お試しワーケーション in 長崎 -そのに- 保育園決め編
滞在中、毎日細かく記録しよー!っと思っていたけれど、毎晩こどもたちと共に寝てしまう日々…。
もともとロングスリーパーめということもありますが、新しい環境で、体力はそんなに使っていなくても、脳が普段よりもエネルギーを消費した気がしますSakiです🧠
長崎からは既に帰ってきてしまいましたが、忘れ去る前に、キロク、kiroku✏️
実際の体験談の前に、まずは、家族deワーケーションに挑戦する上で、一番ネックになっていた、こどもたちの預かり先のお話をしようと思います!
利用した保育サービス
我が家には今夏6歳と3歳になったアニとイモートがいます。私も夫もフルタイムで働いているため、普段の平日は東京の保育園に通っています。2人とも保育園歴は既に数年と、保育園児としては結構玄人ですw
コロナ禍では、休園になったり濃厚接触者で自宅待機となったり、家で過ごすことも多く、私(母)もそれなりに大人な対応で仕事と両立できるように(もちろん、職場の大いなる理解ありきですので、環境にも恵まれました…)。
…とはいえ、あくまでそれなり(笑)
だし、やはりワーケーションの醍醐味として、こどもたちにも新しい環境や経験にチャレンジしてもらえるということもあるので、地元の保育園に通ってみることに。
そこで、今回の旅では、保育園の『一時保育』を活用しました!
うちは、最初からフルタイムで保育園に通っているので、これまで一時保育利用はしたことがなかったのですが、多くの保育園で実施されているサービスです。
一時保育は、親のリフレッシュなどを理由にしても全然OKなので、専業主婦主夫なパパママさんにもぜひぜひ活用してほしい素敵サービス。
ただ、預かる人員的余裕があるか、また、預かってもらえるとしても、時間や曜日の設定などは園に委ねられているので、個別にお問い合わせが必要。
長崎市にエリアを定め、仕事のお昼休憩中にメールや電話でお伺い。
一時保育自体はやっている園が多かったけれど、行事があったりして人員的に厳しかったり、基本的には週に3回、一日あたりMAX5時間という制約があったりして、なかなか希望通りにはいかず…やっぱり難しいかなぁという印象を受けながらも市内中央部のほぼ全園にお問い合わせ。
すると、一つの園から、希望である8/7-10の4日間、こどもを2人とも8-17時で預かってくださるとの返信が!!
なんてありがたや。
情報があまりなかったので、どんな園かは行ってみないとわからないという状態でしたが、まずは受け入れてくださったことに喜びとご縁を感じ、早速お願いしますとお伝えしました。
保育園が決まって、そこでようやく飛行機や宿をおさえ、詳細の予定なども詰め始めることができました。(旅立つ2〜3週間くらい前)
夏休みということもあり、その時点で宿がだいぶ限られていたので、当たり前ですがお早めの計画をおすすめします…!
実際に通ったこどもたちの体験談は、いろんな感情があるので、また次回じっくりまとめたいと思っていますが、先にみなさんへの参考情報をいくつか書いておこうと思います◎
そもそもなぜ長崎にしたの?
それは、もともと私の両親の故郷が長崎で、昨年亡くなった祖父の初盆のために帰省の予定があったから。
せっかく行くんだから、長めに滞在してワーケーションもできたらお得じゃない?!という単純な理由です。そしてこれを機に、幼い頃ちょっぴり住んだことのある私自身もルーツを辿れたらなぁとふんわり思ってのこと。
あともう一つ、保育園について比較的調べやすかったという点も後押ししてくれたと思います。
最初は、九州なら他の県も全然アリと思って、ちらっと他県もリサーチし始めてみたのですが、保育園のリストはあっても、住所や電話番号などの記載しかなく、どんな園かもわからない、どこから手をつけていいかわからないという状態に陥り…。
でも長崎市のサイトに辿り着いたら、園のリストに、園のサイトのURLを記載してくださっていて、このほんのちょこっとのことが、クリックという私の小さなアクションを引き出し、園の情報も得られつつメールやフォームというお問い合わせ手段にもありつけ、再びワクワク前向きな気持ちに!
結果的に電話でお話させてもらった園もいくつかありますが、何十もある園にかたっぱしからかけなくちゃいけないわけではなかったので、心理的なハードルがかなり下がりました。
ただ、他県のサイトを見たと言っても、チラ見レベルなのと、自治体によっても全然違うと思うので、気になってる地域があればぜひご自身で調べてみてほしいなと思います。
もちろん自分で気になった園のURLを調べることもできますしね。
あと自治体によっては、「〇〇市(県)内に住む」という条件が記載してあったりするところもありましたが、最終的な判断はそれぞれの園に個別に委ねられてるケースが多そうだと感じました。(これは直接問い合わせたわけではないので、自治体で方針を決めているケースもあるかも)
長崎の最初の園に問い合わせたときも、県外だとだめって言われちゃわないかなと少し不安もありましたが、少なくとも長崎市ではそういった制限をかけてる様子はなく、どの園も条件さえ合えば大丈夫ですよ〜というスタンスでした!
保育園選びのポイント
東京から遠く離れた長崎の各園の雰囲気を知る術は、それぞれのHPを見るくらいしかなかったので、正直お伝えできるポイントはあまりありません。
しかも今回は一時保育利用で、多くの園が曜日と最大時間の制約を設けていたので、条件が合うところが2園くらいしかなく、そもそもの選択肢が多くはありませんでした。
ただ最終的に決めた園は、園長先生が自らメールで丁寧にやりとりをしてくださり、初めから好印象でした。(でも他のところも色々お気遣いいただいたり、違和感を感じるようなところは全然ありませんでした。)
一点、結果的に良かった点をあげるとすると、拠点からのアクセスでしょうか。あまり選べる状況ではありませんでしたが、ご縁のあった園は宿泊先の目の前にある路面電車の駅から15分くらい、タクシーだと10分くらいで行ける距離で、とても通いやすかったです。
詳細は別でお話しようと思っていますが、新しい園、慣らしが必要な子ももちろんいると思います。我が家も下の子が朝かなりごねましたので、仕事があるとその時間がストレスになりやすいです。せっかくのチャレンジ、ポジティブな経験値にできるよう寄り添える余裕を作っておくということは、お互いにとってすごくすごく大切です。なので、通園の時間は短い&楽な手段がある(我が家も滞在中にタクシーを一度利用しました)といいかも、よかった、と感じました。
登録などの手続き
通常の一時保育利用においては、書類などを提出して予め登録手続きを済ませておくことが一般的です。その上で、月の決まったタイミングなどで、事前予約(電話だったり、LINEアプリだったり、園によって方法は様々)が必要になります。
ただ、今回お世話になった園では、事前の手続きは一切必要ありませんでした。一度お電話でこどもたちのことなどを簡単にヒアリングしていただき、初日に直接お伺いし、連絡先等の基本情報だけを紙に記入すればそのまま預けることができました。(保険証番号の記入も必要だったので、それは保険証のコピーをとっていただきました。)
県外からだったので、お気遣いいただいたのかもしれません。大変ありがたい対応でした。
持ち物
保育園に通うお子さんをお持ちの方はわかると思いますが、保育園には着替えなどをはじめ、毎日たくさんの荷物を持っていく必要があります。
今回家族4人で2週間近い滞在を予定していたので、できるだけ持ち物は減らしたかったのですが、その点もお気遣いいただいたのか、必要な持ち物は以下のみでした。
着替え(水遊びなどもあるので毎日2セット)
下の子はトイトレ未完了なのでおむつ(でも持ち帰りは不要)
汚れ物を入れる袋
通常の旅行と変わらないような持ち物リストにおさめられたので、とてもありがたかったです。
預かりにかかる費用
みなさん、一番気になるところかと思います。結論から言いますと、非常に安かったです!
認可の園でしたので、一般的な費用で、特に住民票が県外にあるから高いということもありませんでした。それも、こども1人、1時間あたり300円(3,000円じゃありません、300円です!)+給食を食べる場合は一回あたり100円。
というわけで、今回の我が家はこども2人を3日間預けて合計で12,000円でした(初日、2日目は慣らしも兼ねて短め、かつ、台風直撃の日はお休みにしたため、当初の予定よりも合計時間が少なくなりました)。
滞在費用が色々かかる中、こんだけで済んだのはとってもありがたい!! もちろん1ヶ月も通ったりすれば10万ほどと、通常の保育料よりも高くなるかと思いますが、認可外でしたりシッターさんにお願いするよりはかなりリーズナブルです。
一時保育以外の選択肢
今回は一時保育を活用することにしましたが、一応他の選択肢も検討には入れていましたので、最後にそちらもチラッとシェア。
サマープログラム:一番最初は、プチ海外留学のような体験にできればとインターナショナルスクールのサマープログラムなどをリサーチしていました。九州内にもいくつかあったのですが、2歳児(下の子は3歳になっていましたが、年齢区分で言うと2歳児クラスに該当)を預かってくれる短期プログラムは見つけられず、今回は断念。年少さんくらいからはあるようだったので、また来年リベンジ?!(ただしお値段はそれなりにお高い)
ベビーシッター:私自身もベビーシッターのお仕事をした経験が過去にあり、これも選択肢としてはありましたが、今回の家族deワーケーションの目的として、できるだけ”現地で暮らしてみる”というテーマがあったので、兄妹だけで過ごすのではなく、現地の色々な方々と触れ合える体験にしたかったのです。なので、最終手段としてはシッターさんや託児所的なところをスポット活用することもあり得ましたが、個人的な優先順位としては低めでした。
広域利用の制度活用:この制度は会社の仲間である美穂さんからシェアしていただいた情報です。住民票のない自治体の保育園でも保育サービスが受けられるよう国が定めている制度だそうです。保育料の無償化が適応されるらしく、私も使ってみたい!と思ったのですが、今回はすごく短期だということもあり、また、手続き上、一度現在通っている保育園を退園する形になるそうなので、事前に戻れるよう自治体との交渉ができていれば大丈夫かと思いますが、まだまだ浸透しきっている制度ではなく、万が一戻れないということがあったら怖かったので、今回は断念。(現在通っている保育園が、わざわざ引っ越してまで通い始めた大好きな園なので…)でも1ヶ月くらいの長期で行く場合や、里帰り出産する方などは活用できるといいのではないかと思う制度ですので、詳しくは美穂さんのnoteをご覧ください🎵
今回の家族deワーケーションは、全て自己手配でした。リサーチしまくったり、段取りを組んだり、調整したり、、、と確かに大変でしたので、こどもたちの預かり先も含めてパッケージとして提供されるサービスが今後増えていくと、すごくいいなーとは思います。
でも、自分で見つける、選ぶ、楽しさやワクワクはとても感じられましたし、計画にエネルギーをかけた分、こどもたちにとっても、自分にとっても、学びやポジティブな思い出が得られるような経験にしようという思いも一層強くなりました。
年に1回くらいのペースで、またチャレンジしてみたいと思います!!
さて、次回はいよいよ実際の体験談についてお話していけたらと思います。更新がゆるり系ですが、ご興味ある方、ぜひお付き合いくださいませ〜✨
Thank you!!