【ライブレポ】佐久間一行さんのライブで胸が熱くなった話
先日、私の推しである佐久間一行さんのチャンネルに、こちらの動画がアップされた。
この動画は、2023年6月4日にルミネtheよしもとにて開催された佐久間一行さんの単独ライブ「renewal3」の1番最後の演目。
この曲は私にとって、いや、きっとたくさんの佐久間さん&日谷さんファンにとって、大切な思い出が詰まっている。
日谷ヒロノリさんは、佐久間さんの「お友達」(詳しくはwebで👉)のシンガーソングライター。この「CHANGE」は彼のデビュー曲であり、彼のブレイクのきっかけにもなった代表曲である。
この日、この曲を披露するまでの流れが本当に温かくて感動したので、ここからはその日に書いたレポを1部編集してここに共有したいと思う。
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CHANGEの1つ前の曲を披露したあと、時間が押してしまったため、もう一曲やる予定だったけどここで終わりにしようと言う日谷さん。客席からは「え〜」と残念がる声が上がる。
日谷さん「これ以上やるとこの建物のエレベーターが使えなくなって皆さんは階段で帰ることになってしまうから」
MCのお2人(キクチウソツカナイ。さん、LLR伊藤さん)「いやいや、でも皆さん見たいんじゃ…」
すると、客席から「階段なんてどんどん使うよ!日谷さんのパフォーマンスが見たいよ!!」と言わんばかりの盛大な拍手があがる。私も、この後のことなんてどうでもいいから日谷さんのステージが見たい!!という思いを言葉の代わりにひたすら拍手にぶつけた。
日谷さん、ちょっと焦った様子で「いやいや!」と思わず素(???)が出る。
MCのお2人「日谷さん、皆さんは見たいようです。どうします?あ、もちろん無理はしてほしくなくて」
日谷さん「じゃあ…せっかくだから」
ここで再び盛大な拍手。
キクチウソツカナイ。さん「皆さん、階段で帰る覚悟をしてください!」
帰り道を気にしてくれるなんて…本当に、本当に優しい人だ。ええ、階段なんてどんどん使います。
佐久間さんや日谷さんのお2人を見ていたいと心から思っているお客さん達、お2人を心から信頼、リスペクトしているMCの2人。そして、お客さん達に楽しんでほしい一心で全力を尽くす、佐久間さんと日谷さん。この全員の心が今ひとつになったと感じた。これぞ日谷さんや佐久間さんの積み上げてきたもの、築き上げてきた人望のAKASHIじゃないかと、胸が熱くなった。
(↑日谷さんの「証〜AKASHI〜」も名曲なのでぜひ…)
日谷さんが改めて「CHANGE〜TVサイズ〜」の曲紹介をし、曲が流れ、この日最後のパフォーマンスが始まる。CHANGEをクセスゴなどのテレビで披露するときの、いわゆるショートバージョン。
クセスゴの日谷さんがきっかけで佐久間さんを知った私にとっては、佐久間さんと自分を結びつけてくれた大切な曲。改めてこの曲を会場で聴きながら、約2年前に日谷さんをはじめて見た頃の「なんだこの人は」という気持ち、佐久間さんの虜になって毎日ワクワクしていたあの頃…そんな色んなことを思い出した。
途中気持ちが高揚して、ふと、全ての人が日谷さんのパフォーマンスを楽しんでいる空間をこの目で確認したくなり、私は後ろを向いて会場内を見渡した。
皆が日谷さんだけを見つめて、手拍子をしたり、踊ったり、丸めたタオルを振り回したり、それぞれ全力でその場を楽しんでいる。もちろん、その場に来れなくて各々の場所から想いを馳せている人もたくさんいる。
日谷さん、そして佐久間さんはこれだけの人を虜にしているんだ。これが、佐久間さんが27年間もがき楽しんできたAKASHIなんだと考えて、少し目頭が熱くなった。
そしてエンディングトークを軽く行い、ありがとうございましたーと盛大な拍手とともに幕が閉じた。ああ終わってしまった、と感傷に浸りかけたそのとき…
照明が一瞬少しだけ明るくなって、また暗くなったと思うと、スクリーンに「2023年9月1日 ルミネtheよしもと」の文字。
これは、夏の恒例、オール新ネタの単独ライブの発表だ。とほぼ確信し震え上がった。そして、
「佐久間一行SHOW2023 トリプル」
の文字が、佐久間さんの大好きなT-BOLANの「Be myself」をBGMに表示された。この曲は、かつて佐久間さんがはじめてのルミネtheよしもとでの単独ライブを発表する際にも流したらしい。
声出しOKになったのかよくわからないが、このときばかりは我慢できずにわーーっと叫んでしまった。
客席が最高潮に高揚する中、再び幕が開き、ステージに一人で出てきてBe myselfをモノマネ込みで歌い、単独ライブの開催を改めて発表する佐久間さん。
この人はどこまで私たちの心を掴むんだ。
久しぶりのカタカナ表記のタイトル。佐久間さんは最近「3」という数字にワクワクするらしい。
そして、再びBe myselfを歌う佐久間さんを残して幕が閉じ、これで本当にライブは終わった。
正直興奮しすぎてこのときのトークはきちんと覚えていないが、ひとつのライブが終わってしまった寂しさよりも、こうやって先の大きなワクワクを上回らせて終わらせてくれる佐久間さんにずっとついていこうと思った。
ちなみに佐久間一行さんのTwitter(現X)のヘッダー画像(プロフィールページの上部の細い画像)は、この「renewal3」の終演間際、まさに夏の単独ライブを発表した直後の写真である。