好きな色遍歴：青、オレンジ、黒、ピンクからの今
カラーセラピーというのに一時期ハマっていろいろ調べたりしましたが、
好きな色、選びたくなる色というのは精神状態が大いに影響してくるようです。
子供の頃から学生時代、大人になってすぐの頃、そして今まで、ついつい選んでしまうような好きな色がすごく変化してきた方だと思うので、ちょっとまとめてみます。
その時その時の気持ちの変化なんかも思い出しつつ…。
幼少期：無頓着ながら面影アリ
女の子はけっこう早い時期からオシャレに目覚める子もいると思うのですが、自分の場合は親が選んだ服を何も考えずに着ていました。
強いて言えば、はっきりした色柄にはなんとなく違和感があったのを覚えています。
2つ下の妹がいて、家では私のものは赤、妹のものはピンクでわりと統一されていました。
歯磨き用のコップとか、習い事用のバッグとか。
特に何も感じずに受け入れていたと思います。
キティちゃんグッズがわりと赤かったのでけっこう持っていました。
小学生：どちらかといえば青
黒と赤から選ぶものは赤、赤と青から選ぶものは青を選んでいました。
ランドセルやお習字バッグの赤は嫌じゃなかったけど、コンパスやピアニカは青でした。
あとは占いのラッキーカラーをやたら気にするようになったり、急にこだわりが強くなって、当時は困ったと親からよく言われました…。
服もなんとなく寒色が増えてきたかもしれません。
親が好まないからか、自分で思ったのが先だったか、かわいいものが似合わないという自覚は出てきました。
中学生：3人目の水色
果てしない黒歴史の始まりです。
青というか水色が好きでした。
いわゆるブルージーンズの薄めのやつに水色のシャツを合わせて全身水色になったりしていました。
おそらく、水色の髪のキャラクターが好きだったからだと思います…。
冒頭のサイトによれば、水色を好む時の心理は「現実と距離を置きたい、自由を求めている」とのこと。
それはピッタリ合っている気がします。
親が買ってきた服も着ていたのですが、身長が伸びて大人と同じ服が着られるようになると、普通に母や祖母と同じ40〜60代向けのお店で買ってくれていたので明らかに子供には素材感が合わず変でした。
そう気付いたのは最近です。つらい。
高校生：黄昏よりも昏きオレンジ
服を自分でも選んで買うようになりました！やったね！
ある時期から突然オレンジが好きになり、アウター、トップスからタイツに至るまでどぎついオレンジを揃え、それに合わせるため濃紺のデニム地やブラウン系のボトムスをいくつか持っていました。
おそらくきっかけは、オレンジ色の髪のキャラを描くために買った画材。
少ない色数で他のイラストも仕上げるにあたり、オレンジで塗ることが増え、取り憑かれていったんじゃないかと思っています。
当時買ったオレンジのパーカー、今ではなぜか夫の部屋着になっています。
大学生：黒はロックのためじゃなく
GLAYのライブに行きまくるようになりました。
ライブTシャツといえばやっぱり黒。
それも毎回は買えないので、それっぽい黒Tも何枚か持っていました。
一度、同窓会か何かで珍しくピンクを着たら「すごい気合い入ってるｗｗｗ」とよく聞こえるご感想をいただいたのでTPOを考えるようになりました。
そういう意味でも黒は便利でした。
沈みはしても絶対に浮かない。
20代半ば：ピンクチェックの爆発
同人音楽的な活動で人前に出たり、ステージで歌う機会なんかもいただくようになり、どこかでタガが外れたように白、ピンク、黒の組み合わせを着るようになりました。
それと同じくらいチェック柄が好きになり始めたのもこの時期です。
チェックの人って覚えられてたみたいです。
それはむしろありがたかったです。
ただ、ピンクより青系の服を着た時の方がなんとなく評判がいいという感覚はありました。
恋愛に関係なくピンクを着たい気持ちになる時は「誰かに甘えたい時、現実逃避したい時」とのこと。
何にしてもここで一度好き勝手にできたのはタイミング的にもよかったと思います。
アラサー：突然のOLコスプレ
ピンク熱が落ち着き、ニーソックスも履かなくなり、グレーとネイビーをよく着るようになりました。
パーソナルカラーのプロ診断でブルベ夏ってはっきりわかったのも大きかったです。
昔はイエベだと勘違いしていて、むしろピンクが似合わないのはそのせいだと思っていました…。
骨格もウェーブで、結局オフィスカジュアル、ゆるいオフィスエレガンスの色や素材感がいちばん似合うことにも気付きました。
あとは、お友達に「美人百花系好きそう」って教えてもらったのも大変助かりました。読んでみたら大好きでした！
ここ数年：好みと流行と似合わせの融合
ベースがグレーとネイビーなのは変わらず、前は水色系を差すことが多かったですが、最近はラベンダーやモーヴピンクと言われるあたりを選ぶことが多いです。
あんまり自覚はないけど、手っ取り早くまじめに見せたいのかなぁ？
パーソナルカラーに合うものしか買いたくない！というわけではなく、いろいろ安いもので買ってはみるのですが、あまりしっくりこなくて、結局淡い寒色にダークグレーかネイビーでまとめるのがいちばん気持ちが落ち着く気がしています。
どう見られたいかというより、自分の着たい服を着た上で「浮かない」という望みも叶えられている気がします。
ちなみに、一度も好きにならなかった苦手な色というのは朱色とターコイズグリーン。
朱色については冒頭のサイトで言及されていないのですが、ターコイズグリーンが象徴するのは独立心、創造性とのこと。
わかる～！自分に足りないものですわ～！
そもそも好きな色が好きなアニメキャラの髪の色に引っ張られるって、色彩心理学に本当に意味があるのか疑ってしまうレベルなのですが、読んでみると実際しっくりくるから不思議なのです。
好きな色が変わるタイミングというのは、気持ちや考え方が大きく変わったタイミングだと思います。
これを読んでくださった方も、ぜひ昔を思い出してみてはいかがでしょうか！
意外な発見があったりするかもしれません。
それではおやすみなさい。