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30代フランス留学avecコザクラインコ | コザクラインコの出国(出国準備)

渡仏してからもう少しで1ヶ月半。
しかしもう来年の大学編入or入学のことを着手しないといけないという。
自分の将来のことだから、他の人にアドバイスをもらうにしても真剣に調べないといけないし、不安と戦っています。
他の面では山に栗拾いしたり、フランス人学生と言語交換する小規模プロジェクトをしたり。

では、肝心の相棒コザクラインコの出国手続きについて!
渡仏を決めてからすぐ(なんなら自分のビザとかよりも優先で)調べました!
が、犬猫の情報はあっても鳥がない!!!

しかも、唯一鳥の輸送代理業務をやっていた会社も「最近、EU圏の鳥入国が超厳しくなっているから、辞めます」的な事が書かれてて、、、え?

最初から代理業務会社に頼むと高額になるから自分で手続きしようと思っていたものの、心配に。

まずは動物検疫のHPをチェック。

とりあえず、フランスに入国条件を聞かないといけないぽいので、フランス大使館にメール(基本大使館は電話ではなくメール対応)。

↑この条件はほぼ正しかった(条件は変わるかもなのでその都度大使館へお問い合わせを)
↑この日本の検疫所に書いてもらう書式が「昔の書式だと思う」と検疫所の人が教えてくれて何回かフランス大使館とやりとりした結果、この書式(計6P)
しかも動物病院に書いてもらう健康診断書は下記にもあるが大した事ない内容
↑動物病院で作ってもらった健康診断証明書。
検疫所の人とかに項目聞いてその通りに動物病院の先生に書いてもらいました。

入国条件の
①渡航前に出発国内での30日間の検疫
②渡航先での30日間の検疫
③出発から6ヶ月以内、60日前までに鳥インフルエンザのH5型に対する予防接種済み
④渡航前に少なくとも10日間の検疫と、ウィルスH5N1に対する血清検査の結果が陰性
のうち、私は④渡航前に少なくとも10日間の検疫と、ウィルスH5N1に対する血清検査の結果が陰性を選びました。
①②は30日間も放鳥もできず、かわいそう、③の予防接種を動物病院に電話して聞いてみると、日本では存在しない、と言われました。
④の血清検査ですが、インコの血の1滴は超貧血&瀕死にも関わる事なので、フランス大使館へ「糞便を用いたRT-PCR法で問題ないか」と聞いてみたところ、「フランス動物検疫所からは鳥インフルエンザ検査方法の指示は特にございません。」と回答。
おい、この間の条件には血清検査って書いてただろう、と拗ねながらもまあこういう適当さがフランスだからしょうがないし、結果オッケーと進めることに。
しかも最新のEUの検疫書式には14日間の係留が必要と記載あると、羽田検疫所の人が教えてくれて結果10→14日間の係留に。
本当、フランス適当。もしくは鳥だからってなめてんのか。ぷん。

あとは羽田検疫所から、日本国内で必要な書類をもらい、事前にメールでやりとり。
足環はフランスは必須でなかったのでしなかったです。
検疫係留中は提携先のペットホテルの頼んでお世話してもらわないといけないそう。

13泊14日間で60,100円でした。
お値段的には普通かな。ケージは貸出もできるそうですが、慣れているものが良いだろうと思い、持参。あとは餌と下に敷く新聞紙を持参しました。

結果、用意した書類と金額はこちら

  1. EU持ち込み用書式

  2. 健康診断書

  3. 羽田空港検疫所

  4. ペットホテル誓約書

<総額>
60,100+2,700(健康診断、証明書代)+1,100(追加料金で係留中の写真を送ってもらえるサービス)=63,900円
検疫に対しての料金は0円でした!

これで出国に対しての準備は(多分)完璧。
現地の検疫でいちゃもん言われたら「フランス大使館にこう言われた!」と言い返せるくらいの気持ちでいました。

鳥のEU入国方法のお助けになれれば幸いです。
さて、続いては輸送方法をご案内。

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