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極感の地、中国東北地方の街ハルビンで食い倒れ週末

こんにちは。ついこの間の話なんですが友達に会って去年中国に行った話を聞いていたら自分も行きたくなって、アルコールとその場の勢いで「今週末の連休中国行こう!」と友達を誘ったところ「来週なら...」となり、その場でフライトを確保し急遽 10 日後くらいに中国に行くことが決まったので行ってきました。楽しいイベントは直前に決まれば決まるほどいい。スピード感は命。

ハルビン市の夜

中国のどこに行くかというのが問題だったのだが、有給休暇を含めて 2 泊 3 日の日程で良さそうな場所ということで中国の北東に位置する黒竜江省のハルビン(哈爾賓)市に行くことになった。マイナーな場所だが、直通便があってフライトも 3 時間と日本からの旅行先としてはかなりいい場所だ。ただし、冬は超寒くて-30度とかになるらしい。自分たちが行ったときはたまたま暖かい週末で-10度くらいだった。いや決して暖かくはないのだけど。せっかくなら -30度を経験してみたかったのは少し心残りかも。

有名な観光地の聖堂

ハルビンは地理的/歴史的都合上、ロシアの影響が強く確かに建築物や街の景観はあまり中国っぽくなく欧州っぽさがあるというか、まぁそういう感じだった。中国の他の地域に行ったことがないのでわからないが・・・

そんな感じで弾丸であまり事前の計画もなく行き当たりばったりでハルビンへ行き、主に歩いて食べて飲んでを繰り返した旅の記録を振り返りたいと思う。2 泊 3 日で帰りのフライトが午前 8 時だったので、土曜 15 時頃着いてその日の夕方からと翌日丸一日の旅行である。

入国した後の空港の雰囲気なんか好きなんだよね

初日、ホテルに到着するとすでに夕方だったので夕食を求めて街の中心地まで散歩をした。そこで出くわしたデパートのフードコーナー?にまず心を奪われた。名前の分からない中華料理、謎のソーセージ、点心など様々なお店が所狭しと並んでおりどこも繁盛していた。ここでフードを買い込んでホテルで食べるのもいいよな~と思いつつ今回の旅行では胃の容量的に叶わず無念。

デパートフードエリアにて

その後歩いたり、冒頭の聖堂を軽く見たりなどしたあとローカルっぽい中華料理屋さんに入り込んだ。なんか魚がまるごと入った中華鍋、オクラとエリンギの炒めもの、蒸した?豚肉のスペアリブ、センマイにTHE 薄味のアジアのビールという感じのハルビンビールどれも美味しかった。

蒸したスペアリブとハルビンビール
魚の鍋

翌日、ハルビンでは朝にフードマーケットを毎朝(多分)開催しているストリートがあり、7 時に起きて向かうことに。朝早いしすごく寒いのにどんな感じなんだろうと思っていたが入り口の賑わいと寒さ故に各所から湧き出る湯気を見た瞬間、勝利を確信した。

朝市

卵とお肉をサンドして生地で包んだバーガーや点心、見栄えが悪く写真はないが羊肉のスープなど朝から胃をフル回転させた。

卵と肉を生地で包んだもの。このお店は行列ができていた。
中身。卵といい感じに塩が効いた猪肉もしくは牛肉のサンド
天心
美味しすぎる

長い一日になるのでホテルに帰って少し仮眠をしたあとお昼ごはんを求めて李先生という牛肉麵のチェーン店に行ってみた。看板メニューの牛肉麵はさっぱりした味でするっと胃に入っていきとても美味しかった。ここは中国の至る所にあるらしく他の地域に行った際もこの李先生は安心安全の場所になるかもしれない。

李先生はいつも街中でほほ笑んでいる
牛肉面

そのまま市内を歩いたり、地下鉄に乗るなどをしてマップで発見した塔に行ってみたり、

どこにでもあるような塔です
居住区なのかな?レゴのように同じ建物がならんでて面白かった

チェーンのお茶屋で茶を買ってみたりなどした。

CHAGEE というお茶のチェーン店。ショッパーがかわいい

夕方頃、先述のとおりロシアの影響を受けた街であるのでロシア料理も有名ということでロシアレストランへ行き、ボルシチやロシア風のピザ、フィッシュフライなどをサングリア的なホットワインやビールとともに早めの夕食を食べる。夕食を早めに食べて更に夜食べる作戦である。

ボルシチです
フィッシュフライです

最後にこの旅行の(一応) 1 番の目玉であるハルビン市の氷祭りに急いで向かう。世界三大雪まつり?というのがあるらしくその中の一つがこのハルビン市氷祭りで、なんと我が国の北海道雪まつりも入っている。残りの一つはカナダのケベックシティで行われているらしい。北海道の雪まつりに行く前にハルビンに先に来てしまった。。あえて次はケベックに行き日本を最後にするのもまた一興かもしれない。

入り口。見た目からして寒そうすぎるよね
うまく撮れた写真があまりないのだが正直こんなものではなく数倍スケール感が違う

夜にしか行ってないのでわからないが、夜のほうがギラギラに氷が光っていて見応えあるのでは?と思うくらい視界の全面が氷オブジェクトで埋め尽くされていた。

THE NORTH FACE のオブジェかわいかった

朝から早起きしてフードマーケット行って、観光して氷まつりも十分見れたし楽しい 1 日だった。これであとはホテルに帰って明日のフライトに備えて睡眠、、とはならず空いた胃袋の隙間をギリギリまで埋めるべく(多分)東北地方の有名な餃子チェーン「東北餃子王」へ。ここでは餃子はもちろん、東北地方の料理グオバオロー(豚を揚げたものに酢豚っぽい甘めのたれをかけたもの)を食べ、油をビールで流し込みギリギリまでハルビンを満喫した。

餃子とグオバオロー

翌朝は 8 時のフライトで気力で起きてタクシーで空港に向かい、無事に日本へ帰国した。振り返ると本当に移動して食べてを繰り返していただけなのだがこれこそが旅の良さであるな~と思った。特に 1 人旅ではできない複数人前提のレストランに入ったり移動、ホテル、料理、感動?などをシェアできるのは良きだった。正直 2 泊 3 日でこんなに充実できるんだというのは学びになった。ぜひまた行きたいですね。おしまい。

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