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なぜ役者をやめたのか。その⑧

こんにちは。
さきみゃです。

「なぜ役者をやめたのか その⑦」のつづきです。

私は元々芸能界で女優を10年ほどやっていました。

初対面の方に、以前まではこのことを言っていました。するとみんな口を揃えて「へー、どんなテレビ、CM出てたの?」と興味津々に私に聞きます。

芸能界ってそんなに憧れの職業なんですね。

みんなすぐなれるのに。
と私は思っていました。

そこで、芸能界を今から目指す方のために
私から言えることをご紹介します。

①芸能人が好きだから女優になってるわけじゃない人もいる
②芸能界に入るのは簡単
③芸能事務所は選んだ方がいい
この3つです。
では順に紹介していきます。


今日からは②芸能人になるのはかんたん 
というお話をします☺︎

本編

中学生になり、新しい環境でそわそわしていた私は、部活を吹奏楽部にしました。

とても先輩方のソロがかっこよかったからです。

とくにアルトサックスをやっていた先輩に憧れて入部を決意しました。

入部してからは、部活後に走って毎週事務所のレッスンを受けていました。

部活は18時まで。レッスンは18時半から。
事務所は、中学から1時間くらいかかります。
毎週レッスンを遅刻しながらやっていました。
(ダンスが18時半からで、演技が19時半とかからなので、ダンスはほとんど欠席状態でした)

電車もひとりで乗り継ぎ通ってました。

今思えばすごいことをしているなと感じます。

オーディションもいくつか受けました。
ボーカルダンスグループやCM、ドラマの子役など片っ端から受けましたが、ことごとく不合格でした。

部活動も中学の中で1番忙しく厳しい(らしい)ので、先輩には度々呼び出されて、いじめぐらいの説教を聞かされたこともあります。
「吹奏楽必死になれないなら辞めたら?」
「芸能の方優先したらええやん」
そんなことを毎日毎回言われていた時期もあります。

確かに先輩の言う通り、吹奏楽部に集中して芸能は少し休んだ方がいいかな。

そう思いながら、徐々に事務所へ行くことも無くなっていきました。

私は芸能人になりたかったのか。
私の覚悟ってそんなもん?
そう思いましたが、そもそも私の目的は
「根暗な性格を変えること」
だったので、

キラキラした部活に入れば
私の目標が達成できる!

そう思って、
でも、諦めきれない自分と葛藤していたので
結局どっちもやってました笑

部活が夕方に終わってから
電車に乗り事務所まで1人で行き、
毎週遅刻しながら
行ってました。

今でも友達から
「あの時すごかったよね!部活終わって大急ぎで向かっていってさ〜」
と言われるくらいです笑

そんな中学生活を過ごしました。

まぁ、実際「性格を変える」
ことはできてなかったみたいです。
とても難しい壁でした。

今日はこの辺りまでです。

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