相手を寂しくさせることで仲間を増やそうとしているということ
たとえば、友達や恋人が自分に対してこうして欲しいなあ〜って思っていたことがあったとして、それに気づいていながら何もしないということ。もしくは、やって欲しそうなことと逆なことをするということ。
もっとたとえば、今日電話したいなーってことを相手が仄めかしているのに、今日は予定がたくさんあって忙しいんだー全然手が離せないのって返答すること。
私は相手も私もおんなじ気持ちだったら嬉しいなと思うタイプで、逆にあ、自分とは違うと思うとすごく残念になってしまう。
自分と同じだ!と思える人、思えることが全然なくて、でも誰かと同じ気持ちになりたくて、相手に常に期待してしまうから、そうでなかったときの落胆が大きくて。なら最初から相手と違う気持ちでいれるなら、落胆しなくて済むから、わざと相手と自分の気持ちを合わせないようにしてしまう。
しかもこれは、仲の良い、距離の近い人間に対して起こりやすい。距離が近いからこそ、その人が大事だからこそ、うっかり期待しちゃうし、期待が外れた時のダメージも大きいから。
こうやって距離の近い人ともすれ違いを発生させて、そして、またどんどん一人になる。
こうやって寂しい気持ちを、やっぱり相手とすれ違いを発生させることで、埋めてしまっている。すれ違いが起きることで相手も寂しいはず。相手も寂しかったってわかって初めて、安心する。自分の寂しさが和らぐ気がする。ひとりぼっちがふたりいるじゃん。って安心してしまう。
誰も得しないことわかってるのに、怖くて怖くて、こうやって、やっぱり1人になろうとする。このまま、みんなから遠ざかって遠ざかって、雲を突き抜けて空気を突き抜けて星になってしまいそう。星になれたらいいのに。