【本当は教えたくない】月100万円稼げるInstagramコンセプトを配布〜プロフィールと投稿テンプレート付き〜
(※このnoteは無料で読めます。)
Instagram運用には勝ちパターンがある。
SAKIYOMIはこれまで累計400万フォロワーを超える企業のアカウント運用を支援し、平均4.2ヶ月で1万フォロワーという実績を残してきました。
それだけ再現性高くアカウントを成功に導けた一番の鍵、それこそが今回タイトルに書いてある「アカウントコンセプト」なのです。
何事においても初期設計が肝心なことは今更言うまでもないでしょう。
最近では毎月数百件ものアカウント相談をいただきますが、伸び悩んでいるアカウントは「アカウントコンセプト」で失敗していることがほとんどです。
それもそのはず、この「コンセプトの初期設計」は難易度でいくとSSランク、運用の中でも特に専門性が問われる難しい部分なのです。
(実際にSAKIYOMIでは、このコンセプトの初期設計に専門のチームが1ヶ月間もの時間をかけ、「良いコンセプト」を作るために、ひたすら30日間頭を抱えながら知恵を絞り続けます。)
そこで今回はこれまで累計300以上のアカウントコンセプトを作ってきたSAKIYOMIが、0から”100万円稼げるコンセプト”を設計し、そのままこのnoteを読んでいる皆さんにプレゼントしようと思います。
今からアカウント運用を始める方は、このnoteにあるコンセプトをそのまま使用いただいて問題ないですし、
すでに別ジャンルでスタートしている方はコンセプトの設計プロセスを参考に、自分のアカウントを見直してみてください。
【結論】全8STEPのコンセプト設計方法と実際のアカウントコンセプト案
これからアカウンのコンセプト設計のプロセスを公開するにあたって、まずは先に結論を皆さんにお見せしましょう。
今回作成した人材系の「アカウントコンセプト」と「投稿デザイン」、「プロフィール文章」と「数値シミュレーション」はコチラ。
そしてこのコンセプトに辿り着くまでのアカウント設計フローがコチラ。
(この「全8STEPのコンセプト設計方法」は実際に現場のプロが実践しているモノであり、様々な紆余曲折を経て、最終的にたどり着いたモノです。)
こちらの投稿イメージと数値、全8STEPの設計プロセスをご覧になっていただき、もしこのnoteの内容に期待感を抱いていただけるのであれば、ぜひ最後までご一読いただけますと幸いです。
1.出口(マネタイズポイント)を設定する
「コンセプト設計」と響きの良い部分に色めきを求めてしまうと、おおよそ失敗してしまうのがオチ。そのため、まずはしっかりと出口から逆算して設計していくことにしましょう。
今回は人材領域のアカウントですので、人材領域の中でマネタイズが出来る商材を選定していきます。とは言うものの、今回想定されるのは以下の2つだけです。
人材領域に関する知見をお持ちの方であればご存知かもしれませんが、①には有料職業紹介事業の免許が必要となります。
既にお持ちの方・企業様であれば問題ないかもしれませんが、今回のドキュメントを購買していただく多くの方はこれに該当しないと考えられますので、必然的に②を出口に設定する必要があるでしょう。
②であれば適当なASPに登録し、案件を検索することで複数案件を発見することができます。単価としては2〜3万円ほどが相場ですね。
既にASPに登録し、アフィリエイト収益をあげられている方であれば、ASPと交渉することで特別単価で獲得し、さらに高額に設定することもあるかと思います。
ひとまずは単価として十分な金額と言えるため、「②人材紹介エージェント登録のアフィリエイト収益」を出口に設定しましょう。
2.出口に誘導できるユーザーを設定する(メインターゲットの決定)
人材紹介のエージェントないしは媒体に登録するのはどういったユーザーでしょうか。まず大別できるのは以下の2つ。
①大学・専門学校を卒業する予定の新卒組
②既に社会人として働いており、転職を検討している第2新卒・転職組
Instagram運用の知見をお持ちの方であれば「Instagramは”若年層”を中心に利用されているため、新卒を狙った方が良い」と瞬殺で答えを導き出されるのだと思いますが、ここには注意が必要だと考えています。
確かに、新卒組の方のInstagramの利用率は高いでしょうし、母集団形成も比較的容易だと想定されます。
しかし、新卒採用は母集団の流動性が激しく、採用されてしまったら再度母集団形成をする必要があり、資産性に乏しいという特性も同時に有しているのです。
また、日本特有ではありますが、新卒採用には「シーズン」が存在しており、年中マネタイズを図ることが難しいという側面も持ち合わせており、少し扱うには難易度が高いかなという所感。
そのため、自社で新卒支援をしていたり、短期での収益化を狙うのであれば①がメインターゲットとなりますが、
当然これから市場が伸びてくることを考えると、長期的な運用にまで持ち込みたいので②を選択するほうが賢い設定かなと思われます。
ですので今回の運用においては、「アカウントとしての資産性を高める」&「出口からの乖離がない」という2つの観点から、
ターゲットユーザーを「②既に社会人として働いており、転職を検討している第2新卒・転職組」に設定することとします。
3.ターゲットユーザーの解像度をあげる(コアターゲットの設定)
さらにターゲットユーザーを分解してみましょう。
ターゲットの設定をする際に意識しているのは「メインターゲット」と「コアターゲット」という、抽象度の異なる2つの観点でのセグメンテーションです。
今回で言えば、メインターゲットは「②第2新卒・転職組」であり、出口に誘導できるターゲット群のことを指します。さらにそこからセグメントを設定し、「アカウント運用をする中で絶対に外してはいけないターゲット群」と定義されるものがコアターゲットとなります。
この3節では、メインターゲットにセグメントを設定し、コアターゲットを設定していきます。もっともわかりやすいのは「ニーズの顕在度合い」によってセグメントを設定していく方法です。
今回の場合だと、以下のようにメインターゲットを区分できます。
①→③にかけて転職のニーズの顕在度合いが下がっていき、コンテンツでのナーチャリングを行っていくことによってその顕在度合いは1ステップずつ上がっていくイメージです。
Instagram運用では「潜在層・検討層」のような、ニーズが完全に顕在化していないユーザーをコアターゲットに設定することが鉄則となっています。
①をコアターゲットに設定しない理由は主に2つ。
実現可能性がないわけではありませんが、これまでに弊社がInstagram運用に携わってきた中での肌感覚として、顕在層刈り取り型の運用は混迷を極めます。
あえて難易度の高い道を進む必要性もないため、今回の場合でも「②検討層」と「③潜在層」をコアターゲットに設定。
それらユーザーに向けてコンテンツ発信をしていくことによってナーチャリングし、最終的な出口に向かって動線を敷いていくスタイルが賢明であると言えるでしょう。
また、ここで盲目的にならず、②③をコアターゲットにして問題がないのかを、それらユーザーの行動特性を考えることによって確認していきましょう。
Instagramを利用しており、かつ現職に不満を抱えている層は、かなり衝動的に意思決定をすることが想定されます。
潜在層から検討層、そして顕在層にまでナーチャリングしていくまでがかなり容易なんだと仮説が立ちます。
そのため、②③をコアターゲットに据えることで問題なしと判断ができ、次のステップへと足を踏み入れられるようになります。
4.コアターゲットの想定インサイトを設定する
3節でかなり細かく考えていったので、4節はその内容を踏襲することである程度完成するでしょう。
コアターゲットは現職に対して不満を抱いており、その責任が自分にあるとは微塵も考えずに日常生活を送っています。
簡単にコアターゲットの日常生活に想いを馳せてみました。総じてコアターゲットに言えることは、以下のようなものでしょうか。
自分で書いていながらかなりネガティブなインサイトに着地してしまいましたが、きっとこうしたネガティブなインサイトを持っていることが大半のユーザーの事実でしょう。
Instagramアカウントの中でそれらネガティブなインサイトをしっかりと突くことさえできれば、刺しにいくことさえできれば、コアターゲットの母集団形成が実現すると考えられます。
5.ロールモデルアカウントを設定する
「この世の中にないものを生み出したい」という気持ちは誰しもが持つでしょうし、その欲求自体を否定するつもりはございません。
しかし、これだけ情報に溢れ、多くの先人たちが歴史を織り成してきた中において「無→有」などということは、ほぼほぼ起きない事象だと認識する必要があります。
これは、ことInstagram運用においても全く同様のことが言えます。
私もこれまでに100以上のコンセプト設計に携わってきて「誰も生み出したことがないコンセプトを作り出したい」と何度も思い、そういったコンセプト設計に精を出していた時期もありました。
しかし、これは私のセンスがあるのかないのかの判別はつきませんが、どうも運用を進めていくと”伸びない事例”が出てくるのです。
あくまでも経験則からの物言いであり、完全に真である確証はございませんが、やはり「ロールモデル」となるアカウントを設計することは、何においても重要であると考えられます。理由としては以下の通りです。
①と②は裏返しの考えではありますが、前例がないところにあえて飛び込む必要などなく、仮に二番煎じになったとしても、本来の目的達成さえすることができれば、その手段にこだわりを持つ必要はございません。
そのため、自らをクリエイターとして捉えるのではなく、あくまでもマーケターであるという自覚を持ち、目的達成のために最適なアプローチを選択する。
言い換えるのであれば「コンセプト設計においてロールモデルアカウントを設定する」必要があると考えています。
さて、今回のコンセプトでは、以下のアカウントをロールモデルアカウントに設定しました。
まち | 転職で年収200万アップ∵仕事と闘うOL
こむたろ │ 意識低い系の転職と仕事とお金のこと
これらアカウントをロールモデルに設定したのは、以下の観点からです。
①②は言わずもがなですが、③の部分がロールモデルアカウントを設定する上での肝となります。
今回は「友人のような憧れの生活を送りたい」「でもその状態に自分が到達することは諦めている」というインサイトが設定されており、そのインサイトに対して「転職したら〇百万円の年収が上がるよ!」という夢を見させるような訴求。
すなわちネガティブな状態からポジティブな状態に移行できる道筋に「転職」という解決策を提示してあげることが重要だと考えていました。
上記の2アカウントは、いずれも「転職をしたら〜」という訴求で始まり、それを実現させていることに強みを感じたため、ロールモデルアカウントとして設定。
ターゲットユーザーが自己を投影できるようなアカウントにしたら良いということを、ロールモデルアカウントを探す過程で見つけることができました。
6.メインコンセプトを設定する
ロールモデルアカウントを設定することができれば、あとは細部の詰め込みをしていくだけです。
まずはメインコンセプトを決定していきましょう。前節で設定したロールモデルアカウントから、要素を列挙していくと以下のようになります。
これらを包括するとメインコンセプトは「29歳元ブラック企業社員で、転職成功者が語る、リアルな日常」が最適だと考えられるでしょう。
そんなストーリーを、アカウントを見つけてくれたユーザーたちに描いてもらうことができたら、CVにまで繋がっていくことが想像できそうです。
ここでは、心理学の1つである「ラダー効果」を使用しており、遠すぎない未来の自分をしっかりと描き出し、1歩ずつユーザーが前に進めそうであることを認識させることを意図しています。
これが「転職エージェントの担当者やってます」「バリバリの転職ガチ勢で、外コン出身です」みたいな人だと、転職に対しての信頼性は高いかもしれませんが、どうしてもアカウントに自分を投影することができず、自分ごと化できずに終わっていってしまいます。
参考:モチベーション向上の鉄則とは~モチベーション向上の公式~
再三になりますが、手触り感のあるキャラクターをコンセプトとして設定し、「今の自分でもそうなれるかもしれない」という明るい未来を見せてあげることが大事です。
どこまでいってもInstagramはSNSの1つであり、共感から成り立つプラットフォームであることに変わりはありません。
企業感を出す、権威性・信頼性に寄りすぎることなどは、GoogleのSEO対策に求められることであり、Instagram運用においては必ずしも正ではないということを認識しておきましょう。
7.コンテンツ内容を設定する
最終局面に入ってきました。アカウント運用の方向性を定めることができたら、残るは何を発信していくのかを決めることだけです。
とは言うものの、コンテンツ作成においてもコンセプト設計と同様で、「ロールモデルコンテンツ」を設定することが鍵となっており、そこまでハードルはあげなくても大丈夫です。
コンテンツ作成をする際のフローを順に説明すると、以下のように分解できます。
④や⑤のステップがコンテンツ作成の醍醐味ではあるものの、実は最も重要なのは①〜③のステップ。
言葉が下手であろうが、デザインが少しくらいダサかろうが、内容がしっかりしているコンテンツはユーザーに保存されますし、エンゲージメントも高まっていきます。
しかし、多くの人は最後の最後に控えている「目に見える部分」にこだわりを持ってしまい、本質的に重要であることを忘れてしまうのです。
ここで指している本質的に重要であることとは、自分がユーザー視点に立ち、有益であるコンテンツとは何かを見定めること。
すなわち、これを「ロールモデルコンテンツを設定すること」と呼んでいます。
なぜそのコンテンツに目が止まったのか、どのような要素が含まれているから気になったのか、そこに内包されるどのような情報に価値が帯びていると考えたのか。
こういった観点からコンテンツを作成していき、ターゲットユーザーに価値のある情報を届けていけば良いのです。
今回のアカウントでは、以下のようなコンテンツがとてもタメになるなと感じました。
実際にこうしてコンテンツを列挙し、
「それらコンテンツのどの部分を残し、どの部分を改善するのか」
という思考からコンテンツ作成を進めていけると、ユーザー受けの良いコンテンツが作成できるなと感じています。
また、上記のコンテンツ群をある程度セグメント分けしておくと、コンテンツを探す際にも便利ですのでぜひ参考にしてみてください。
コンテンツの中身が決定したら、残るは「デザイン」のみとなりますが、デザインに関してもロールモデルアカウントからの踏襲で問題ございません。
すでにその方向性で伸びているということは、Instagramというマーケットの中においてはある程度受け入れられているということ。
つまり、ここから大胆に方向性を変えて、ユーザーから認知されない道を歩むよりかは、確実に今受け入れられている路線に、あえて迎合しにいくことが大事だと考えられるのです。
人材領域、特に転職というジャンルにおいては、いくつかアカウントを回遊した結果、背景に薄い黒や白を重ね、手書きや柔らかめのフォントが多く使用されていることがわかりました。
無理に写真やイラストを差し込むこともなく、すごくシンプルに伝えたいメッセージが伝わるようなデザインになっています。
これをご自身でcanvaやIllustratorなどで作成しても良いと思いますし、テンプレートをデザイナーに作成してもらい、あとは自分でテンプレートにはめ込んでいくだけでも問題ないでしょう。
繰り返しになりますが、デザイン性は重要であるものの、どこまで行っても注力するべきはコンテンツの中身です。
デザインに変に囚われることなく、ユーザーにとって価値のある、保存されるようなコンテンツとは何かを突き詰めてコンテンツ作成を進めていきましょう。
【#完成版】転職系アカウントのコンセプト・プロフィール・ハイライト・投稿デザイン
ここまででコンセプトの設計は完了です。
投稿デザイン:視認性と親しみやすさにとにかくこだわる
今回のコンセプトの内容を実際に弊社で働くデザイナーに共有し、投稿テンプレートを作ってもらいました。それがコチラ。
ユーザーネーム:2つのポイントで誰でもカンタンに決めれる
アカウント名:パッと目を引く大胆さと意識
プロフィール:心理学の活用と視線の誘導
ハイライト:5個に隠されたマーケティング理論
全部まとめると・・・こんな感じ
アカウントコンセプトからデザインに落とし込むと、一気に具体的になりますね。
普段何となくみていたアカウントも、伸びているアカウントであれば、きっと何となくではなく、こういったコンセプト設計フローの先に表現されている投稿なのです。
さて、アカウント運用の準備が整ったところでこのnoteも一区切りです。
ここまで書籍出版を記念してこのnoteでは、Instagramのコンセプト設計の思考フローを、0から解説してきました。
今回の企画の一番のメインは、実は以下の「3万字でSAKIYOMIの公式アカウンの裏側を解説したnote」になります。
ぜひこちらでも「SAKIYOMIメソッド」を学び、に日々の運用に活かしてください。
また、ここからはアカウントのコンセプト設計の他に、少しでも成功角度を高めるために行うべき運用戦略をご紹介します。
どれも実際にSAKIYOMIが転職アカウントを運用するなら、必須で行う重要な施策になっていますので、ぜひ挑戦してみてください。
ぜひ書籍と一緒に、個別のケーススタディとして参考にしてみてください。
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