OMORIプレイ中の妄想やら何やらをつらつら(ネタバレ含む)

2冊目のアルバムを揃え始めたあたり――マリに関しての事件が明かされるところ――での真相の考察していたときの考えについての覚え書き。

オーブリーやケル、ヒロに慕われていたマリ。
明るくやさしくピアノも料理も上手で誰からも好かれるマリ。
もちろん弟であるサニーも、そんな姉のマリのことが大好き……

――……と見せかけて実はそうでもなかった説が濃厚なんだろうとばかり思っていた。

ヴァイオリンの練習でマリからめっちゃスパルタ教育くらってて、サニー自身はマリに対して次第に憎しみを覚えていった、とか。
サニー自身がオーブリーたちと特別に仲が良いわけではなく、単に『マリの弟』というフィルターを通してしか交流していない自覚もあって常に劣等感や孤独感に苛まれていた、とか。
母親がサニーに対して留守電に残していたメッセージもかなりドライだった気がしたので、両親からの愛情や期待の一切もマリに全部持っていかれていたのが日常だったのではなかろうか、とか。

だからホワイトスペースでは『仲間のみんなから頼りにされるオモリ君』という人格を形成した。
マリが自分に対していつも笑顔で無条件に底なしの愛情を注いでくれる世界を、仲間のみんなと楽しく冒険できる仮初めの世界を逃げ道としてつくったのだとばかり思っていた。

クリアしてみたら全然そんなことなかった。名探偵にはなれそうにもない。残念。

マリの事件が起きたときバジルが手助けして共犯者になったわけですが、サニーは『自責の念に駆られて落ち込む自分の姿を見て、きっとバジルが手を貸してくれる』ことを見越して偶然を装った事故を起こしたのだと思っていた。
バジル君もある程度、サニーに利用されていると薄々感づいていつつも、サニーというせっかくできた友人を失いたくないから事件の偽装を提案した。
誰にも言えない秘密の共有は蜜の味ですからね。
バジル君は罪悪感を覚えて精神的に追い詰められつつも、サニー君を助けたのは自分なんだと心の中ではニヤニヤが抑えきれないタイプのヤンデレなのかなあとか思ってました。ごめんね。

鬱ゲー鬱ゲーいわれまくっていたので、考えうる限り最悪の展開を考え続けた結果こういうことを妄想しながらプレイしてましたが違うベクトルでの鬱ゲーでした。

というのも、グッドエンドも一見いい雰囲気っぽい演出で終わらせたけど、正直に罪を告白したことで、みんなが涙ぐんでサニーの肩を抱いて「よく言ってくれたね」とかなるわけもないし、まあまあの地獄だろうからやっぱり鬱ゲーであることには変わりないだろうなあ。

そのうち見てないエンディングも回収したいっすね。サブイベントもほとんどすっとばしちゃったし。

という感じです。以上。

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