できる人とできない人との差
こんにちは!
3/10(火)に「croom college」で行われたインプットコンテンツの講義に参加するため、千葉の田舎から3時間かけて渋谷に向かった関根 皐月です。
今まで柔道しかしてこなかった私にとって、こういった内容の講義を聞くことはとても新鮮で、自分には課題が沢山あると気づけた貴重な時間でした。
今回のnoteは、講義を聞いて、気づいたこと、そこからどう自分に落とし込むかを書いていこうと思います。
※渋谷のタワレコの横でこんな感じで講義受けました。みんなPC でメモ取ってたりして、かっこよかった!
「room理論」
今回の講義内容は、「croom理論」についてでした。
くるかれ(「croom college」の省略の名称)は、成長することに対して意欲的な学生を飛躍的に成長させることを目的としたコミュニティで、そんなくるかれには、「croom理論」という考え方があります。
これは、学生が飛躍的に成長するために
①聞く力
②情報収集力
③アウトプット力
④発信力
この4つの要素が不可欠で
くるかれは、この4つの要素を身に付けられる環境を提供するから、積極的に参加して、どんどん成長してね、という感じの内容でした。
では、これらの要素はどういったものなのか、1つずつ、みていこうと思います。
①聞く力
できる人、人から面白いと思われる人は、内容が良い質問をするんだそうです。
内容が良い質問とは、自分の考えがとまとまっていて、聞きたい事が明確な質問のこと。
つまりは、問題を考える上での基礎がしっかり固まっている質問のことを指します。
これは、しっかり下調べしたり、考えたり、できる努力をすることで生まれる質問です。
ただでさえ質問することは答えてくれる相手の手を止めさせる行為であるのに、調べたらすぐ分かるような質問だったり、質問した本人も質問したい事があやふやだったりすると、相手に不快な思いをさせかねません。
自分の時間を大切にする風潮が強い今の時代で、時間泥棒は確実に嫌われるし、相手にされなくなります。
そうなったら、周りには誰もいなくなって、自分が成長するとかの話じゃないですよね。
答えてくれる相手のタイミングだったり、この質問にはだれに聞くのがベストなのかだったり...
要は相手のことを考えられない人は聞く力がつくわけがないってことです。
せっかくのチャンスを自分から潰すことにつながるような質問ではなく、こいつちゃんと考えてるなって思われるような質問ができる、これが聞く力です。
②情報収集力
情報収集力はシミュレーション力とも言い換えることができます。
なぜかというと、自分に必要な情報をしっかり持っていると、それらの情報を頭の中でつなぎ合わせることによって、解決の糸口を見つけられるからです。
この力は日頃の意識で身につけることができます。
自分には何が足りなくて何が必要なのか、しっかり状況把握をすることで、自ずと自分に必要な情報が何なのか見えてきます。
そうすることによって、その情報を得るためにはどう動く必要があるのかも見えていきます。
自分に必要なものをしっかり把握して、そのための情報を的確にかつ貪欲に集めることができる、これが情報収集力です。
③アウトプット力
成長する上で必要な4つの要素で最も重要だと言われているのはアウトプット力になります。
人は経験(=アウトプット)が少ないと気づきも少なかったり、なによりやりたい事を見つけられなかったりするからです。
インプットしかない状態の意思決定は、リアルを知らないので、ただの妄想です。
実際やってみないとやっぱりわからないことって沢山あって、経験した時に気づけた事が他のところで活きる、なんてことはいくらでもあります。
ただ、アウトプットするにはアウトプットできる環境があるかっていうことがすごく大切で、しかもその環境を作るのは結構大変だから、沢山の人がアウトプットできずにいる可能性があります。
では、アウトプットしやすい環境ってどんなんものか、というと
・周りが見守ってくれるような監視環境にあるか
・取り組む事がアドレナリンが出るほど刺激的な内容で、興奮材料になっているか
・人とのつながりが拡大するものか
このような要素がある環境を指します。
これらの要素は、どれも自分で行動を起こしていかないと創り出すことができません。
だから、まず、勇気を出して一歩踏み出してみる、そして踏み出したら最後までとことんやり切る。
結局のところ、とにかくやってみることがアウトプット力が身につく一番の近道ということです。
④発信力
やりたい事がはっきりしていないことの多い学生にとって、発信力を身につけることは結構大変です。
本気で発信したい事がないんですもん、難しいに決まっています。
確かにやりたい事が明確な方が伝えたいことがはっきりしているので、熱意が伝えやすいのは当たり前です。
ただ、「個人」のスキルやポテンシャルに依存する今の社会には、いかに人の目線や立場になって、発信することができるか、みんなから共感を得ることができるかが、成功の鍵となります。
だから、伝えたい相手が求めている事やその相手に響きやすい言葉など、その人によって伝える内容であったりアプローチの仕方を変える、つまりは変換能力を磨けば身につけられちゃうってことです。
しかも発信力があると、後々影響力もついてくるという...早くみんなの心を鷲掴みするような発信ができるようになりたい。笑
ということで、自分の持っている情報や発信したい事を相手に有意義に伝えられる、これが発信力です。
4つの要素の共通点
この4つの要素なんですが、何が大切なのか、私なりに整理しました。
【①聞く力】
・必要最低限の下調べをする
・情報から自分の考えを整理する
・状況判断をする(相手のことを考える)
【②情報収集力】
・自分の状況を把握する
・必要な事を見極めて、整理する
【③アウトプット力】
・とにかくやってみる
・やってみた上で考えを整理して、さらに行動にうつす
・アウトプットしやすい環境下に身を置く
【④発信力】
・自分が伝えたいことを明確にする
・求められていることは何かを考える
・人によってやり方や内容を変える
こんな感じになりました。
そして、この”4つの要素におけて共通する大切な事”は、
Ⅰ 考えを整理すること
Ⅱ その時々でやるべきことは何かを考えること
Ⅲ今の自分にできる努力をすること
この3つだと感じました。
全ての物事において共通する「croom理論」
私は4つの要素で大切なことって「croom理論」だけの話じゃなくて、何をするにしても共通して大切なことなんじゃないかと思いました。
なぜかというと、小さい頃から頑張っている柔道と、似ているところが沢山あったからです。
例えば、背負投で一本を取れるようになりたい!って目標を立てたとしたら、今の自分の状況を把握して、何が自分に足りないかを考えて、やらなきゃないけない事、身につけなきゃいけない事の情報を集めます。[②]
情報は、背負投が上手い選手の動画を観たり、背負投のやり方が書いてある本を読んだり、先生や背負投が得意な友達にアドバイスをもらって集めます。[①、②]
いろんな人に聞いたり、背負投を沢山練習することによって、周りに背負投を磨こうと一生懸命頑張っている、とわかってもらうことができます。[④]
自分の熱意が伝わると、みんなが協力的になってくれて、目をかけてくれるようになり、上達するスピードが上がります。[③における環境づくり]
※[数字]→「croom理論」で大切な4つの要素
こんな感じで目標を立てて達成するまでの間で、「croom理論」に当てはまる点は多くて、特に③アウトプット力に関しては目標を立てた時点から必要になってきます。
そして、目標を達成するためには、”4つの要素に共通する大切な3つ”をずっとやらなきゃいけない、というか、やらないと目標を達成するまでにめちゃくちゃ時間がかかる、または、目標まで辿り着けずに終わる可能性があります。
意識しろ
まぁ、いうのは簡単だけど、やるってなったら大変だよって思う人(少なくとも、私は思いました)はいるかもしれません。
でも、こういう地道な作業を手を抜かずに、やれてる人がちゃんと成長して、やっぱり成功しているんですよね。
成功するのに近道はないってことを痛感しました。
じゃあ、成功している人と私たちみたいに大変だと思ってしまう人との違いはなんなのか...
それは、意識です、圧倒的な意識の差。
しかも、めちゃくちゃ意識することで、打ち込んでいるものに対してのコミット量が半端から、必然的に経験値が増えて、成功している。
多分、成功している人って、もう無意識の状態で、上記に書いた事ができているんだと思いますが、私たちはちょっとでも気を抜いてしまえば大切なことを忘れてがちです。
いますぐ、成功している人たちに追いつけるわけではありませんが、意識することで少しずつ近づくのことはできるはずです。
課題が山ほどあると実感した私ですが、まずは、意識して考えて、意識して行動することから始めて、成功している人たちの目に留まるように努力していこうと決心したので、今回はこれで終わりにさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
くるかれのHP↓