月一勉強会。感じたことを言葉にして聞いてもらうこと。
私は,もう十何年も月1で研修会に参加しています。
その研修会は、おもにカウンセリングとエンカウンターの研修会です。
カウンセリングと言っても、カウンセラーになる勉強会ではなく、人の話しを聞く,聞き方の研修で、お互いに話しを聞き合ったり、それを書き留めてみんなで考察する。と言うような感じです。
私がいた学校のカウンセラーさんがファシリテーターとしてずっとやっていてくださっています。
あとはロジャーズの書いた物を読んでカウンセリングの意味や効果について勉強もしました。
最近は、エンカウンターを中心にやっています。
私が初めてエンカウンターの研修に参加したときは、何が何だか良く分からなくて、
何だ?この研修会は!
誰も何も教えてくれないし、テーマもなければ何もない。
ただ思い浮かんだことを話したくなったら話すだけ。
それで一体何を学ぶんだ?
と思いましたが、みんなの話しを聞いたり、聞いているうちに話したくなったり。
誰が何を話し始めるのかわかりません。
そして、そのことに対して答えることもせず、どちらかと言うと、その人が自然に答えを導き出す感じ。
そうなんです。
みんなでそのことについて話し合うと言うのではなく、自分のことを話してそれをみんなに聞いてもらう。
それがすごく良くて。
みんなが聞いてくれると言う安心感が存在するので、自分のありのままに思ったことが話せます。
すると自分でもわからないうちに,自分のことに気づくことがあって、
ああ、私ってこんなところがあるんだな。
だったり、
あの人が言っていること、自分にも当てはまるかも
だったり
普段の生活では経験できないことが経験できて、それを積み重ねることで私は大きく変わることができたと思っています。
私だけではなく,他の人が変わっていく姿が見られるのもとても嬉しいです。
生きづらかった人が,自分を見つめて緩やかに,軽やかになっていくのを目の当たりにできて、私もそうなりたいと思えるのです。
そんな素敵な研修会なのですが、だんだん、来る人が少なくなってきたのが残念で。
何とか新規加入者を誘えないかなと思っています。
そして私は、その研修会で勉強したことをいつかまとめて書けたらいいなと思っています。