秋の燈(ひ)
秋の燈(ひ)のいつものひとつともりたる
木下夕爾
秋になり、朝夕の涼しい風がたつようになると、秋の夜長も手伝って、読書欲が高まります。「燈火親し」とは、昔はロウソクやランプのあかりを頼りに読書したことをいいますが、今やすっかり電燈(ライト)なので「燈下」になるでしょうか。LEDであれば、なにが相応しいかしら。
おなじ明るさを表す字でも、燈は秋に似合います。春は光、夏は照り、秋は燈、冬は灯び。他愛ない言葉あそびのなかにも、いまこの季節を迎えた喜びに胸が満ちゆくこの頃です。今日もいちりんあなたにどうぞ。
ダリア 花言葉「気まぐれ」
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フラワーギフト専門店 「Hanaimo」 店主
普段はお祝いやお悔やみに贈る花、ビジネスシーンで贈る花の全国発送をしている、花屋の店主です。
「あなたの想いを花でかたちに」するのが仕事です。since2002
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