OQTは私にとってなんだったのか　その2

昨日1日で最終日まで書こうと思ったのが甘かった。
こんな大それた題名をつけてしまって、答えに辿り着くのは遥か遠い､いや辿り着かないかもしれないという心配も出てきたが😓
でも､とにかく書けるだけ書こうと思います。

2日目。まさかこの日がこんな大変な日になるなんて思ってもみなかった。
エジプト戦。チケットを取ったときには、この辺りで多分メンバーを全員出そうという計画を立てているのではないか。ひょっとしたら先のことを考えてスタメン､全員休ませるかもしれないと思っていた。
1、2セット目は昨日のことはなかったように全日本のペース。これは今日こそ楽勝！と思っていたら、3セット目からまた押される展開。
あれ？何？
石川､西田の初めてのバックセンターのコンビが1セット目に決まって大盛り上がりだったが、3セット目はミス！
私は石川がトスが上手すぎるというかセッター並みのトスを上げられることがかえって悪い方にいってしまったのではないか、と思った。普通の選手だったらレフトにいる高橋藍に上げていただろうと思うのだが、セッター石川なのでブロックを振る意味でも西田を使ったのだと思った。
結果ミスになり､後々議論にもなるプレーとなったのだが。結果論で､あとから言ってもしょうがないとは思った。

それより問題は日本が元気がないことだった。
石川の調子が上がらないと他の選手の２倍くらいダメージがある。それと、というか関田が途中で変えられたことはとても大きい。

VNLで日本が銅メダルが取れたのは、私は関田が崩れなかったからだと思う。彼のトスにアタッカーがみんな信頼していたし安心して打てたから力が発揮できたのだと思う。

その関田が外れた。
負けたあと､関田が泣いていたということは会場では気が付かず後から知ったが、ああ､今一番しんどいのは関田ではないかなあとは感じていた。
今日はフルセットでまさかの負け。でも私にできるのは、声をだして応援すること。国旗を振って元気を送ること。それしかできなかった。
試合が終わった後､あまり何も考えられなかった。
明日､年休取りたい！と思った。

フルセットで家に着くと12時近くになる。でもそこからすぐ寝る気分にはなれず、テレビをつけた。すると藤井くんのドキュメンタリーをやっていた。

なぜ今日なのか。こういうことが起きるとわかっていて放送日を組んだのかと疑うくらいだった。
あまりにも心に響き､涙が止まらなかった。
藤井くん､どうかみんなについてあげて。
みんな､どうかこの番組を見て。

明日年休は取れない。普通通り仕事に行こう！
と思って寝た。