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【エッセイ】キース・ヘリング展

 投稿する内容の時系列が前後しちゃってるわけですが(笑)
 バタバタしてる中、妻子と「キース・ヘリング展」に行ってきました、先週。


 今回は入口からほとんどの展示が写真撮影可ということだったので、バチバチ撮って来まして、原画と言って良いのかかどうかわかりませんが、ほとんどがヘリング自身の描いた作品。彼が手に持ったチョークで描かれた作品であり、また物によっては紙が変色してたりという、非常に生っぽい展示でありました。

 いかに鑑賞者が言葉を並べるよりも、描いたその作品が最も雄弁です。

 想うところがたくさんありました。

 アートに詳しいわけではない私は、バスキアを音楽の方面から知りました。
 ヘリングも「SOMEONE LIKE YOU」という12インチシングルのジャケットで知りました。

 ポップで、楽しげで、どちらも落書きのようでいて、しかし強烈なメッセージが込められています。

 今回の展示では、ヘリングの遺した言葉もディスプレイされていて、それが刺さりました。

 本当に、直接心に響いてくるような作品群でありました。

 メッセージの伝え方がポップであればあるほど、それは広く拡散されて行くわけです。

 彼らの表現の方法論は、現代のこのSNSの普及の魁だったと言えるのではないかと思います。

 素晴らしい展示でした。


性に限らず全てに共通する考え
創作物の価値って、ある日人にはクソで同時にある人には宝。それでいい。
こういうことです。
こういうことです。
SILENCE=DEATH
無知は恐怖 沈黙は死


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