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なぜ役者をやめたのか。その⑦

こんにちは。
さきみゃです。

「なぜ役者をやめたのか その⑥」のつづきです。

私は元々芸能界で女優を10年ほどやっていました。

初対面の方に、以前まではこのことを言っていました。するとみんな口を揃えて「へー、どんなテレビ、CM出てたの?」と興味津々に私に聞きます。

芸能界ってそんなに憧れの職業なんですね。

みんなすぐなれるのに。
と私は思っていました。

そこで、芸能界を今から目指す方のために
私から言えることをご紹介します。

①芸能人が好きだから女優になってるわけじゃない人もいる
②芸能界に入るのは簡単
③芸能事務所は選んだ方がいい

この3つです。
では順に紹介していきます。


今日からは②芸能人になるのはかんたん 
というお話をします☺︎


本編
新しい居場所ができた私は
学校での苦痛な時間に耐え
放課後電車に乗って事務所へ向かって
レッスンを受ける日々を続けていました。

レッスン生の中に友達もできました。
とても幸せでした。

オーディションもたくさん受けました。

芸能人になるのは簡単です。
だって事務所に所属して
「私は芸能人」って気取ればいいのですから。

「売れる」のが難しいのです。

小学校6年生にして
私はその現実を目の当たりにしました。

オーディションは落選、落選、落選…。
正直、心が2度3度は折れました。

そんな時に卒業式。

やっと解放されます。

嬉しすぎて、
卒業式が終わって帰る時のレッドカーペットで
ひとり歩きながら泣きました。
担任の先生が慰めてくれました。

私が泣いてるのはそういう意味じゃないのに。

と思ったのを思い出しました。

教室に帰った後、先生はクラスの挨拶で
「(さきみゃ)さん泣いてましたが、寂しいんですね。」
と言われ、いじめてる主犯に鼻で笑われたのを
私は忘れません。

「ぜったい見返してやる」
人気者になりたかった私はそう心の中で決断したのです。

続きはまた今度です。
(最近更新遅くてすみません🙇‍♀️)

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