【Travel diary】水に関わる人工物--水道橋など
水を安定的に提供するための人工物の大きさには目を見張るものがある。
それを築きあげる人間のすごさ、
感動というより怖いくらい。
①黒部ダム
言わずもがな、黒部ダム。
今年の猛暑の最中だったが、
この別世界。とても、涼しい。
そしてセメントの厚さがすごい。
②琵琶湖疎水
京都の中にあって、ここだけ
なんか別の意味で時間が止まっているような不思議な間隔。
水車の動力として、作られていたものが、
工事途中のアメリカ視察で水力発電にも使おうとなって、
1891年、日本で最初の水力発電として稼働したよう。
これってちょっとすごい。工事の途中の目的変換。柔軟なプロジェクト進行。
工事は過酷で全てが人力で延べ400万人の作業員の結集ということだから、少し恐ろしくもある。
③番外編 ラス・ファレラス水道橋
@スペイン、タラゴナ郊外
タラゴナ考古学遺産群として世界遺産でもあるローマ時代の水道橋。
セゴビアに次ぐ規模らしい。
紀元前1世紀のアウグストゥス帝時代というとのが今目の前にあるのだから、ロマンを感じる。一方で当時は悪魔が建てたのかと、「悪魔の橋」と呼ばれていたらしい。人間業とは誰も思えない。
人間同士が積み上がるお祭り
豊作を願う祭りのようだけれど、
人間同士で塔になるとは、、、
怖すぎる。
自然の力もすごいけれど、
そこに昔から人間の知恵で生きるために
建造物を建ててきた人間の力もすごい。