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アンコールの熱 エフゲニーキーシン

2024年12月14日
エフゲニーキーシンのピアノリサイタルがみなとみらい大ホールでありました。

アンコールは、写真の通り。
アンコールが3回。

ショパンコンクールで何度となく聴いたマズルカ、これは、ショパンの作品の中でも晩年の作品で、とは、いっても、亡くなったのは、40手前、晩年というには、早過ぎる頃に作られたものですが、春への行進を予感させるラストがとても好きな曲です。

そして、プロコフィエフ。
「3つのオレンジへの恋」
なぜか、泣きそうになってしまう。
キーシンの気持ちがなぜか伝わった、と、思った。たくさんの国籍を持つキーシン。
演奏の合間に、ロシア語で語られたが、何を言っているか、伝わった。気持ちって伝わるものです。

個人的には、
今も決して、大手を振って、楽しめるご時世でもなく、それでも、今を全力で楽しむことが、半ばミッションだと思っている。

キーシンのラストダンスは、きっとワルツなんですね。

楽しいリサイタルでした。

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