キャロルさんの奇跡講座レッスン #2
奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の動画を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖
キャロルさんの奇跡講座レッスン2 元の動画はこちら→ https://youtu.be/bIwM2qQ1Vxs
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ハーイ皆さん、キャロル•ハウです。今日もよろしくね。レッスンNo.2を今日は見ていきますよ。
その前に、ひとつ確認しておきたいことがあります。今日のレッスンを1日を通して思い出すために、あなたの手元にワークブックがあることを前提としてこの講義があります。この講義はあなたの練習を手伝うための補助的な解説であり、いずれどこかのタイミングであなたの腑に落ちてくれたら嬉しいと思いますが、それよりもあなたの手を握って励まし、練習を続けてもらうことを意図しています。練習が理解のための土台を作ってくれるのです。
では、行くわよ!
レッスン#2
「見えているあらゆるものに、私にとっての意味を与えたのは私である」
さて、すぐさま頭の中にジャッジメントが飛び込んで来ますね。「そんなのクレイジーだ、何であれモノはモノでしょ、このコンピューターはただのコンピューターで私が何か意味を与えたわけじゃないし、私の腕は腕なりに意味があるし、私が決めたわけじゃない。床に敷いたラグに私が決まった意味を与えたわけじゃない、そもそもラグは床に敷かれるためにあるモノよ」と。
では、そこで立ち止まってレッスンに書かれてあることを指示に従ってよく考えてみましょう。こんなふうに書いてありますね。レッスン#1と同じように、こう言っています。「全く深刻にならずに、気楽にやりなさい」と。
つまり最初は朝ほんの1、2分、夜にまたほんの1、2分だけ行うこと。自分にまったく負担を与えないように。
気楽にリラックスして辺りを見回してごらんなさい。自分の身の回りの手近にあるものにチラッと目を向けてみてください。着ている洋服、机の上のランプ、足元に寄ってきた犬かもしれないし、身の回りにある全てのものです。
それから今度は少し遠くのものに目をやってみてください。もし家の中にいるなら窓の外の様子が見えるかもしれないし、車の中から見えるもの、外で買い物をしているならそこから見えるもの、何でも。
それから今度は後ろを振り向いてそこにあるものにも目を向けてみます。
あらゆるところで目に留まるものに対し、「ふ〜ん、見えているものに自分にとっての意味を与えたのは私なのね」とやってみるんです。その時自分が焦点を当てるものを選り好みしてはいけません。自分の好みのもの、嫌いなもの、高価なもの、伝統的意味合いの強いもの、買ったばかりのものなど、そういったことは考慮しないようにします。色や形や大きさなどに関係なく、自分の視線がたまたま止まったところにあるものに、この考えを当てはめます。
たまたま目に留まったもの、それがこの考えを当てはめる唯一の基準です。
さて、これらのものの形態、あなたがそれらと関わってきた歴史が、あなたの日々の経験を形作っています。私たちはそれらを区別することなく、それらにまつわる感情的な荷物を降ろして、まるで初めて目にするように見てみたいのです。
ただ「私に見えるもの全てに私にとっての意味を与えたのは私なんだ、お隣さんや他の人にとっての意味ではなく、この私が、モノ、人、体について、自分にとっての意味づけを行ったんだ」ということを念頭において見てみるようにするのです。この、「自分にとって」という部分が重要なの。なぜなら、私が経験している私の宇宙は非常に個人的なものだから。
もう一つ留意してもらいたいのは、このレッスンが強い宣言「私が意味を与えた」で始まっているという点です。「もしかしたら私が」とか「時々私が与えた」とか「状況によって私が与えたものもある」なんて言ってません。
そこには単に「私が与えたのだ」とあります。力強い宣言です。
その意図するところは、あなたが見ているものに対する自分の責任と(今はまだ理解できなくて大丈夫)、あなたが持つ力について、自覚を取り戻してもらうことにあります。
最初のレッスンを含めてレッスンの多くが「I =私」から始まりますが、これはエゴの私を指しているのではなく、I AM presence(わたしは在る)としての自己を指しているのです。ここで語っている「わたし」とは、物質的世界を遥かに超えたところにある、本来のパワフルな I AM presence としてのあなたであり、その「私」が「見えているものすべてに私にとっての意味を与えた」と言っているのです。
この、ちょっとした練習をやるだけでいいのです。頭で理解しようとしないで。それで大丈夫。あなたが今や、奇跡講座と呼ばれるこの驚くべき愛に満ちた存在に守られているということだけ、知っておいてくださいね。それはあなたが今いるところ、あなたに必要なこと、そして最終的な結果について知っているのです。安心してゆだねていいのです。
では、またね!