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オランダでの事業登録完了!

現在、オランダの大学院に在籍しているのですが、貯金を切り崩しながらの生活ではいずれ行き詰まり、2年目の学費が払えないことは薄々感じていました。そこで、ここ最近は個人事業主として本格的に働くための準備を進めており、本日オランダ商工会議所(Chamber of Commerce, KvK)で事業登録を済ませてきました!

オランダ国内でパートタイムなどの仕事をする場合、通常は別途ワークパーミットが必要ですが、学生ビザでの起業に関する法的な制限はありません。ただし、私の住んでいる家はビジネス用途での使用が禁止されていたため、新たにオフィスを契約することになりました。

そして、オンラインの事業登録フォームに必要事項を入力。日本での開業申請と比べると記入項目は多かったものの、新規の個人事業主としてビジネスを立ち上げる分には、特に難しくはありませんでした。

事業登録のため、Chamber of Commerce Arnhemのオフィスで予約を取り、指定された時間に訪問。受付を済ませると、待合スペースに案内され、しばらくして、担当者が現れ個別のブースに通されました。
基本的には事前に記入したフォームの内容に従って、担当者と一緒に確認作業を行う感じで、特に複雑なやり取りはありませんでした。業務内容については英語で記入していたのですが、オランダ語に翻訳する必要があり、担当者が対応してくれました。その際、「どのようなビジネスを行うのか?」と簡単な質問があり、説明を求められました。
また、業種コード(SBIコード)の登録に関して、担当者が私のビジネスがどのカテゴリーに該当するか悩んでいました。複数の事業を展開していたり、事業内容が伝わりにくい場合は、事前にSBIコードを調べておくとスムーズに進められるため、準備しておくのが親切かもしれません。そして最後に事業登録番号を受け取り、後日VAT番号や税務関係の手紙が届くとのこと。

ネクストステップですが、まずはビジネス用の銀行口座を開設し、税務申告の準備を進める必要があります。オランダでは3か月ごとのVAT(付加価値税)申告と年次の所得税申告が義務付けられており、会計士に依頼するか自分で対応するかを検討中です。

当面は、日本のフリーランス時代から継続的に依頼を受けていた企業からの案件をこなしながら進めていく予定です。しかし、日本との時差の影響で打ち合わせの調整が難しくなる場面もあり、理想としてはヨーロッパ拠点の企業からリモートで仕事もらいたいのですが、ビジネス英語のハードルが高く、よほど自分のバックグラウンドとマッチする業務でないと厳しいかな〜と感じています。
とはいえ、これからの働き方の選択肢が広がったので、学業と両立しながら、引き続き模索していこうと思います!


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