高学歴ではない就活生が、まず受け止めなくてはいけない現実。
高学歴ではない就活生が、
まず受け止めなくてはいけないこと。
それは、
人気ランキング上位の有名企業には、
偏差値の高い上位校にいないと、
入社できる可能性はかなり低い。
ということです。
事実は、
人気有名企業が採用した大学名と
人数を調べてみれば、
非常によく分かります。
採用の仕事や人事職の繋がりから、
他社の話を直接聞くことも多いのですが、
偏差値レベルにおいて、
ある一定のラインより下の大学については、
相変わらず足切りが行われている事実を
今もよく聞きます。
足切りの方法は、主に、
・書類選考、筆記テストといいながら
内容を見ずに落とす
・そもそもセミナー情報をお知らせしない、
公開しない
などです。
企業はイメージを大事にするので、
学歴差別をしていることは決して
オープンにしませんが、
事実やっている企業はかなりあります。
応募者がたくさんきてしまう有名企業は、
採用効率を少しでも上げなくてはいけないので、
学歴以外に、簡単にできる有効な見極め手法が
新たに確立しない限り、
変わってはいかないでしょう。
どうしても有名企業に入りたかったら、
まずは偏差値の高い大学に入ることが必須。
これは事実です。
そして、ここからが大事なところです。
「企業ってムカつくな!企業ってヒドイな!」
と感じたとして、
その怒りの矛先を企業に向けても、
何も始まらないのです。
この先の人生は、何も変わりません。
「なんか、夢ないな。
やっぱり高学歴じゃないと、いい就職できないんだ・・・」
といじけてみても意味がありません。
一人、悲劇の人をきどってみても、
そんなことに対し、
本当の同情は誰もしてくれませんし、
助けてもくれません。
自分も非高学歴者なので、
もやもやした気持ちは分かりますが、
社会の現実に、
怒ったり、愚痴ったりしても、
自分にとって
プラスは何も生まれないのです。
結局、損するのは自分です。
就活で失敗する
非高学歴者の多くは、
その事実をしっかり受け止めておらず、
学歴差別をする企業を恨んだり、
かってに世の中に失望したりして、
自信と行動意欲を失くし、
とるべき行動が
とれていないことが多い。
確かに、高学歴でないことは、
「選べる企業が狭くなる」
という事実があります。
しかしながら、
「人気企業には、ほぼ入社できない。」
この事実をしっかり受け止めなければ、
良い就職活動ができる可能性は低いのです。
受け止めるとは、どういうことか。
その事実から目をそらさず、
対策をとった行動をする
ということです。
具体的には、例えば、
「選べる企業が狭くなる」
「人気企業にはほとんど入社できない」
という事実を、逆に、
「自分が就職活動で向かう企業を、
初めからしぼることができる!」
という前向きな事実に変えることです。
高学歴であれば、
「有名人気企業に行けるかも・・・」
という期待で、
高倍率の人気企業ばかり受け、
落ちまくった結果、
自信を無くして就職そのものを失敗したり、
なんとなく内定をもらった企業に
安易に決めてしまったり、
ということだって考えられます。
選べることが、仇になる場合もあるのです。
それに比べ非高学歴者は、
「迷わず、人気企業を捨てることができる。」
つまり限られた就職活動の時間の中で、
「あまり知られていない埋もれた優良企業」
に向かう時間を優先的に使うことができる!
という利点があるのです。
まずは、非高学歴であるが故に、
就活で受ける不利がある事実を受け止め、
どうしたら、
その状況を有利に活かせるかを考えましょう。
逆転の発想をしていくことが、
まずは成功の始まりです。
忘れてはいけないのは、
非高学歴者でも、
良い就職は全然できます。
自身にとっての良い就職とは何か。
それをしっかり考えることができれば、
良い就職は実現できます。
幸せに働いている身近な人を
調べてみてください。
全員、高学歴では決してないはずです。
その人達が、
何故幸せそうに働いているか。
そこに、
自分にとっての良い就職とは何か
のヒントがあるかもしれません。
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