日誌28「中学生なので妄執を理解し死に場所を提供することになるのかもしれない恐怖と戦ったりなんだり」
・今日寒いっすね。これを下書きした日は寒かったんです。
・いやいやいや。だいぶ書いてなかった。なんで???????それは忙しかったから。そういえば聞こえはいいけど言い訳に過ぎないのかもしれない。単純に思考が纏まったりしてなかったらこんな時間になっていたっていう話ですよ。なんなんすかね。定期的に書くようにしたいっすね。
・割とここまで色々思うところあったんですけど、ようやく頭が回って来たためまた書き始めようってことですよ。
・そういえばなんですけどね
ひいたんですよね。美琴さん。
実装当日にぶっ込んだら出たはず。コインランドリーでなんしとんのと思ったけど無事でよかった。とりあえず美琴さん優勝+SSR trueまで見て、思った事をまとめとこうって回です。
ちなみにシナリオは今から見返します。歯抜けも文字化けも多い。
・妄執
・美琴さんという存在自体が好きなんですよね。陳腐な言い回しでなんだかなぁとか思うんですけど。アイドルっていう存在に対しての情熱のかけ方が常人のそれを超えている。今まで担当になった4人(あさひ、浅倉、千雪さん、果穂ちゃん)とも、何故だかスカウト組なんですよね。こちらから声をかけて、アイドルっていう存在へと勧誘したっていう形。その過程で彼女らの中での偶像の真価を見つけていくような、そんな感じ。
でも、美琴さんは違う。北海道から14歳で単身アイドルを夢見て今も尚走っている。アイドルになりたいの言葉の重みが違う。こういう言い方するとみんなの言葉が軽いみたいになっちゃうからやだな。言葉の構成元素が違うって感じ。
・アイドルになる以外の道があった人をアイドルに誘ったのは多々ある。
千雪さんがそのまま雑貨屋さんになるのだって容易に想像できるし、
あさひなんてプロゲーマーでも体操選手でもプロクワガタニストでもなんでもござれだ。やつに関してはアイドルじゃなくてもよかった可能性が容易に想像できる。
そういう未来の可能性の一端として出会いそしてアイドルを選択した世界線がこのシャニマスの世界線であり、アイドル桑山千雪が、アイドル芹沢あさひが存在している現実となる。
でも、美琴さんは他に道があるのだろうか。
美琴さんがアイドル以外になる姿がうまく浮かばない。誰でもこれは思うだろうし完全な公式デザイナーズコンボみたいにも思うし陳腐な話にもなるけど、本当に美琴さんはアイドルにしかなれない。それがいいとかじゃなく、それ以外の道は残されていないような存在。
多岐にわたる未来という見知らぬ光を一本に収束させた人間。今後の未来と今までの費やした過去全て燃やして夢を魅せ、それを喰らう存在。
そんな悲しい、いやそういうことすら烏滸がましい、恐怖を感じるほどの美しき選択を成した存在を、妄執以外でどう表現すればいいのだろう。
結果的に美琴さんはいまだ生きてる訳なんですけどね。ステージで死んでもいいと言わしめた存在が、今もなんとか生きている。浅倉みたいにどこかに消えてしまうようなことはない。
きっと美琴さんは誰よりも早くそして遅く、長時間レッスン室にいるし、新しい家電を事務所によこしてくるし、食事は爆速だろう。こっちの呼びかけにも一回で返してくれないし、大きい声で呼びかけてびっくりするのもいつも通り。
きっとそういう日々が続くし、次第に慣れていく。
それが続いていく。
続く。
レッスンに向かう姿も、休憩中に曲を書き込む姿も目に焼き付けるだろう。そういう姿は何回も見る。でも、そういう日々は永遠に続くことはない。
結局、彼女と別れる所はステージなのだろう。
そしてそのステージはいつか必ずやってくるだろう。
毎回毎回、舞台袖で苦しめられる。一体、いつ終わりになってしまうんだろう。いつかは必ず発生する逃れられないもの。死なんてものは人間が到達するエンディングとして平等に配られた采配だけど、彼女はそれをみずからえらんだ舞台の上でそれを決行しようとしている。
真っ赤に染まる彼女の姿を目にする日は、本当に少しずつ近づいてきている。サイリウムよりも赤く煌めくその瞬間、彼女の中でアイドル緋田美琴が完成するのかもしれない。
彼女がようやく、不安にならずに積み上げ収束した自らの人生を笑える瞬間は本当の終わり以外ないのかもしれない。
妄執に取り憑かれたなんて言えるのは他人だけ。彼女の覚悟も努力も感情も知って仕舞えばそれは取り憑かれたなんて言えるはずはない。そうして摩耗した心も知っている。
知らないのは、初めて道を収束させる決意をした当時の美琴さんのことだけ。その瞬間の心を知る術はない。だから、もうその背を見守ることしかできない。
歩みを止められるほど愚か者でもないし、彼女の前に立てるほど強い存在にはなれない。ステージで身を焦がす彼女に目を奪われることしかできないのかもしれない。
だからこそ、帰ってきたらめいいっぱい褒めよう。手を貸して欲しいと彼女が言ったなら全力で手を貸そう。なんならお節介もいっぱいしよう。せめて、その背を見せない時くらいは、ステージで身を焦がすとき以外は笑ってもらおう。せめて、それだけは。
・美琴さんのこととっても魅力的ですごい存在だっていうことは死ぬほどわかってるつもりなんですよ。普通ににちかちゃんと語り合えるくらいにはよくわからない感情を彼女に抱えている節がある。それは彼女の醸し出す凄みだったり、彼女が本来のぞむパフォーマンスで魅せられたりするのもあるけど、どうしてそういう羨望や存在感以上に、存在の儚さや終わりがいつかやってくるんじゃないかという恐怖も同時に内包している気がする。
彼女にとっての死んでもいいステージを準備するために生きているような気持ちになる。盛大に命を燃やして朽ち果てる場を提供し、ただ舞台袖で朽ちていくものを見つめることしかできないんじゃないかな。それはとっても悲しくて、それでもとっても素晴らしいんだろうとも思う。涙を流した時、果たしてそれは悲しみか感動か。心が揺れたのは彼女のファンだからかPとしてなのか。いつかくる終わりに向かって、彼女との時間を今後歩んでいくことになるのだろう。
・Twitterかなんかで見た気がするんですけど、緋田美琴の妄執の感じがFateの衛宮士郎に近い狂い方に似ている気がするって話があったりした気がします。妙な納得感があった。目指すものに対してのリソース管理とかの方策だったり、煌びやかな憧れへの到達にならないような存在感。泥臭くて灰色のイメージで走り続けるのに、ゴールはもっぱら輝く場所になる。そんなどこかズレているような者。
生活能力の無い人は好きですって言ったの本当になるとは思わんじゃんよ
・そんな彼女の中にかなしい覚悟も感じるんですけど、そもこれが美琴さんの中で明確な隙というかなんというかがなければこんなにモヤモヤしないんすよね。ハイパー完璧人間だったならこんな感情にならない。
いやさ、妄執としかいえない感情をアイドルという概念に抱えて、未来にある終わりに向けて走る存在にしては
生存能力があまりにも低すぎませんかね?????????
想像以上にやばかった。いや好きだけどね。
好きなんですよ
好きが故に
確かビジュアル発表直後くらいに
「この人、生活能力ゴミだったらいいなぁ。」
って思ったけどね????
いや割とやばかった。リソース全てを賭けるために生活能力を真っ先に手放していく。恐ろしい存在に思えるのにそこはちゃっかりしておいてくれ。好きだからいいんだけど。
美味しいもの食べてるんかな…。食事細すぎて全部食べれなくていい顔で困ってる美琴さんは見たすぎるけど普通にあり得るんだろうな。試しに寮に一週間くらい滞在してくれんか????長崎アイドルが全てを解決してくれそう。というかうっかり家賃払い損ねとかで他のアイドルの家を一週間くらい転々としてちやほやされてくれ。なんで食事とかの話になったら小動物化するんだ美琴さん。
顔が良くて、リソース全てを賭けられる妄執を抱えた精神性、タッパとスタイルがガチでいい生活能力に不安を感じるアイドル、好きだよ。
これから他のアイドルとの関わりが楽しみですね。なおまだイベシナリオ読んでないよ。覚悟が足りないからね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?