やなせたかしさんの原画の素晴らしさ
上の写真は2014年 大阪心斎橋にある
大丸心斎橋店で開催された
「アンパンマンとやなせたかし展」のポスターです。デパート1階のショーウィンドーで撮影したと記憶しております。
私は、やなせたかしさんが大好きです。
中学生の頃「.詩とメルヘン」という雑誌を愛読しておりました。このことは前にも書きました。
やなせたかしさんの原画は随分前、まだ子供達が幼い頃に高知県にある
アンパンマンミュージアムで観たことがあります。
たしか、旅の雑誌[るるぶ]には「アンパンマンミュージアム」と書いてあったような。今は、
「やなせたかし記念館」なのですね。
この記念館はとても素晴らしくて楽しくて、私は「帰りたくない、もう少し観たい」と切に思いました。 今でも、
是非もう一度伺いたいと思っています。
今日こちらのホームページをのぞいてみましたら、あの頃とは少し違って別の建物もできているようです。
あの日は夫さんの提案で、
夏休み企画
"四国一周ドライブの旅"の途中でした。新車を運転する夫さんは意気揚々、一方、車に酔う体質の私と娘達(8歳と5歳)は、もうぐったりで、、。 いつもながら盛りだくさんのスケジュールをこなすのに必死でした。今思い出しても冷や汗💦です。
「2泊3日で四国一周なんてきっと疲れるから、も少し近くてゆとりあるスケジュールにしてほしい」と何故夫さんに伝えなかったのか?
考えてもわからないのですが多分、私はただひたすら、アンパンマンミュージアムに行きたかったのだと想います。
(四国?高知県?アンパンマンミュージアム!!)
当時できたばかりのミュージアムをテレビで見て、原画を観たかったのです。子供達も喜ぶだろうし、とにかくアンパンマンミュージアムだけは行きたいと夫さんにお願いしました。
館内の原画は撮影禁止でしたので、その日の写真はありませんが、私の心の中には今も大切にしまってあります。
ひと通り、家族でアンパンマンの絵を見て、アンパンマンとバイキンマン、ドキンちゃん達と遊んで。
グッズも購入した後、
私は「詩とメルヘン」の表紙画の前で動けなくなりました。中学生の頃の自分を思い出し、
懐かしくって
哀しくて嬉しくて、涙でグチャグチャになって立ち尽くしていますと、
「ママ、パパが呼んでるよ!もう時間だって。次の予定があるし、夕方までにホテルに着けなくなるからって」と
娘達の声がして我にかえりました。
この話は今でも時々、家族で話題になるのです。あの時購入したお皿の中のアンパンマンも一緒に笑っています。
夫さんが呆れて、
「結局、1番喜んだのはママだったよねー」と何回も言うのです。
今度はゆっくりと、思う存分、原画を観たい。
画のなかの やなせたかしさんとお話したい。
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