記憶の行方#「映画を聴く」

普段、あまり音楽を聴きません。

街中の音や鳥の声、風の音、川のせせらぎなど、環境音を聴いて過ごしていることが多い。

バスや車の移動中、環境音に疲れた時に、イヤホンかヘッドフォンで聴くか、月に1回ぐらいクラシックコンサートの生演奏を聴きに行く。クラシック音楽は特に耳が調整されるため、聴いている。毎年、耳は聴こえない音域が広がっている。加齢は、止められないわけで、それはそれで、おいておいて、楽しめることはあるわけです。

立ち寄った先でレコードを聴くぐらいのペースでしか音楽は聴いておらず、ワークショップや譜面勉強会など、遊びの場で、仕事で関わらせていただいているイベントでも、へぇー、そんな音楽あるんですか?

と、驚くことが多い音楽原始人といっていいほど、知らない音楽の方が多い。

テナーサックスの方が音色の好みでいったら、好きなんですが、とあるワークショップでジョン・ゾーン(アルトサックスプレーヤー)が考案したゲームを取り入れた即興演奏の指揮法「cobra」を知り、ジョン・ゾーンは高円寺に住んでいたことがあったのか、とも知り、妙に親近感が湧き、聴いてみた。

ジョンつながりだったら、ジョン・ケージはほとんど聴いていませんが、ジョン・レノンは全部聴いてみた。きっと、kansanoさんもジョン・レノン聴いてますね。シンプルだ。♪so this is Christmas〜.

ジョン・ゾーンがyamashita さんとコラボしている映像は、YouTubeにアップされていたので、気軽に見られた。31万人以上聴いている人がいる。ジャズって案外聴かれているんですね。SNS上なら、高円寺の隣はニューヨークだったりする。しかし、未知の世界だ。

「cobra」の中で「声」というパートがあり、本当に声のみで演奏する。合唱も声で表すのですから、全く不自然ではない。

驚いたことは、叫びそのものが音楽になっていたことです。ストレート過ぎるな、直球、豪速球の叫び、音楽が、演者にとって、なんであるか、それぞれにテーマがあると思いますが、「叫び」が叫びのまま、表出される、これもまた音楽なんですね。いやあ、驚いた。本気の叫び、しかし、それを楽しげに叫ぶ。

ベートーヴェンにとっての「叫び」は、「よろこびのうた」でしょうね。ベートーヴェンが生きていたら、聴いてみたいところです。

作曲カフェ、構成やりとり、ほぼ、文通状態。まだ、何にも言えない。初回は45分間と考えていたが、2時間の内容になりそうです。

タイトルに触れていませんでした。映画を観ていると、背景の音が気になってしまう性分です。

以前、とある学校で、講義を聴いていて、面白かった「映画音楽」の授業が、来年2〜3月に急遽開かれる。映画における音楽って??

作曲カフェでは、映画音楽も作っていこうとしているので、興味のある方は、ぜひご参加くださいませ。

「映画を聴く」をご参考までにご覧ください。↓↓

もちろん、見なくても、おそらく、作曲は楽しめますよ。










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