惑星には年齢域というものがあります。
それは、その惑星星座にまつわる自分の内面が成長する時期であったり、
その惑星星座の特徴がフォーカスされやすい時期とも言われています。
年齢域のはじまりは月、月の年齢域は0歳~7歳です。
7歳頃までは、太陽星座(私達が普段意識している星座)よりも、月星座のほうがしっくりくる。とも言われています。
月は無意識、自分の心安らぐところ、日々の繰り返し、、、
わたしたちは生まれてまず、日々の繰り返しの中で多くのことを学び、習慣を見に付け、安心できることや場所を、探していきます。
生まれて間もない世界というのは、狭いものです。
始めはお母さん、お父さん、あるいはおじいちゃん、おばあちゃん、、、自分を取り巻く大人たちが世界の全てです。
だからでしょうか、月星座と子ども時代の過ごし方というのは、不思議と密接に繋がっています。
子供時代に自分の月星座が、家族や、周りの大人によって満たされていないと、
なんとなく、モヤモヤしたものや、葛藤を心に抱えたまま大人になるように感じます。
ですが、それを自分自身に感じたとき、決して自分自身を責めないでほしいとも思います。
あのとき私たちは子どもで、与えられたものを受け取ることしか出来なかったのです。
それは決してあなたが悪いとか、駄目だったからではありません。
大人になった今、子どもに還ることは出来ませんが、あなた自身が、あなたの月星座を満たしてあげることは出来ます。
それは、子ども時代に満たせなかったこと、満たしてほしかったけど、そうでなかったことを、自分で与えてあげるということです。
月星座を満たすことは、自分の中に眠る子どもに優しく触れるということだと、わたしは考えています。
家に帰ってくつろぐことで、外で背筋を伸ばして振る舞うことが出来るように、
月星座を満たすことで、太陽星座がより輝くことにも繋がります。
他の誰よりもあなた自身が、あなたに優しく触れて、愛おしむことが出来ますように。