星と香りのお守りセット
saklausの二周年である本日、"星と香りのお守りセット"をリリースしました。
さっそくオーダーしてくださった方、本当にありがとうございます。
商品ページや、先日のnoteにも綴っていますが、本日はもう少し詳しく綴りたいと思います。
星と香りのお守りセットとは?
その礎となるのは、"アロマテラピー占星術"です。
そのルーツは、"植物占星学"、"医療占星術"といった名前で呼ばれる、古代バビロニアにまで遡る歴史を持つ存在です。
まだ"くすり"が植物であった時代、医者はどのようにくすりを処方していたのでしょうか?
実は、当時くすりの処方に用いられたのが、"占星術"です。
医者は占星術を用いて、患者を診断し、くすりを処方していました。
医学の祖と呼ばれる、古代ギリシャの医者、ヒポクラテスは強烈な言葉を残しました。
"占星術の知識のない医者は、自分を医者と名乗る権利はない"
それほどに、占星術とはひとびとの生活や、心身と密接に結びついていると考えられてきたのです。
※余談ですが、占星術が医療に用いられる以前、病気とは神や悪魔といった、超自然的なものが原因だと考えられていました。
そんな、私たちの心身と宇宙の結びつきから、親和性のある植物の香りを選ぶ事が、アロマテラピー占星術です。
続いて、セットの中身を見ていきましょう。
まずは、"ホロスコープシート"
ホロスコープとは、生まれた日の星空を映し出した図の事を指します。
占星術とは、この図から、惑星毎の星座の配置を読み解く術です。ホロスコープシートには、ホロスコープ図と、ホロスコープの翻訳を、それはもうびっしりと記してお届けします。
あなたが生まれた日の星空は、特別な存在です。そこには、あなたが生まれた理由や、あなたの性質、そして、星から授かった持ち物を教えてくれます。
自分の好きなところを星空に見出すことで、ますます好きになれるかもしれないし、あまり好きではないところも、星空と重ね合わせることで、ストンと腑に落ちたりします。
そんな、星空という広大で遠い、手の届かない場所から俯瞰で、自分を見つめる事で、客観的に自分を知るためのツールとなり得るのが、saklausの考える占星術であり、目で見て自分を慈しむ事が出来る、お守りのような存在です。
ホロスコープシートとあわせてお使い頂きたいのが、"小冊子 + 星のスケジュール2024"です。
アロマテラピー占星術の事を、12ページの小さな冊子にまとめました。占星術について何も知らない方にも、気軽に親しんで頂けるように、分かりやすくまとめています。
併せて、満月や新月の日など、星の動きを一枚にまとめた「星のスケジュール2024」もお付けします。
個人差はありますが、体調不良が満月や新月と重なる方、結構多いのです。
心や身体がざわついた時に、スケジュールにその理由を見出して頂く事で、小さな安心をお届け出来ると嬉しいなと、思っています。
そして、"星のお守りアロマミスト"
ホロスコープシートから見出された、親和性のある植物の精油を用いた、2本のアロマミストをお届けします。
星占いではよく、星座毎のラッキーアイテムやパワースポットというものがあると思います。
それらと同じように、親和性の高い植物、そして植物から抽出される方向物質である、精油も存在します。
例えばラベンダーは、乙女座の植物であり、精油です。
乙女座は知性的で、整理整頓が得意で、綺麗好きの星座。
ラベンダーの語源は、"洗う"という意味を持つ、ラテン語の"Lavare"であると言われています。ローマ人はラベンダーの消毒作用を用いて、傷を洗うのに使っていたとされ、傷だけでなく、心を洗い清めてくれる香りです。
また、高い鎮静作用を持つため、高ぶった感情を鎮め、精神をも清めてくれるとされます。
乙女座とラベンダー、どことなく親和性がありますよね。
このように星座と結びつく植物の香りから、アロマミストをお作りします。
なぜ2本なのかというと、ホロスコープの翻訳というのは、幅広い余地があり、また、人によって、解釈の仕方も様々だからです。余談ですが、占いで納得のいかない、あるいは悲しい結果が出たら、セカンドオピニオンを強くお勧めします。
例えば蟹座の場合、親和性があるとされる植物は、クラリセージやカモミールといった、ハーバルな香りなのですが、水の性質を持つ蟹座を受け入れるのは、土の性質なので、シダーウッドやサンダルウッドといった、ウッディーだったり、アーシーな香りもお守りになりそうだな。と思うのです。
また、活力が欲しい時と、休みたい時では、求める香りは異なりますよね。あるいは、嗅覚というのは体調や心理状態に大きく左右されるので、その時その時で心に刺さる香りが違うこともままあります。
そんな理由から、そのときの気持ちや気分、心に寄り添えるように、「on」と「off」の2種類をお作りし、お届けする事にしました。
ホロスコープから作られた香りを纏う事で、日常にそっと寄り添うお守りのような存在になれたらと思っています。
最後に、"香りの処方箋"
お守りアロマミストのために選ばれた精油について、saklausがあなたに届けたい言葉を綴ります。
香りというのは目に見えない、形なき存在です。嗅覚というのは本能的な感覚なので、頭で考えるよりも先に、答えがやってきます。
好きな香りを嗅ぐと、反射的に"好き!"という答えが浮かぶように、香りというのは嘘がつけないのです。
一方で、私たち人間というのは、理性的な生き物です。本能で感じ取った答えの先で、考えるのが、人間の性質です。
"この香りなんだろう"
"どうしてこんなにこの匂いに惹かれるんだろう"
"この香りにはどんな意味があるんだろう"
そんな、理性からの質問の答えになるかもしれないのが、"香りの処方箋"です。
例えるならば、チョコレートの説明書きを想像して頂きたいです。
綺麗で立派な箱に入ったボンボン・ショコラを買うと、大抵は丁寧な説明書きが入っていると思います。
ただ、チョコレートを口にするのも、もちろん美味しいのですが、saklausはこの説明書きを見ながら食べるのがとても好きです。
そのチョコレートが、どんなものなのか、を目で見ながら味わう事で、より美味しく、そして豊かなものに感じられるからです。
最後に
saklausにとってアロマテラピー占星術は"本能と理性を結ぶ行為"です。
人間の持つ五感において、視覚は理性と結びついてます。なぜなら、目で見た瞬間、私たちはそれが何なのか、考えるからです。
一方嗅覚は、本能と結びついています。上述の通り、香りを嗅いだ時、私たちは考えるよりも先に、答えが導き出されるからです。
かたちある星座を目で見て読むという占星術は、とても理性的
かたちなき香りを鼻で嗅ぐというアロマテラピーは、とても本能的
この二つを結び合わせる行為が、"アロマテラピー占星術"です。
アロマテラピー占星術を用いる事で、本能的な(無意識の)自分を、理性的に(意識的に)感じる事が出来、意識と無意識を結ぶ時、わたしの奥に潜む願いや欲求に気づく事が出来るのではと考えています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
"星と香りのお守りセット"
EUCHRONIA様特製のミストケース付き、今月受付分は、残り2点限りです。
星と香りが、あなたを祝福する存在となりますように。
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