東京から地元に帰る理由
こんにちはさきしまです!
キャッチ―なタイトルですが、私の話ではなく、友人の話です。
先日このようなツイートをしました。
そのことについての背景です。
エリート思考であった友人
先日、高校時代の友人と久しぶりに話す機会がありました。
今までの彼のイメージは超優秀でエリート志向も強いタイプ。
そんな彼は高校卒業後、東京の大学に進学し、そのまま約10年東京で頑張ってきました。
一流企業から一流企業への転職、その後結婚をして、子供までいる様子。
まさに順風満帆な人生を進んでいるように思える彼は30歳を前にして地元に帰ったとのことです。
その理由を聞いてみると、「東京にいると自分の意志とは関係なく、ついつい頑張っちゃうじゃん。若い時はそれがまぶしく魅力的だったけど、今はもうそこが魅力の人生ではないんだ」という返答。
東京の魅力と魔力
落ち着いた様子で話す彼はとても大人で、納得感と充実感にあふれる表情をしていました。
彼には今まで積み重ねてきた十分な実績があります。
その実績を持ちながら「魅力に思うことが変わった」というシンプルな言葉で状況を整理し、次のステップに向かう彼を純粋に尊敬しました。
彼の言葉にあるように、良くも悪くも「東京」には人々をついつい頑張らせる何かがあると思います。
それは自分の意志であるようで自分の意志でないものも含まれます。
学歴、お金、競争環境、多様な選択肢。
東京は資本主義の最前線であり、それ故に多くの才能が集まっている場所です。
血気盛んな若い頃、そこに惹きつけられてしまうのは資本主義を生きる僕たちにとっては自然な事でしょう。
そんな大きな魅力がある一方、言い換えれば、人々を知らず知らずのうちにその枠組みの中に閉じ込める魔力でもあると私は思います。
彼の意志
彼はそんな東京の魅力や魔力をよく知っています。そして同時にそれに抗うことのできない自分をよく理解していました。
だからこその「ついつい頑張ってしまう」という表現だったのだと思います。
そんな状況に対して、環境を変えることで自分のこれからを変えようとする彼の強い意志は相当なものです。
人生のどこかで大切にしたいものが変わった時、今までの憧れをスッと手放せるか、それに執着して変わりたい自分を否定し続けるかで、その後の人生は大きく変わると思います。
しかし、それは言葉以上に難しいものだとも思います。
東京という場所はそれほど強い魔力を持っています。
だからこそ、彼のように自分の気持ちに素直に、実際の行動によって今を変えていくことはとても尊敬できる行動です。
今までの憧れに執着せず、次の大切なものを見つけた友人の決断を心の底から尊敬し、エールを送りたいと思いました!
ということで今日はこんな感じで!
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