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不倫発言「取り消せ」記者クラブの圧力に片山氏が屈服!朝日・読売激詰め実況中継

SAKISIRU編集部が報道関係者から音源を入手した、10月25日の百条委員会直後に勃発した「片山前副知事VS県庁記者クラブ」のやりとりについては、ネット上で大きな反響を呼んだ。

noteはこちら。YouTubeは以下のリンク。

前回は速報版として、片山氏が元局長の「不倫」に関連する発言を、NHK記者が片山氏の発言を再三静止しようとする様子や、朝日新聞の島脇健史記者らが詰問する様子を伝えたが、さらに音源には、とうとう朝日の島脇記者と読売新聞の喜多河孝康記者が先頭を切って片山氏に発言の撤回を要求し、片山氏が“屈服”している様子も記録されていた。

関係者によると、県庁玄関で片山氏は少なくとも十名の記者に取り囲まれ、その最前列に朝日新聞の島脇、読売新聞の喜多河両記者らが睨みつけるように立っていた。音源はSAKISIRUのYouTubeでも公開するが、文字起こしは以下の通り。

【朝日新聞・島脇記者(以下朝日)】

撤回をされたらどうじゃない…どうですかと?撤回されない場合は、各社判断で書く、書かないでもちろん判断することになるし、一回そういうことを言ってしまったけど、後に撤回したという書き方になるけど、中身が出ていくことということは多分ないと思うんですよ。

相手のあることですから、だからこそこれまで慎重に取り扱ってきた案件ですね?(念押し)

だから、このマスコミで今この場で何回も言っちゃったけど、それについては一旦発言を取り消すっていうことはどうなんですか?できないんですか?

そこだけだから、百条(委員会)で言ったことを発言を撤回するわけじゃなくて、この場で中身についてパソコンの中身を言ったところを(奥谷委員長に)止められたっていうところは分かりましただけど、まさにプライベートに関わる部分についてここで発言されたことについて、一旦公の場で言ってしまったことについては、いま勢いに任せて言っちゃったから(編集部注・この前段やりとりあり)申し訳ないとおっしゃっているから、取り消したらどうです?ダメです、それは?各社判断に任せます?

【片山】あの表題だけは取り消しませんけど…、全部取り消そうかと思いました。つまり、中身を表す概要は喋っていいけど、不倫日記と喋ったことについて取り消しません。ただその中身は何かと喋ったことは大変申し訳ないですけども、不倫日記だけを言ったということにしていただきたいと思います。

(※編集部注〜関係者によると、この時、片山氏はうつむき加減で仕方ない様子で渋々受け入れた様子だったという)

【読売新聞・喜多河記者(以下読売)】

片山さん、どういうふうに理解されているかわからないですけど、相手の心境を知ってそれを発言されているのか、それとも今相手方がどういう心境かどうか分かった上で発言されているのか。

【片山】相手方とは…(※聞き取り困難)

【読売】(間髪入れず)ですよね?そこはたぶん十分理解したほうがいいですよ。確実にそこ気をつけないと、本当に大変なことになるかもしれませんから。

【朝日】だから当局だって言えなくなっているんで。

【読売】そこは多分相手方と接触されてないから分からないでしょうけど…

【片山】接触してない。

【読売】そこの心境を十分理解した上で言わないと大変なことになると思うんですよ。

【朝日】(「不倫」という)表題についても取り消したほうがいいと思いますよ。これはアドバイスじゃなくて相手方の名誉を守るためにそうしたほうがいいっていうふうに、報道機関として思います。

【片山】わかりました。。。皆さんもそう思っていらっしゃるんですか?

【記者(他社、所属不明)】片山さんが「不倫」って言ってること自体が非常に重い意味を持ってしまいますよ。単なる噂じゃなくなっちゃうから、それは撤回した方がいいと思います。撤回した方がいいと思いますよ。

【読売】撤回は…一旦は…

【片山】だから、私は百条委員会での説明を仕切らなあかんかと。

【朝日】そこで言うのは…秘密会で言うのはいいって。だからそれを撤回しろ、なんて僕ら言ってないから。それは秘密会の中で発言したことは、それは公益性との関係で言ったわけですよね?だけど、それを飛び出して僕らの公の場で言うというのはやっぱりよくないよ!それは相手があるから。だから取り消しませんか?って。だからその表題も含めて。

【片山】…わかりました…。今いろいろと今日でてきてからちょっとトラブル的なことを言ってしまいまして申し訳なかったです。若干いま撤回ということではなくて、百条委員会では(不倫の証言を)続けます。

【朝日】もちろん。

【片山】それでないと我々納得できませんから!

(画像はイメージです。ChatGPTで編集部作成)

(数秒間の沈黙を置いて)

【片山氏の代理人弁護士】(公用)パソコンの中に入っていたものの説明をしようとしたら(奥谷委員長に)止められたということで十分じゃないですか。

【朝日】それで良かったと思いますよ。おっしゃる通り。

【記者X(他社、所属不明)】百条(委員会)では説明を止められたということですね?

【朝日】(弁護士に確認)結果止められたということですね?

【片山】そうしたら前回の9月6日のときに説明したのと同じ表現で止めます。「倫理上課題のある文書」があったと。こういうふうに私は9月6日のときに説明しましたので、「倫理上課題のある文書」ということでお願いしたいと思います。

【朝日】(他の記者に確認)各社の判断としては一回言ってしまったという事実は取り消せないから、一回言ったけれども、その後取り消したって各社もあると思うけど、それはもうちょっと了承してもらわなしゃあないですね。

【片山】私の責任です。。。

【朝日】カメラの前で言っちゃってるからね。

【片山】それは各社の方、ここにいない…

【女性記者(所属不明)】どう…

【朝日】(片山氏が発言を)取り消されましたって…(編集部注・現場に記者不在の加盟社に周知するかどうか確認の意と見られる)。

【記者X】今日の段階でプライバシーの中身については?

【片山】だから百条とは別ということにしておいてください。それは私もそこは絶対に譲れないことになりますから。

【朝日】公の場だから、報道陣の前で話したことについてっていう前提ですね?

【片山】百条では私はそう展開しております。そこは理解していただきたいと思います。

【朝日】はい、わかりました。

【片山】(百条委での発言自体を)撤回できないことはできないことになります。

【朝日】はい。わかりました。

(終わり)

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