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岐阜県道の駅「賤母」道中日記 行き

2022年3月12日 朝5時15分頃
カーナビの行き先を「道の駅賤母」と入力し、ルートを一般道使用で設定してから出発しました。

県道509号を東へ向かい長浜を出て米原に入り、国道365号へ。
そのうち山の中を通るちょっと苦手な道を走ることに。運送トラック、ダンプカー、タンクローリーなど、工事輸送系の大型車両が速度無視で先を急ぐ道ですので、普通車の身としては結構大変です。
こちらも速度無視で突っ切るか、道を譲って先に行ってもらうか。
ハイビームで先を照らしながらルームミラーで背後を確認し、対向車のライトが見えればローに切り替え、日の上りきらない暗い山道をひたすら走ります。
大分暖かくなってきたので道の凍結はありませんが雪はまだ残っています。

伊吹山口を右折し国道21号に。
岐阜県関ケ原入り。
いつの間にか雪は消えていました。

一旦コンビニで休憩を取ることにしました。
運転していても多少何かしら食べたいのと、トイレ休憩ですね。

コンビニでトイレをお借りして軽食用のパンとお菓子を買い外に出ると、春のひんやり感はあるのですがすごく寒いという感覚はありません。
だから思わず声に出していました。
「あったかくなったなぁ」

東の空を見ればうっすらと明るいすごく薄いピンク色が広がっていました。
朝焼けの始まり。
日が昇る前の美しさ。
今日は天気がとても良くなると確信しました。
どうして写真を撮らなかったのか、悔やまれます。

15分ほど休憩してから再び車を走らせました。
ひたすら東に向かいます。

大垣市まで来ると毎回唸ってしまいます。
長浜と違い開発が進む大都市です。私が知る大垣市は高校時代。20数年前の記憶のみです。
あの頃は長浜の方が都会的だと思っていましたが、年月は岐阜県にスポットを当てました。隣が愛知県というのが大きかったと思います。
長浜は開発の止まった中途半端な街になり下がった感じです。

そんな田舎から大都会の道を走るのに緊張しないはずはありません。
片側2車線どころか3車線。どこを走ればよいのかわからず、びくびくしながら左か真ん中の車線を走ります。車線変更が苦手なものですから。

そんな緊張の中で朝焼けがますます綺麗に映えてきました。
6時過ぎ。太陽が少しずつ顔を覗かせてきました。この時間帯の太陽はまぶしくなく輪郭がはっきり見えています。ピンク色。少しずつ、少しずつ昇ってきます。昇るにつれてピンク色からだんだんとオレンジ色になっていく。この過程がとても美しいです。
だから写真を撮りたいと、信号で止まるたびにスマホを向けようとするのですが、高いビルや大きな看板、隣の車に遮られてしまいます。
ここで撮れると思ってスマホを向けたら信号が青になって断念することも。
結局撮れませんでした。

新揖斐川橋を渡るころには太陽は輝きを取り戻したようにまぶしく見えてきました。
そんな太陽を見ていては危ないので運転に集中することに。

ひたすら21号を東へ向かうのは今回のドライブが初めてです。
ですから驚いたことが一つ。
車の数が減らないのです。
去年は高山方面中心に移動していたので、道を走る車両の増減は結構激しく感じたのですが、今回中津川方面へ向かう車両数の増減はそれほど激しくなく、もしかして高山方面よりも人気なのか?と思いました。
そのあたりの知識はないのでドキドキしました。

21号からいつの間にか19号になり、そして山を切り開いた街並みの中を走っていることに気付きました。
まさかと思い高度計を確認したら針が設定したあたりから上の方へ動いていました。運転しながらの確認なのではっきりとした数値は見ていないのですが、300m辺りは差していたように思います。
なので「あぁ、山なのか」と。
しかもそんな山に立派な道を通しているので、こんなに走りやすい道はないと感心しました。
去年の高山方面の道は途中の御母衣ダムあたりの道が走りにくく怖かったですね。何度か通ていても慣れないものです。

そんな街中を走り抜け、木曽路の看板を見かけるようになり「とうとうここまで来たな」と。標識には松本、塩尻とあります。
頑張れば長野県です。
しかし今回のドライブは訳アリのため「賤母」で引き返します。

9時20分頃、到着しました。
終始立派な道で走りやすかったこともあり拍子抜けな感はあります。

道の駅に着けば結構多くの車が止まっています。
こんな山の中である意味田舎なのに、周囲を多くの山に囲まれていることやキャンプ場があったりと、おそらくアウトドアを楽しまれてる方たちの憩いの場でもあるのかなと思いました。
勝手な思い込みですが、山の中というのはいいですね。

ちなみに最初に休憩したコンビニからここ「賤母」までは一度も休憩しませんでした。した方がいいんですよ。ナビも100㎞あたりで「そろそろ休憩しませんか」と聞いてきてますので。でも無視して運転を続けました。
道が走りやすかったので疲労感がなかったのが大きいです。
それでも次回来るときはしっかり休憩する予定をしています。
休憩のメリットは軽い運動だけでなく、その地域の風景写真を撮れることですね。今回はそれがないもので、やっぱり休憩は大事だなと反省しました。

道の駅「賤母」から見た山
天気は良すぎ
道の駅になる前は食事処だったのかな?
龍ではなく亀の親子
地区限定のお菓子
姪っ子のお土産に

滞在時間は約30分ほど。
実は前日に姪っ子がホットケーキを作ってほしいとリクエストがあったんです。それさえなければこの先の「大桑」まで行っていました。
帰路途中で他の道の駅も寄っていました。
ここ「賤母」でラーメンでも食べていました。
今回はそれらありません。
慌ただしく写真を撮り、お土産と記念切符を買って帰りは高速使用で帰宅しました。

今年から道の駅巡り感想日記は行きと帰りに分けて書いていこうかと挑戦します。
ただ今回は巡っていないのでほぼ道中感想日記のようになっています。
帰りの記事は近日中に書きますが、それも道中日記になると思います。
残念なのが帰りは写真が1枚しかないという、なんとも失敗談です。
勿体ない経験です。
姪っ子のためとはいえ焦りすぎました。

「行き」 終わり

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