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Ark(アーク)

ブルーのワインを 片手に持ったら
思い出すシーン 少し震えてる

透けて見えるのは 心の中だと
言い聞かせていく そんな夜だった

あの女性(ひと)だけだと 切ないまなざし
決めた強さ知り 小さくうなずく

歩きたい道は いずれ重なると
信じていたのに 砕け散った瞬間(とき)

生まれ変わりさえ すればこんなこと
すぐに忘れると 思っていたのに

あの子の命は 暖かい光
放っていたから 心が震えた

守り合う人と 肩を寄せあって
生きていくんだと 語りかけてくる

どれだけ奪って 捧げ続けても
何も変わらない 今さら気づいた

これが最後だと 眠りにつく前
ひとときよぎった 面影さみしい

幸せであれと 薄い意識で
祈りをささげた 届きますように

<歌詞のイメージ>

「銀河鉄道999」の「喰命聖女」に出てくる「アーク」という女性
は主人公である星野鉄郎の命を奪おうとしながら身代わりとなり、
命を失いますがその理由はストーリーでは語られていません。

アークが若く、まだ機械化人間ではなかったころに人間への不信感
を持ったのではないかという想像を基に、アークの感情を描き出して
みました。

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紫媛(さきひめ)
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