見出し画像

顔に自信がないことによる絶対的自信だけがあり自信はない

同じようなこと考えてる人は自分だけじゃないと思うんですが、
「自分は壊滅的に顔の造形が良くない」という確信があり、

それなのに、外見の良さが大いに武器になる業界で(なんならこの人間界で)楽しく過ごしてこられた経験が、
「この顔の悪さをカバーできるほどの何か光るものが自分の顔以外にはある」という謎の自信を持たせてくれています。

そこまで壊滅的に自信がないのは顔だけで、首から下が自分的ベスト体重から10kg近く太っても、
「顔に比べたらキレイなもんやろ」と楽観視しているせいで、なかなか切羽詰まって改善していけないという罠にハマっている今日この頃です。
まぁでも顔より少しだけ人として扱われる権利を感じてるくらいで別に自信満々というわけではないので安心してください(?

ちなみに、ごくまれに初対面の人に首から上をほめられると、
「こんな顔をほめて私の気分を良くしてくれようとするorこんな顔も良いと思わせちゃうくらい、私の顔以外の何かがすごく良いらしい」という認識になります。
ふわっとしています。

(メイクに詳しいお友達とかは、何かほめてくれるというよりパーツごとの長所や特徴を教えてくれたりしてそれはすごくうれしいし助かってます)

冷静に考えれば、人生すべてにおいて悪い方に悪い方に転ばせる顔ってむしろどんな顔だよ…とか、
自分の顔はそんな特殊なものじゃなくて、ただバランスがあんまり良くなくて、髪型整えるのが下手で、表情が暗くて地味なだけ、というのはわかっていますし、
顔が悪いことを免罪符にして他の努力を怠っているだけと言われればぐうの音も出ないのですが、

顔が悪いと思うことで相対的に自分の人生輝いてるんじゃないかと思うと、なかなかこびりついた油汚れみたいな思想を拭えないんですよね!!!


こりゃ実質自信なんかじゃなくて、全部あきらめて投げ出してるだけなのでは?と思うこともありますが、

顔以外の部分、特に歌や音楽に関わることを本気でやってきたというのはそれこそ自信を持って言えるし、
この顔でいろいろうまくいったのは基礎の基礎から歌をがんばったからで、
顔が悪い分、人よりずっとずっとがんばらなきゃって、

ああ、でもこの顔で何をやっても無駄だってあきらめた瞬間は何度もあったな…、
その瞬間全部合わせたら、顔のことなんか考えずに無心でがんばってた人とはすごい差になるのかもしれない。

むしろ武器になるってわかってるのに、手術でも弟子入りでもなんでもして、いちばん歌をがんばりたかった時に本気で顔を良くしなかったことは、歌を本気でがんばってたって言えるのか…?

皮膚科には通ったけど、あれも努力だったけども!
おかげで肌質には常に「あの頃よりマシ」という自信があるけども!

これは自信なの?自信じゃないの?
すべてにおいて自分の自信が自信じゃない気がしてきた!

まぁ、

でも、

顔がそんだけ悪くても毎日楽しいし、

マイナスをプラスに変えるより、すでに輝いてる1を10に変えられるようにがんばればいっかー!!!

振り出しに戻ります。


ほんとに同じ考え方してる(しちゃってると言うべきか)人たくさんいるんじゃないかと思うんですが、
顔の悪さだったり自分の短所と比較してじゃなく、自分の長所に自信を持つ方法ってないものでしょうか。

顔が良いと思い込む方法はだめです。
人生で何度か思い上がるチャンスはありましたが、そのたびにきちんと他者から顔の悪さを指摘なり何なりされましたので…

後ろからナンパされて顔見て逃げられるとか、
(つまり期待を持たせる素敵な後ろ姿だったってことですよね!?)

専門の卒業オーディションで全審査員から外見にC以下つけられるとか、
(演技とか歌はAくれた人もいたけどA+じゃないとC-の外見カバーできないんですって!)

あとはこないだ書いた「歌を聴いてもらう前に顔出さないでください」とか、

ご親切に!!!どうも!!!すみません!!!


年齢を重ねることで、人間の印象における顔の良し悪しの割合ってどんどん減って、思考や経験、技術で量られることになった時、
「まじで顔の関係ないフィールド」に立った時、今度は何にも自信が持てなくなってしまうことに気づき始めています。

どうしたものか…。

まぁ、どうにもならないならさしあたりは、私の顔以外の何かが、明日もがんばって良い結果が出てハッピーになることを祈って…。

それではおやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?