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8月最後も野鳥センターへ。

 長浜市平野部もようやく台風の影響下に入ったかと思った、深夜3時ごろからの激しい雨。6時頃に警報が出たのですが、長くは続かず次第に小降りになり、降ったり止んだりの変な天気でした。

 姪っ子二人は台風で学校や保育園が休みになることを、期待していたらしです。それを母さんから聞かされて笑ってしまいました。どこにも行きたくない時もあるよね~。

 しかし、働かなければならない大人にとって、休日は趣味を楽しむための貴重なもの。たとえ警報が出ていようと野鳥センターに行っていましたよ。私は…。


 台風に乗って珍鳥・迷鳥が見られることがあるということで、さっさと用事を済ませてセンターに行ったのは11時頃。小雨。

 行くと所長さんが山本山方向を双眼鏡で見ていました。

「台風情報に翻弄されてしまった~」と嘆いておられました。珍鳥・迷鳥が見られるかも~と期待されていたのですが、空振りの様相です。

 また最大クラスの台風ということで来館者もまばらだったようです。

 センター前の湖岸道路も人はおらず、寂しい感じでした。

 それでも私が来館した時には、ベテラン感漂う男性が立派なカメラを持って琵琶湖を見ておられて。
 その男性と職員さん方のお陰で、私は初めてオオヨシキリを見ることができましたよ。

 感謝感謝。

 持ってるカメラでは撮れない所。茂るヨシの中に隠れるようにじっとしている小さな体。今日はオオヨシキリが見れただけで満足です😊

ダイサギ、カワウ、マガモ
ダイサギが多いです。
アオサギ
沖の方にはカンムリカイツブリがいました。

 おとなしい感じの琵琶湖でした。


 来館者が少ないからと言って、職員さんたちが待ちぼうけされることはなく、双眼鏡でしっかり観察されてました。勿論来館される方たちにも丁寧に対応されていて、率直な感想として羨ましいです。

 豊富な知識が必要とされる自然相手のお仕事。

 今頃になって子供の頃にしたかったお仕事を思い出すという、間抜けな自分がここにいます。

 子供の頃から感じていた自然環境のゆっくりとした変化。悪くなるだろうと思いながら成長する、さほど頭の良くない自分。守りたいと思っていたのに気づけば自分の努力のなさから、目をつぶる側に立ってしまっていました。

 今からでも間に合うだろうと信じて湖北の自然を、歴史を交えながら伝えていけるよう努力します。