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関西演劇祭2024 つぼみ大革命「DIVERSION」 感想

11月22日金曜日、
関西演劇祭2024 のつぼみ大革命の公演『DIVERSION』を観てきました。

福田麻貴さんが脚本で、
舞台と音楽が合わさったステージは、
「デカワンマン」で定期的にみていたからこそ、

行く前から
「最高なんだろうな」と思っていましたが、

実際に舞台を見てみると、
思わぬ展開に衝撃を受け、
でも3回目公演までネタバレを見ずに、開場に観に行けて本当に良かったなと思いました。


個人的に今回の公演の嬉しかったところは、
つぼみの好きなところが出ていた点です。

自分が考えるつぼみの好きなところは、

メンバーが、自分達の「等身大」の姿をステージで魅せてくれるところ。

メンバーそれぞれが、自分の内面を出してくれて、唯一無二の個性を披露しているところ。

そしてメンバー同士に優劣がなくて、
それぞれに良さがあることを、
ファンもメンバーも理解しているところです。

だからこそ、ナメカタさん(行澤さん)の言動は、
演技とはわかっていても、とても抵抗はありましたねぇ〜。


そのナメカタさんとのシーンで特に今回活躍したのが、
松下千紘さんと岡本りんさんでした。

松下千紘の演技の中には、
「つぼみ大革命のことを傷つけてほしくない」というメッセージがありました。

ちーちゃんの好きなエピソードで、
ちーちゃんは絶対に自分のことを「可愛い」というのですが、
それはファンの人が「可愛い」と言ってくれるのに、自分がそれを否定したくないからという理由付けがあるのだそうです。

ファンのこと、つぼみ大革命のことを大事にしてくれるちーちゃんだからこそ、

ナメカタさんとのやり取りが響くのかなと思います。

岡本さんも、
今年「つぼみ大革命」を超えて、さまざまな
活動をしてきました。

ソイヤさんは、
誰よりも努力を重ねて、
最高のイベントを作り続けたからこそ、

本番にナメカタさんから出た
「お前はつぼみ大革命にいらない」
というコメントに対しては、
心から「そんなことない」と本気で怒れたし、

りんさんも、ちーちゃんと同じように
「一緒に頑張ってきたメンバーが、ファンが愛してきた」
自分を好きになってくれていることが、
ファンとしてこれ以上に嬉しいことはないです。


そしてこの2人に共通して言えるのは、

ライブ以外でも、ブログ更新、配信など
毎日顔を出してくれて、
「つぼみ大革命」としての芸事が生活そのものになっているということです。

そのおかげで、
つぼみのファンは、ライブ以外でも、
たくさんの場所で、楽しい時間を過ごすことができています。

おかげで自分は、本当に楽しい時間を過ごせていると思っています。

けれども同時に、
つぼみ大革命は、もっともっとたくさんの人に刺さると思うし、
自分たちの好きなグループが、
すごいグループだってことを色んな人にわかって欲しいという思いもあります。

今回嬉しかったことは、
つぼみ大革命が「観客賞」を受賞したことで、
客観的に、自分が好きなグループが結果を出してくれたこと。

そして観に来てくれた方が、
つぼみの魅力に気づいてくれたことです。

この文章は、
自分が一年かけて気づいてきた、
つぼみのメンバーの素敵な点が詰まっています。

ファンが増えたら、ナメカタさんみたいな方が現れるんじゃないか…
そんな不安もありますが、

15年近くの実績のあるメンバーを見ていると、
「きっと大丈夫」と思えてくるので、

つぼみ大革命の魅力を共有できる人が、
少しでも増えたらなと、改めて思った舞台でした。

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