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ロック座につれていってもらった話

昨年末に「今やらなきゃ一生やらないだろう」と思うことをやろう、という話になり、人生の先輩方とともに「浅草ロック座」に行ってまいりました。

公式サイトは成人指定なので参考資料をどうぞ。

ストリップのショーを専門に上演している劇場です。
浅草のドンキの近く、人通りも多い道に急に現れるのでびっくりしました。

ちょっと懐かしい感じの看板
いろんなタイプのキレイなお姉さん
場内はスマホを使用するのも禁止で撮影OKはここまで

年末特別公演ということで、入場料はだいぶお高め。
それでも女性は少し安く入れます。
女性ひとりのお客さんはさすがに見当たりませんでしたが、カップルと思われるお客さんは何人かいました。
昔の映画館と同じで、入場料を一度払えば、開館から閉館までいられる仕組みです。

ロビーには出演者のブロマイドが所狭しと貼られ、気に入ったものは買えるようになっています。
お酒や軽食を売っているコーナーもありました。

劇場内は独特のお香の香りで満たされていて、夕方に入ったらほぼ満席。
撮影禁止なのでステージの形だけ図にしてみました。

なんか人の顔みたいになっちゃったな

ステージの前には花道が長く伸びていて、先端は丸い小さなステージになっていてショーケースのように回ったりします。
中央奥に小さな階段になっているところがあり、演出などで使われていました。
前方の客席は正面も花道も見られるように斜めになっていて、後ろは普通の劇場と同じような感じでした。

ショーの内容は、香盤表にある通り曲に合わせてキャストさんが踊る感じなのですが、ほとんどの人は最初からソロで出てくるわけじゃなく、グループナンバーから始まります。
この時点ではまだ脱いだりはなく、普通のダンスステージで、これがまたとても素敵なのです!
バーカウンターだったり、海賊船だったり、いろんなセットがあって豪華でした。

そこからソロを担当する人が奥の階段のところでストリップ用の衣装にお着替え。
他のダンサーさんがうまいこと振り付けで隠して、お着替えが終わると階段を含むセットが幕で隠され、ソロのステージが始まります。

看板の写真にもあった通り、それぞれキャラというか方向性が違う感じで魅力的。
J-POPに合わせてかわいいクリスマスデート!みたいな感じだったり、大人のジャズっぽい感じなどなど…
全体的にもっとセクシーな感じかと思っていたのですが、どちらかというとアスリート的なボディラインの美しさを感じました。

中でも、自分が釘づけになってしまったのが、武藤つぐみさん。
ショートヘアで、グループナンバーでは少年役を演じたり、ちょっとトリックスターのようなふざけた感じのかわいさだったのですが、
ソロのステージは圧倒的にアクロバティックで、神秘的で、本当に素晴らしかったです…!
ひとりだけ天井から吊るしたフープを使ったエアリアルの演技で、どうしてももう一度見たくて実際そのためにその日2公演見ました…。

そしてラストのあやみ旬果さん。
この特別公演自体が引退公演だったみたいです。
皆さんアスリート的と言いましたが、あやみさんだけはダントツに女性らしさが勝っているというか、ただセクシーというのとも違って、本当に理想的なボディラインで衝撃でした…!

実際に衣装を脱ぐシステムというのも、ゆっくり脱げるように留め具がいくつもついているような衣装もあれば、一瞬で全部バッと脱げるような仕組みの衣装もあって、そこを見比べるのもすごく面白かったです。
アイドルの早着替えはこういう仕組みなんだろうな~とか、予想外にいろいろ勉強になってしまいました。

そしてどうしても気になってしまったのが、皆さん衣装の最後にだいたい下着を…というかパンツを脱ぐわけなんですが、
ほぼすべてのキャストさんが、脱いだパンツを手首にシュシュみたいに巻きつけるんですよね…器用に…
それがセオリーなのか!?と気が付いた時に思わず笑ってしまいました。
デートコーデの子はミニバッグにパンツを詰めこんでいて、2回目に見た時は「新しい!」と思いましたw

ちなみにこのショーに出てるキャストさんたち、私は本当に何の知識もなくて、てっきりこの劇場に板付きというか、劇場専門のダンサーさんなのかと思っていて、
1枚でもブロマイドを買えばめっちゃ応援になるのではないかと思って、武藤さんの大きな写真を買って帰ったのです。

が、後で調べたらめっちゃ有名な(元?)AV女優さんだったようです。
バレエが特技だそうですごく納得…!
ただ、「あの全身タトゥーでロリ系は嘘だろ…!?」と思ったのは内緒です。
ブロマイドはちゃんと家に飾りました!


「めったにできない経験」としてお邪魔したロック座、なかなか自分ひとりで行くのは敷居が高いですが、もし興味がある方がいらしたらお連れするという理由をつけてまた行ってみたいです。
もともとフィギュアスケートとか社交ダンスとか、自分にできない「やばい美しい動きをする人」を見るのが大好きだったのもあり、同じ趣味の方はきっとわかってくださると思います…!

もっときちんとした取材に基づくレポも見つけましたので気になった方はどうぞ↓

7年前の記事なんですが、武藤つぐみさんが、わ、若い!!!!!

気になった方はお気軽に声をかけてやってくださいな!

それではおやすみなさい。

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