書き入れ時
今年も11月から始まった御堂筋イルミネーション。
娘のコンサートを聴いた後、夫と綺麗な光を見ながら帰って来た。
初めてこのイルミネーションを見たのは15年前。
御堂筋沿いにある高校の1年生だった娘の校内演奏会が終わって校門を出た時、目の前に現れた眩い光の並木。
演奏もなかなか良かったので、美しい輝きがより一層綺麗に見えた。
15年の間にイルミネーションも範囲が広がり、梅田から難波までブロックごとに色も変わって本当に綺麗。
知らないうちに心斎橋から淀屋橋まで歩いていた。
家の近くの鉄板焼き屋さんで2人で食事をし、翌日の本番に備える。
翌日は夫の本番。
アマチュアオーケストラの定期演奏会。
曲目はベートーヴェン交響曲第7番と、チャイコフスキー交響曲第6番『悲愴』
凄いメインが2つだ。
エネルギー配分を考えないと、70歳の身にはこたえる。
ゲネ終わり楽屋を訪ねると、疲れた〜と言いながら、
「チャイコフスキーの3楽章が力みすぎるなぁ…」と、何やら作戦を練り直していた。
何しろ寄せては寄せる、そしてさらに寄せてどんどん高くなる波のような3楽章の終盤。
聴いているだけで心臓がバクバクする所だ。
最高潮に達した所で3楽章が終わり…切なく身悶えしそうな4楽章が始まる。
これは涙なしには聴けない。
いつも泣いてしまう。
本番は素晴らしいできだった。
脱力した美しくも力強い音楽。
毎回感動をありがとう!!
今週末は生徒たちの発表会。
今週のレッスンは大変だ〜
来週も再来週も宴は続く!