私が知らない伊吹山
図書館で伊吹山の植物を紹介した写真集を借りました。
表紙からして私が知らないかつての伊吹山でした。初版2007年7月19日。
「花畑が人に踏み荒らされて大変なことになっている。」と聞いた数年後には「鹿の食害」。
どちらが先に被害を及ぼしたのかはわかりませんが、私が初めて独りで伊吹山に登った時には、すでに鹿よけネットと立ち入り禁止ロープが至る所に張られていました。
私が想像していた花畑とはちょっと違う世界を見て、それが伊吹山なのだと思い込んでいました。実際に見た風景と、借りた写真集の違い。
「花畑」とは何かを考えてしまいました。
10月6日
岩壁は鹿が歩けないから被害に遭わないけれど、鹿が歩けるぐらいの傾斜だとかなり被害に遭っています。
今年6月
2023年8月
2022年7月
鹿は出てきた若芽を次々と食べていってしまうため、本来なら背高く成長する草もなかなか成長しないということです。
張られた柵も鹿アタックで弱ってしまい、侵入を許してしまってる個所もあります。
鹿(ニホンジカ)はカモシカを追いやってしまい…。
生物多様性について考えると、いろいろと難しい状況なのだなと感じます。
そして自分は入山料やトイレ使用協力金を少し多めに入れるぐらいしか、何もできないのも情けないなと感じています。