今年も新春落語をやってきました

こんにちは！
世田谷三宿にある珈琲&スパイスのお店
SCHOLE店主のタツロー（ぼちぼち亭三休）です。

毎日、寒い日が続きますね。

寒い、寒いと文句ばかり言うてますが、半年後には涼しい冬を羨んでいるはず。
それの先取りと思えばこの冬も悪くはないと切り替えましょう。

新春落語の日

さて私の1月といえば新春落語の舞台の季節。
昨年11月頃からそわそわしながら練習/準備をしてきました。

普段はゆったりと自分のペースで珈琲店をやっている私。
大勢の人前に立ち、緊張する機会は全くと言っていい程ありません。

そんな中で舞台に上がる落語の日は私にとって一年でいちばん緊張する日なんです。
（メリハリが効きすぎています）
#ヒートショック注意

今回は昨年1月に続き2度目の舞台なのですが、その緊張は前回以上。

というのも前回は何もわからず怖いものを知りませんでした。

しかし、今年は諸々の恐怖を知っています。笑

高座に立ってお客さんから見つめられる瞬間。
話が飛びそうになって頭フル回転でなんとか繋いだ記憶。
ウケると想定していたシーンに聞こえる空調の音。
などなど

前回の怖さを持っての登壇はより一層の緊張感がありました。。

落語『蒟蒻問答』

そんな中で今回演じた題目は『蒟蒻問答』

前回演目『つる』以上に登場人物に個性があり、動きもある、難易度の上がった演目です。

そんな難易度を克服し、当日の緊張に打ち勝つ為にはとにもかくにも練習です。

家で、お風呂で、散歩中に、お店の開店前/閉店後の時間で。
昨年以上の練習を積んで、1月18日の本番に臨みました。

結果として、個人的な出来は80点くらいでしょうか。

良かったところ
・大間違いはなかった
・早口を抑えることができていた
・お客さんの笑い声を聞く余裕があった

良くなかったところ
・小さな噛みがいくつかあった
・動作の間がイマイチだった
・落語前の枕がぎこちなかった

ざっくりとまとめるとこんな感じです。
しかし、前回と比べて総じて笑っていただき、とても気持ちよく演じ終えることができました。
#お客さんが本当に温かかった

一安心です。

落語動画は後日こちらでも公開したいと思います。
緊張感の中で楽しむ「ぼちぼち亭三休」をお楽しみに！

落語を終えて

年一の緊張イベントを終え、
まずはホッとしています。

今回は昨年以上に多くの友達やお客さんにも舞台を伝えていたので、良いものを見せたいという意気込みも昨年以上でした。

日々の練習は大変で、月一の門下生練習会は毎回億劫になります。

本番の緊張はさることながら、1週間前からはもうそわそわしています。

練習代、場所代、衣装代とお金面も結構かかります。

かといって直接的に仕事やキャリア、収入に繫がるわけでもありません。

それなのに何故やるのか。

それは”楽しいから”

楽しい＞役に立つ

そんな図式が素直に成り立つ。
私の中で落語はそんな趣味なんです。

とは言いながら、昨年から用い始めた「アマチュア落語家なんです」という自己紹介はどこで話しても興味を持ってくださる魔法の言葉。

自分の好きが誰かの興味を惹きつけ、面白がってくれる。
（観にまで来てくれる友人もいる！）
知らずのうちに役にも立っているのかもしれません。

そんな落語。
これからも続けることに、やいやい言いながら、楽しみます。

2025年2月4日
SCHOLE　 タツロー（ぼちぼち亭三休）

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