カナメストーン

「笑う」「泣く」というものは脳の中で共通の回路があり、「笑え」「泣け」という指令が伝わっていく時の回路が一部一緒になっているため、そこが混線すると「笑いすぎて涙が出る」ということになるらしいです

正直、そんな難しい医学的な話はよくわかりません

簡単に言えば”死ぬほど面白い”というとてもシンプルなことなんだと思います

私が泣き笑いするという初めての経験を奪ったのがカナメストーンというマセキ芸能社の芸人さんでした

カナメストーンといえば面白いのはもちろん、仲良いで有名なコンビかと思います

何世紀か前はコンビに仲の良さはいらないという考えだったらしい

私は多分、何世紀前に存在していてもこの考えには同意できなかったと思う

客席からたまに嫌なものが見えてしまう瞬間

ライブのトークやコーナーを見てあそことあそこはあまり仲良くないのかな?なんて思う関係性が見える瞬間

私はそれを感じてしまうとお笑いに集中できなくなって冷めてしまう生意気な奴です

多分トゲとトゲがぶつかり合うあのキーンとする高い音が苦手なんだと思います

その逆で信頼関係とコンビ間の愛が見えちゃうのなんてもうそりゃあ大好物です

どんなキャラでどんな芸風であれ、それは見えてくるものだと思うのです

何よりそういうコンビのお笑いは変なことを考えずまっさらな状態で笑いに集中できるから好きです

カナメストーンはそういうコンビです

二人は怖いくらいあたたかみで溢れています

表情、言葉の選び方、全てに対して愛のある二人

じわじわと感謝と愛が身から滲み出ている二人

きっと二人は面白いことでみんなを笑わせること、みんなを幸せにすることしか考えてないんだと感じます

あと酒飲みたいな、CACIDYで服買いたいな、なんてことも考えたりしてると思います

そんなコンビを好きになるまでは光の速さでした

初めてカナメストーンを見れた黒帯会議は爆発が起こっていたライブで、私の初めての笑い泣きを奪われたライブでした

頭空っぽの状態でカナメストーンのお笑いを脳に入れ込んだ時、面白すぎて涙が止まらなくなったあの感覚が忘れられないです

なぜあんなことになったのかは未だにわかっていません

原因不明の重体でした

ただ死ぬほど面白くて正直あまり生きた心地はしなかったです

知れば知るほど面白い二人
知れば知るほどかわいい二人

心の底から幸せになってくれと思わせてくれる二人

カナメストーンが売れた時は全員の喜ぶ顔が浮かぶからやっぱり幸せになるべき二人だし、ずっとみんなの大好きでいてほしいです

カナメストーンへ

お笑いをするために生まれてきたお二人へ

好きにさせてくれてありがとうございます

私の笑い泣き、初めてを奪ったからにはどうか絶対に売れてくださいなんて生意気なことを言わせてください

助走は長ければ長いだけ高く長く飛べます

だからカナメストーンが笑いを巻き起こしてたくさんの人を笑い泣きさせる未来が必ずすぐそこにあります

そして関西と東京でなかなかライブに行けないので、テレビで普段と変わらないお笑いをやってる二人の姿がたくさん見れると信じています

それが実現した時、私はきっと違う意味で泣いてしまうかもしれないでス

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