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【FX】USD/JPYロング継続【株】8058+,6723含み損継続


前回


【概要】

 トレードは全部継続。
 今日は春闘の集中回答日ということで、退勤時にラジオでざっくり聞いていると、大手はかなり積極的な回答を出していて、中には謂わば逆提案みたいな感じで組合の要求を上回る回答を出して結果15%近い賃上げになった企業もあるらしく、とりあえず今年の春闘に関しては労働者にとって近年にない勝利ということになるようである。ただし、これは巨大企業の結果であって、日本の経済を支えている多くの中小企業がこれに追随できるかどうかが問題。
 あとは、この賃上げによって本当に消費者の財布の紐が緩み、消費の拡大につながるかどうか、そして一番大きなことは、この結果が毎年継続できるかということである。
 単年度なら政府が煽って煽って煽りまくっている現在ならいくらでも可能なことだろうけど、毎年継続して今年同様の結果がでなければ正常なインフレと経済の循環には至らない。
 そのためには、旧態依然とした日本の企業が、考え方を根本的に欧米型にシフトして、簡単にいうと、儲かった分をきっちり従業員と株主に分配し、お金を社会に回すことである。
 日本の企業はバブル崩壊の恐怖からお金を社内に溜め込む体質ができてしまっている。これが変革できるかどうかが鍵で、来年以降これが継続できなければ、現在企んでいる金融政策の根本が崩れるので、それを前提にして先走っている経済は崩壊し、また長期に渡るデフレに逆戻りする。

 そういえば、今日、面白いニュースがあった。
 昨日、日銀の植田総裁が参院財政金融委員会で「個人消費について非耐久財消費に弱めの動きがうかがわれる」と指摘したそうで、それを受けてこれだけギャアギャア騒いでいる3月の金融政策変更観測とやらが後退し、一旦円高に触れていた相場がまた円安方向に戻ったというのだ。

 バカバカしい。総裁が指摘するも何も、これは指標として数字で公表されている事実であって、総裁の発言云々という問題ではない。こんな既発表の数字を会議で出す程度の事がサプライズとなって為替を動かすという事自体が、いかに現在の市場の観測とやらがいい加減なものかということを表している。
 現実の数字を言葉にして再確認しただけのことである。
 まぁ、仮に来週、日銀金融政策決定会合の結果がとりあえず3月は現状維持とかそういう事になった場合の市場の落胆は想像がつく。

【FX】

 上記の通りドル円はやや円安を継続なのでポジションはキープ。含み益。

【FXポジション】

USD/JPY ロング 146.9500→保有中
   同       147.5800→保有中

【株】

  日経平均は続落。
 6723ルネサスは少し戻し、7203トヨタは少し下げ、総じて昨日よりちょっぴり含み損減少。
 本日も買い場とみて買い増しを続行。

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