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wonk live tour at tokyo2020

2021になっても、tokyo2020。「flowers」って、甲子園の入場曲で流れていてもよいなぁと思う。

wonkのライブに初めて行きました。シンプルでかっこよかったーーー!!オールスタンディングは、踊らなければ、逆にしんどい。wonkは、英語詩なので、揺れるリズムに違和感がなく、聴いていられました。

ライブハウスに久しぶりに足を運びました。本当に久しぶりでした。渋谷は静かな街だったんだっけ?いったい、みんなどこで遊んでるんだろう。

マス目の中に立つというソーシャルディスタンス。みんな、偉い。声が出せないライブなので、拍手の渦。観客の拍手が温かった。待ち望んだライブだったんだ、ってことが、ハンドクラップとアイコンタクトで、わかった。おそらくそれは、演奏する側もそうだったんではないかなぁ。そうだったらいいなぁ。というところで、ドラムのヒーロー荒田さんの背中を見つつ踊るという贅沢な時間でした。

観客のハンドクラップと荒田さんのドラムと遊ぶ小節もあり、荒田さんの背中の分厚さにも驚きました。ぶ、分厚い!!背中で叩いている??この分厚さからあのファルセットが発せられているの??なんだか、シャイな人だなぁと思った。来てよかったと思いました。

ぶぶぶんと、はねっかえるようなカンさんのベース。生ピアノを弾いている時に後光がさすアヤタケさん。ケントさんのギターの演奏と歌は新鮮でした。

照明が朧月夜のような光であったり、太陽の光のように強い光だったり、ストリーミングで見返すと、照明の成せる技を楽しめる。

最後に暗がりの中から、大きな花束が登場して、もしやもしや、もしやの「flowers?!」

アンコールの拍手が鳴りやまぬ中、再登場で、初めてラジオのノリのトーク。

4分ほどの話の中でflowersができたきっかけを知った。誰かを応援する、みたいなことを口にするのは、野暮だ。それでも、誰かの力に人知れずなる音楽がある。少なくともわたしにとっては、そんな音楽だ。

「マイメンたちを納得させられる音楽が作れたら、それを面白がってくれる人が集まってくれるだけで嬉しい」というようなことを言っていて、しびれました。カッコ良すぎます。

開演前にマス目の隣に立つ方は、1人ハイネケンを開け始めたので、せっかくなので、というわけで、乾杯してしまった。なんだか、とても乾杯したい気分でした。みんなこの一年それぞれにいろいろあると思うのですが、まあ、ここは、一つ楽しもうではないですか。という気分。近藤良平さんのボーダーレス感を見習って、話してみると、帰り道に、ジャミロクワイ好きだと知り、再会を約束してさよならをした。おじいちゃんになっても、赤いハイヒールでおちゃめなジャミ。DUOにまた来て欲しい。スティービーワンダーが食べた餃子屋さんがまだあるか確認する間もなく、あの人はどうしているか?と、ふと、思い出す顔が浮かんだ。

自宅に戻り、Googleミートで会議のあと、竹の子ご飯を食べながら、息子とライブの配信を見返すという日常に戻った。

配信のよさは、思わぬ目線で見られること。照明だけで、宇宙の旅へ行ける。こんな表情していたのか……と、会場では見られない角度のショットが見られる。例えば、鍵盤の真上から、ステージから客席の光景、会場の2階席からも見られない視点が体験できる。ライブ会場の臨場感とは、また、別のもの。間近に感じたリズムの楽しみを配信で、より楽しめた。

一夜明けて、今日は、花を生けたくなりました。






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