの持ち主としての自分の責任をより認識していきます。

「私の考えていることは何も意味もしない」

これは前にも述べてきたように、現時点ではあなたの頭の中は実際、空っぽだということ。その考えには意味がなくて、あなたの外側にあって関係がなく、基本的に頭の中をそうしたものでいっぱいにしている間、私たちは実は本当に考えてはいないということを、レッスンでは強調しているのです。

それらは実際、全く重要ではなく、何の意味もないし、辺りに漂う奇妙なちりや埃のようなものであるということを、私たちが見えるように、レッスンは助けようとしているんです。

そのような埃を、私たちはとっても深刻に受け止めちゃっているんですね。さて、あなたは「なんで私は何の意味もない考えなんてものを持っちゃっているわけ?それはどこからやってきたのよ?」と言うかもしれませんね。

世俗的な観点からすると、私たちはいまだ罪悪感や恐れが関係しているDNAを受け継いでおり、まだ幼い時の私たちの脳は未熟なので、ナノセカンド毎に脳に無差別にダウンロードされる無数の情報を理解することは到底不可能だったから、ということになります。

私たちはこの膨大なごちゃ混ぜの情報を出来うる限り分類して理解しようと努めるのですが、その結果私たちが得るのは、実際には何の意味も持たないモノの寄せ集めなのです。

レッスンは、私たちが普段行なっている思考は全くリアルなものに基づくものではないのだと私たちが理解するのを助けようとしています。なぜならそれは、愛する気持ちに基づいたものではないからだと。レッスンではそこまで言及していませんが(笑)後からその概念に触れることになるので、もうばらしちゃいました(笑)

この実践練習は1日に5回、1分程度行います。レッスンには、「このテーマが、私が今信じている全てのことから解放してくれる」とあります。私が今信じていることは全部、私たちにまだ分別のある考え、つまり真の思考を持つ能力が備わっていなかった頃に抱いた考えに由来しているのです。

これまでと同様、マインドの中を探って、そこにたまたまあるものを見つけます。レッスンが言うように、この奇妙な考えの寄せ集め、良いものも悪いものも、重要なものもそうでないものも、そういった考えがあなたの意識の中をパレードしていくのを眺めます。

そしてやはり区別することなく、こう言います。「あの花についての、これらの考え(複数形)には意味がない」「来週何をしようかと思っているこれらの考え(複数形)には意味がない」それから単数形に絞っていき、「私のto doリストについてのこの考えには意味がない」「誰かが言った/やったことについての、この考えには意味がない」「あることについて私がどんな扱いを受けたかについて私が考えていることには意味がない」

思考が浮かんでくるままに適用しながら、意識はこの事実に焦点を当てます。「これらには何の意味もない。私はそれに縛り付けられなくてもいい。その考えについて心配しなくていいし、何も直す必要もない。ただ自分が「思考」と名付けた活動に囲まれ、巻き込まれてしまっていることに気づくだけでいい。そしてそれは私の「真の」思考では無いと、気づいているだけでいい。

そしてレッスンにはこうあります、「これは、私が今信じ込んでいる全てから私を解放してくれるだろう」

つまりレッスンはあからさまにこう述べているんです、「私はこれから自分のプログラムを書き換えるぞ、自分が今まで当たり前に事実だと思い込んでいたものから解放されるんだ、そうしたら、それに取って代わる他の何かのためのスペースが生まれるだろう」と。

これが、脳の配線の組み替え、プログラムの書き換え、条件づけられたものを見直し、自分を誤った思考から解放し、より正確なものがその後にインストールされるための第一歩です。

OK、今日のレッスンはここまで。
楽しく練習してね!
バーイ♡


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