#今年学んだこと 継続は力なり
ピアノは好きですが、私はコツコツ練習するのが苦手で、まさに3日坊主の連続でした。
子供の頃に3年ほど習っていたことは以前も書きました。
実は、この記事を書いてから一年くらい、時々😁練習して何とかノクターンを弾けるようになりました。
娘が帰った時に弾いてみると、
「へえーっ まあ、なんとか弾けてるね。頑張ってるね」で終わりました。
夫さんはいつも反応が薄く、、
「せっかくピアノあるから時々弾いてね、僕がいない時にね」と言います。
つまり、うるさいらしいです。
そんなこんなで、また弾かなくなっていたのですが、今年の10月半ば、NHK Eテレの
「3ヶ月でマスターするピアノ」という番組を知り
私もやってみたい!と
性懲りも無く思い、遅ればせながらテキストを探しました。が、売り切れ。ネット注文して10月末になってやっと買えました。
テキストが届くまで番組を録画して何回も見ていましたが、届いたテキストは、楽譜付きの素晴らしい本でした。
まず、はじめに の文章
を読んで感動する私。
講師の本田聖嗣さんは素晴らしいピアニストで、高校や大学でピアノを教えたりもなさるそうで、とにかく教え方が巧みです。先生の模範演奏も番組のHPにあります。
テキストの目次を少しご紹介します。
この素敵な笑顔に惹き込まれて、納得のいく説明で、「もしかしたら私も
ショパンの革命のスペシャルバージョン(少しやさしくしてある楽譜)が弾けるかも」と毎日毎日練習しております。午前と午後30分ずつくらいです。
(毎日5分でも練習していると、ある時ふっと 弾けなかった所が弾けるようになると聞いたので信じて練習しております)
初めは、どうしても肩に力が入ってしまい右手も左手もガチガチに疲れて、あちこち痛くて困りました。「"バスのワイパー理論"って言われてもねえ、アルペジオできないよ、もつれるよ。ストレッチしてもこれ以上伸びないもん。やっぱり手がとても小さいから無理なんだよ」とぶつぶつ文句ばかり言っておりました。
ただ、さすがはショパン。メロディが美しくハーモニーが素晴らしく、ゆっくりゆっくり弾いていても胸に響いて来ます。私はフラットがたくさんある曲は苦手なのですが、弾いていると感動します、伝わってきます。
「ああ、辛かったのだな。ポーランドの革命失敗、、。」テキストには、
"ショパンは祖国ポーランドの運命に対する深い悲しみと怒りを音楽で表現した"と書いてあります。
こうして、単純な私はテキストを何回も読んで、
「よし、私もオトナなんだから合理的な方法で少しでも上達しよう」と
毎日少しずつ練習を続けてはや、ひと月半が経ちました。
練習するのが習慣になると、旅行で弾けない時、頭の中でその曲のメロディが突然流れて来たりして驚きました。帰ってから弾いてみると、上手くはなっていないのですが、なんと言うか肩の力が抜けて楽しく弾けることに気がつきました。
「そうか。今まで練習することを義務のように感じていたけれど、ピアノが好きだから、弾けると楽しいから弾くのだもの、幸せなんだな」と気がつきました。
明後日の水曜日、とうとう番組は最終回。生徒さんはストリートピアノに挑戦!
ワクワク、ドキドキです。緊張と感動で、テレビを観ながら泣いてしまいそうです。
でも実はまだ私は、間違えずに弾けたことがありません。暗譜もまだです。
また来年もこの曲を練習します。3ヶ月では無理でも6ヶ月で、、できれば嬉しいな。
今年はまさに、
「継続は力なり」の諺の力を改めて学びました。
ありがとうございます♪