史上最強の内定獲得術
一流企業への就職内定率が99%の就活塾を率いる
武藤 孝幸さんの就活本。
史上最強とうたい、
実績を出されているだけあって、
具体的にどう行動すべきかというポイントが
的確に書かれています。
学歴フィルターなどの、現実の厳しさはさておき、
戦略的なテクニックというよりは、
基本の徹底を軸に、
「自分のベストを尽くすこと」に専念させる本
という印象。
あとは、やるか、やらんか、だけ。
やれば結果でるの分かってる
ライザップのダイエットと一緒。
【自分が役に立つと思えた部分の要約メモ※意訳有】
就活6つの落とし穴
①先延ばし症候群 → 先延ばしはNG
②決断できない症候群 → 自分の意思で決断せよ
③80%症候群 → 本気になれ
④一人でできます症候群 → 人に頼れ
⑤セミナー貧乏性 → 闇雲ではなく意図を持ってセミナーに行け
⑥ネタがない症候群
→ 物事をどうとらえているか。正しくとらえる力があるか。
相手の心に訴えかけるような説明ができるよう自己分析せよ。
マインドを身に着けろ
①迷ったら成長するほうを選ぶ
②飛行機上昇の法則
→向かい風を上昇する為のきっかけとして受け入れる
③山登りの法則
→どこに到達するか分からなくても、突き進む勇気を持つ
就活は、本当にウチに入社したいのかという本気度を見ている。
本当の自分を発見し、
それを入社したい会社の大事にしていることと重ねあわせ、
ロジカルに伝える場が選考。
挫折は成功体験として語れる。
挫折をどう活かして成功の過程としたかを語れ。
自己分析
自己分析は、過去・現在・未来。
過去の経験がどう自分につながっているのかを考え、
さらに未来へとつなげていくことが求められる。
就職希望する相手によって、出すエピソードを変えろ。
自分自身の特徴を、嘘をつくことなく、
志望する企業の求める人物像を考え、適切に提示する。
話すことは3つ。
①学チカ(学生時代に力を入れたこと:過去)
②自己PR(学チカで経験を経た今の自分:現在)
③志望理由(未来)
これらに一貫性を持たせろ!
過去、現在、未来の価値観。それぞれの共通点は何か。
どのような人生を歩み、
どのような今があり、
どのような未来を築きたいのか。
それを会社の中で行えるのであればマッチング。
エントリーシート
ESは、10%の出来でもいいから、まずは書き上げる。
そして後から修正する。
ESで書いたことは面接でも聞かれる。
自分のアピールポイント、強調したい点を、
相手のカラーにあわせて伝えろ。
ESは嘘は書くな!ただ3割は持っていい。
印象に残るようなコピーを書け。
過去の経験を、学びとして昇華させろ。
自分の視点ではなく、相手の視点で。
結論先に長文にしない。専門用語使わない。
事実と根拠で、結論(主張)を補足する。
期待をいい意味で裏切ることを念頭に。ギャップを出せ。
ESのエントリーは、第一タームで出せ。
最初が一番枠が広いし、本気度が見せられる。
WEBテスト
対策本やって、問題に慣れろ!
第一志望の企業と同じテスト実施している企業をたくさん受けろ。
面接
大企業は落とす為の面接をする。
見るのは基本的な事柄。
声の大きさ、運動経験など、
その仕事における資質を見る。
以外と盲点なのは、
挨拶と笑顔。
これができていないで落ちることが多い。
明るく、元気で、ハキハキ。
この3点が中心。
あとは、その会社に相応しい振る舞いを、
会社の人、雰囲気から考えて行え。
自慢話はいらない。
面接官は、自分の部下になった場合に、
使えるかどうかうか、
つまり素直にやれる人かどうかを見ている。
相手の立場にたったエピソードを作れ。
面接の答え方の違い
三流→聞かれたことに答えていない
二流→質問された内容に、そのまま答える
一流→聞かれたことに適切な回答をしつつ、その先の質問を促す
面接前は、「できるモード」に切り替える。
自信がある人をイメージする。
最後に何かありますか?
の質問には、差別化して、強い印象を残せ!
現場で働いている自分自身を既に想定しています
というイメージさせることが重要。
グループディスカッション
場の空気を作れる人かどうかを見ている。
席に着いた瞬間に、隣の人との共通点を3つ見つけろ。
組織で働ける人かどうかを見ている。
一緒に仕事できる人かどうか。
変なやつは落とす。
チームで成功するために、自分は何ができるか。
考えた行動、役割を担う。
自己中心。発言しない。議論参加しない。は落ちる。
グループディスカッションで差別化する為に、
1日5分でいいから、
経済ニュースなどチェックして、引き出しを作れ。
OB・OG訪問
OB・OG訪問の目的は、就活生と社会人の差を詰めること。
メディアからでは得られないリアルな情報を得ろ!
聴くのは5W1H。
どのような人が、いつ、どこで、どのような仕事を、
何のために、どのように。
質問は、その人でなければ答えられないことを聞け。
聞いた話を、選考に活かせ。
1人では情報が偏る。3~6人と会え!
時間は必ず守る。会った後、お礼を言おう。
三流→お礼言わない。伝えない。
二流→お礼言う。
一流→お礼を言って、メールも送る。
そして再び会った時に、改めてお礼言う。
アイスコーヒーを頼むな。
→理由は、水滴つくものはNGだから。
書類、電子機器を濡らしてしまう可能性がある。
そこまで、相手のことを気遣えるか。
マッチングサービスもうまく使いながら、
OB、OGを熱意持って探せ!
心構え
50社落ちても、最後の1社受かれば同じ。
最後の1社ミスマッチすれば、失敗と一緒。
優秀な人ほど中期的な視点を持ち、経験を学びに変えようとする。
良い会社に出会えるまで動き続ける。
企業が行っているのは経済活動であり、
最終的な判断は論理的。
入社がゴールではない。
社会人になって、
「やりたいこと」「なりたい自分」があるはず。
そこに人生の目的がある。
内定を得る為では無く、
豊かな人生をおくる為に、頑張る。
自分が何をしたいのか。
自分を信じ、結果を出す為に徹底的にやる。
夢は努力によって必ずかなう。
人生の夢をかなえるには、
その夢をできるだけ多くの人に語る。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?