ノドグロの塩焼き
シロクマ文芸部に参加させていただきます。
小牧幸助様、今年もよろしくお願いします🎍
初めてのノドグロの塩焼きを、「美味しい!美味い!」と夢中で食べました。パリッと焼けた皮が何とも香ばしく、ふっくらジューシーな白身がたくさん詰まっていて、焼き魚とはこんなに旨いのねと感動しました。
私は日本の西の果ての小さな街出身です。
魚が豊富で、毎日の食卓には魚が上ることが多かったと憶います。しかし残念ながら家族の中で私だけ魚は苦手。青い魚を食べると全身蕁麻疹が出るので小学校の給食でもサバとアジだけはお残し許可でした。
当時彼の地では、刺身というと私が苦手なブリ、ハマチ、ブリ、ブリ、、イカが多く。何故かマグロは少なくて、大好きな鯛も時々しか(家では?)無くて残念でした。
それでもイサキの塩焼きは大好きで、家にお客様がある時に配膳やお酒の燗を手伝うと、ご褒美で食べれました。
市場で買ってきた大きなイサキは美味しくて、笑いながら食べていたような、。
そんな私も大人になってからは、お寿司は青い魚以外は食べれるようになり(ブリは今も苦手)、60歳すぎてからはレストランで肉料理より魚料理を選ぶことも増えて、自分でもびっくりです。
そして恥ずかしながら、魚はなんて美味しいのかと感動するようになりました。
何を今頃、時すでに遅し。
かもしれませんが、これから美味しいお魚の世界を楽しめたら幸せだろうなと思っております。